【リオ卓球】女子は世界ランキング4位のシンガポールと3決!展望や日程・テレビ放送予定や見どころなど

前回ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した日本女子卓球チーム。

福原愛、石川佳純、伊藤美誠(いとうみま)の3人で臨んだ今回リオオリンピックでは準決勝まで危なげなく進んだものの、準決勝の卓球チーム世界ランク9位のドイツに大接戦の末2-3で敗れ、銅メダルをかけて3位決定戦に回る事となりました。

ここではシンガポール戦の見どころや展望、戦績などやここまでの日本チームの調子、課題、さらには3位決定戦の日程やテレビ中継予定などをご紹介します。

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リオオリンピックでの卓球日本女子の準決勝までの総括

日本卓球女子は1回戦でポーランド、準々決勝でオーストリアと対戦し、ともに3-0のストレート勝利を収めて準決勝までパーフェクトで勝ち上がってきました。シングルス2点起用のエース・石川佳純がシングルス初戦敗退の影響を微塵も感じさせない程の絶好調でしたね。最大のポイントとなる福原愛・伊藤美誠のダブルスもほぼ完ぺきであり、ともに中国からの帰化選手を揃えて今年3月の世界卓球よりも大幅に戦力を増強してきたポーランド、オーストリアを寄せ付けませんでした。

準決勝に勝ち残ったベスト4のうち、ここまで1試合も落としていないチームは世界ランク1位の女王・中国と世界ランク2位の日本のみ。まさに貫録勝ちといった印象まで与える余裕の勝ちっぷりでした。

そして準決勝で対戦したのが最新の世界ランキングで9位のドイツ。世界ランクこそ9位ですが、その顔触れは9位のそれではありません。

世界卓球2016ではこのドイツチームと日本は2度対戦。1勝1敗でした。そしてその世界卓球から2人メンバーが変わったのが今回のリオ女子ドイツ代表チームです。

世界卓球では認められていなかった中国からの帰化選手二人が加わったのです。二人は世界ランク7位のハン・イン選手と同21位のシャン・シャオナ選手。世界卓球で日本とほぼ互角だったドイツチームにエース級2枚が加わったのです。

当然大接戦が予想されましたが、その予想通り、5試合中4試合がフルセットにもつれ込むクロスゲームとなり、最終的には2-3で日本はドイツに敗れてしまいました。

死闘のドイツ戦 第1試合と第3試合がポイント 福原の最後のエッジボールは審判の判定通り

ドイツチームは日本戦オーダーで最もチームで世界ランキングの高いカットマンのハン・インをシングルス2点起用で来ました。日本はエースの石川佳純を2点起用です。

団体戦に先立って行われたシングルスで石川佳純、福原愛がともに北朝鮮のカットマン、キム・ソンイに敗れた結果を見てもこの起用は妥当でしょう。やはり日本チームの最大の弱点がカットマンであるというのは明白でした。

初戦は世界ランキング9位の伊藤美誠と同15位のソルヤとの対戦となりました。世界卓球では石川、福原を倒した実力者のソルヤでしたが、伊藤美誠はソルヤのパワードライブに対して前陣での速攻で戦いを挑み、試合はとりつとられつで進み、2-2出迎えた最終第5ゲーム、伊藤選手は9-3と6点リードのままあと2ポイントで勝利という有利な状況で終盤を迎えます。しかしここからまさかの7連続失点。相手にマッチポイントを握られ、結局このゲームを落とし、第1試合で敗れてしまいました。

伊藤選手を攻めるわけではありませんが、やはりこの敗戦が最も痛かったですね。流れが完全にドイツに行ってしまいました。

第2試合は0-2から3ゲーム連取で石川佳純が逆転勝ち。相手のカットの回転に慣れてからの第3ゲーム以降は全く危なげなかったですね。石川の対応力や実力をいかんなく発揮させた試合でした。

そしてもう一つの大きなポイントが第3試合のダブルス。伊藤・福原ペア対シャン・ソルヤペアです。この試合も一進一退の攻防が続き、勝負は最終ゲームへ。最後は11-7でドイツペアが押し切り、これで日本は1勝2敗と後がない状況へと追い込まれてしまいました。

伊藤選手のスマッシュミスが目立ち、そして勝負どころでは福原選手のサーブが高く浮いたり、台から出てしまったりして強打される場面も目立ちましたね。二人ともかなりの重圧であった事が容易に見て取れる試合でした。ここを落としたのも非常に痛かったですね。

第4試合は石川佳純がペンホルダー速攻型のシャン・シャオナを全く寄せ付けずにストレート勝ちで2-2タイに戻します。

そして勝負は最終第5試合、福原愛対ハン・イン戦へ。ほとんど攻撃に転じないハンに対して福原は粘り強いドライブ、ストップ、ツッツキで相手を揺さぶり、試合は粘り合いの様相を呈しながら2-2で最終第5ゲームへ。

第5ゲームでは終盤福原が6連続ポイントで逆転。しかしそこからスマッシュミスを連発して再逆転を許し、最後は相手ボールがエッジボールとなって試合終了。日本はドイツに2-3で敗れる事となりました。

最後のエッジボールがサイドボールではないかと日本チームが抗議しますが覆りませんでしたね。この光景はメディアなどでもかなり注目されましたが、あれは明らかにエッジボールでしたね。台に当たった時に斜め上に跳ねましたから。サイドボールだと逆に下に落ちますし、斜め上に跳ねる事は在り得ません。

ともかく、間違いなく勝てる試合だっただけに選手たちは相当悔しかったに違いありません。3位決定戦が心配されるほど後をひく負け方とも言えますね。

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シンガポール戦はシングルス2点使いフォンに1勝する事とダブルス戦で勝つことがポイント

ショッキングな敗戦を引きずる事なく日本チームは銅メダルをかけた3位決定戦に臨まなければなりません。

相手は団体の世界チームランキング3位のシンガポール。中国を除けば最も厄介な難敵中の難敵です。

日本女子とシンガポール女子の個人ごとの対戦成績を見てみましょう。

石川佳純(6位)
対フォン・ティエン・ウェイ ( 4位) 4勝 9敗
対ユー・モンユ―       (13位) 8勝 8敗
対チョウ・イーハン      (32位) 1勝 0敗

福原 愛(8位)
対フォン・ティエン・ウェイ ( 4位) 4勝14敗
対ユー・モンユ―       (13位) 6勝 2敗
対チョウ・イーハン      (32位) 2勝 0敗

伊藤美誠(9位)
対フォン・ティエン・ウェイ ( 4位) 1勝 2敗
対ユー・モンユ―       (13位) 4勝 1敗
対チョウ・イーハン      (32位) 3勝 0敗

このチームの絶対的エースは世界ランク4位の馮天薇(フォン・ティエン・ウェイ)選手で、間違いなくこの選手がシングルス2点使いで起用される事でしょう。

福原愛選手がリオ五輪のシングルス準々決勝で4-0ストレート勝ちを収めたフォン選手ですが、通算成績を見ると日本の全選手が負け越している非常に相性の悪い相手です。日本はこのフォン選手に2敗を喫する事だけは避けなくてはなりません。シングルスでフォンを破った福原選手、わずか3試合ながら1勝2敗とほぼ互角の勝負を展開してきた伊藤美誠選手の奮起は欠かせないでしょう。

このシンガポールにはここまで日本選手を苦しめてきたカットマンはいません。全ての選手はシェークハンドのドライブ攻撃型であり、スピードとパワーの両方をバランスよく兼ね備えたタイプです。しかもすべての選手が右利きです。
変則的な選手はおらず、正統派の選手ばかりなので日本の選手にとってはやりにくさは無いはずです。

ポイントはやはりダブルスという事になるでしょう。伊藤・福原ペアは絶対にダブルスを落としてはいけません。石川は最低1勝、2勝の可能性も大いにあります。ダブルスが全てを握っているといってもおかしくない程に重要になってきます。

ダブルスさえ取れれば、石川が最低でも1勝して合計2勝。そして後は石川、福原、伊藤の3つのシングルスのうち1勝でいいのです。

銀メダル以上がかかったドイツ戦程の重圧はこの試合ではないはずです。個人的には前回ロンドン以上のメダル獲得のプレッシャーから解放された天才卓球少女、伊藤美誠の爆発に期待したいところですね。

リオ五輪女子卓球3位決定戦日本対シンガポール戦の試合日程・テレビ放送予定

卓球女子団体3位決定戦 日本対シンガポール

8月16日(火) 23:00~ 

テレビ放送予定

8月16日(火) 22:00~ NHK総合

なお、放送予定は予告なく変更になる場合がありますので、番組表などでご確認ください。

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