【リオ五輪】青森県八戸市の星・伊調馨(いちょうかおり)女子レスリング58kg級金メダルなるか?展望や見どころ、ライバルたち

リオオリンピックにおいてメダル量産が期待されているのが女子レスリング。

もはや日本のお家芸と言っても過言ではない程に世界のトップ選手を輩出し続ける日本女子レスリング界ですが、ここではその中でも、前人未到のオリンピック4連覇に挑む女子レスリングフリースタイル58kg級の伊調馨(いちょうかおり)選手をご紹介します。

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伊調馨のプロフィール

生年月日 :1984年(昭和59年)6月13日生まれの32歳
出   身:青森県八戸市
身   長:166cm
階   級:58kg級
出 身 校:至学館大学
所属チーム:ALSOK(アルソック)
兄   弟:兄・寿行と姉・千春(北京五輪銀メダリスト)
コ ー チ:栄和人
ニックネーム:きんさんぎんさん

最強にして最大のライバル・吉田沙保里と伊調馨の対照的なキャラクター

伊調馨選手はもはや誰もが知るレスリング界のレジェンドといってもいい存在です。

53kg級の吉田沙保里と並ぶオリンピック女子レスリング3大会連続金メダリストであり、リオオリンピックでは前人未到の4連覇を目指しています。

吉田沙保里選手が積極的にメディアに露出して人気を博しているのに対して、伊調馨選手はあまりメディアの前に現れる機会はありません。

二人を良く知る人物が口を揃えて言うのが、吉田沙保里選手と伊調馨選手は全くと言っていいほど性格が対照的であるという事です。

サービス精神が旺盛で、試合以外でもリップサービスを欠かさない吉田選手に対して、伊調選手は極めてストイックな選手だそうです。まさにレスリングを極める求道者のような趣さえ感じさせる選手なのです。常に上を目指す、ただひたすらもっと素晴らしいレスリング選手になりたいという向上心。これが伊調選手が絶対王者に君臨し続けている一番の理由だと思います。

吉田沙保里と伊調馨。

この対照的な女王が両雄並び立っている日本女子レスリング界。強いはずだと思いませんか?

兄・寿行さんと姉・千春さんが生んだ天才レスラー伊調馨

すでに日本アスリート界の伝説に残る選手となった伊調馨選手ですが、彼女がレスリングを始めたのは物心つく前からだそうです。

プロフィール上は3歳という事にしていたそうなのですが、覚えていないから3歳という事にしていたのだとか(笑)。おむつをつけていた頃から兄や姉の影響でレスリングクラブに出入りしていたそうです。

伊調馨選手の姉といえば、アテネオリンピックと北京オリンピックの女子レスリング48kg級で銀メダルを獲得した伊調千春さん。馨選手よりも3歳年上で、伊調姉妹として女子レスリング界で世界一有名な姉妹といっても過言ではない名選手です。

そしてこちらはあまり知られていないかもしれませんが、伊調姉妹の兄である伊調寿行さんもレスリング選手でした。全日本ジュニアで3位、全日本大学選手権4位など、有望選手として活躍していました。年齢は千春さんの4歳上で馨さんの7歳上になります。現在は伊調馨選手が所属するALSOKのレスリング部コーチを務めています。

女子レスリング界に残る名選手、伊調姉妹を産んだ一番の功労者はこの伊調寿行さんかもしれません。寿行さんが通っていたレスリングクラブに千春さんがついていき、そして馨選手も・・全てをつなげたのはこの寿行さんなのかもしれませんね。

今はコーチとして馨選手を支える兄、そしてオリンピックでは残念ながらあと一歩金メダルには届かなかった姉。兄と姉の想いを背負って戦い続ける伊調馨。強さの原動力はそんなところにもあるのかもしれません。

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189連勝ストップはストイックな探求心の副産物?リオではハイパーレスラー・伊調馨に!

伊調馨選手の強さの秘密は何か?

類い稀な才能と弛まぬ努力は当然として、それ以外ではやはり、前述したようにストイックにレスリングに取り組むその姿勢でしょう。

とにかく研究熱心なのだそうです。男子のビデオを研究し、その技を理論的に説明し、試行錯誤しながらやってみて自分のものにしてしまうと、男子フリー日本代表の田南部力コーチは言います。

そしてこうも付け加えています。

「新しい技をマスターする事が楽しいんです、馨は。恐らく今が一番強いと思う」

と。

今年1月に行われたヤリギン国際大会の決勝戦でモンゴルの選手に0-10のテクニカルフォール負けを喫し、連勝が189でストップした際にはメディアでもリオ五輪へ暗雲などと書かれましたが、それも伊調選手のストイックさが現れたものだという関係者の話もあります。

実はこの大会前に伊調選手は

「今、少し悩んでいる。間合いをつかむヒントが欲しい」

と珍しく悩みを公言していました。試行錯誤の段階で壁に当たっていたのでしょう。しかしそれはあくまで誰もがたどりつけない高みを目指しているからこその悩みであり、この気持ちがある限りは間違いなく大丈夫だと確信します。

間違いなくこれまでよりも一回り大きくなり、さらに誰もの手に届かないところへと登った伊調馨選手の姿をリオでは見られる事でしょう。

不気味なモンゴルのプレブドルジ フィンランドのオリやロシアのコブロワも実力は侮れず!

伊調馨選手が絶対女王として君臨するリオ五輪女子レスリングフリースタイル58kg級。

その伊調選手に立ちはだかる海外の強豪たちをご紹介しましょう。

まずは昨年の世界選手権で伊調馨に次ぐ2位となったフィンランドのぺトラ・オリ。今シーズンは絶好調であり、目下国際大会3連勝中です。勢いを持ってリオに乗り込んでくるのは非常に不気味です。世界選手権では伊調選手に完敗を喫していますが、状態の良さでどこまで迫っているのかが気になる選手です。

次に警戒すべきなのが、ロシアのバレリア・コブロワ。2013,2014年の世界選手権で表彰台に上がっている選手であり、世界的な実績はトップクラスです。何よりもこの選手の名を一躍高めたのが、2012年の女子ワールドカップ団体決勝での吉田沙保里戦での勝利。この敗戦によって吉田の連勝記録は58でストップ。これは日本でも大きく報道されました。そう、あの選手です。この選手も間違いなくメダル候補でしょう。

そして忘れてはならないのがモンゴルのオーコン・プレブドルジ。モンゴルと聞いて察しの良い方はお気付きでしょう。そうです、今年1月に伊調選手の連勝をストップさせる負けを喫した相手です。

この選手はそれほど国際大会での実績があるわけではありません。しかし伊調選手に黒星をつけました。不気味過ぎる選手です。まあ伊調選手が同じ選手に二度不覚を取るとは思えませんが、生粋の伊調キラーなのでは?という疑念も沸いてきてしまいます。当たらないに越したことはないかもしれません。伊調選手はリベンジしたいでしょうし、自信もあるでしょうけどね(苦笑)。やっぱり見てる方からすると不気味ですよね。

その他ではロンドン銅メダリストのアゼルバイジャン、ラトケビッチや、直近2年の世界選手権で連続3位のトルコ、イェスリマークあたりでしょうが、どの選手も伊調選手との勝負付けは終わっている感もあります。

やはり一番不気味なのはモンゴルのプレブドルジだと思いますね。

リオオリンピック女子レスリングフリースタイル58kg級の試合日程とテレビ放送予定

8月17日(水) 1回戦      22:00~

8月17日(水) 2回戦      22:32~

8月17日(水) 準々決勝・準決勝 23:36~

8月18日(水) 3位決定戦・決勝 04:00~

現在決まっているテレビ放送予定は以下の通りです。

8月18日(水) 1・2回戦、準々決勝・準決勝 テレビ朝日・NHKBS-1  22:00~

8月19日(水) 決勝・3位決定戦   NHK総合 03:55~

尚、予定は予告なく変更される場合もありますので、念のために番組表などでご確認ください。

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