2018ロシアW杯最終予選UAE戦展望 アマル封じのボランチは誰?清武、本田のスタメン出場はあるのか?

いよいよ開幕する2018ワールドカップサッカーロシア大会のアジア最終予選。

9月1日には開幕戦となる埼玉スタジアムでのUAE戦、そして9月6日にはアウェーに乗り込んでのタイ戦が控えています。

そこでここでは最終予選初戦のUAE戦の展望や課題、そしてノルマなどを見ていきましょう。

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初戦敗戦だとアジア予選敗退率100%という恐るべきデータが示す開幕戦の重要性

最終予選の日程や全体の展望などはこちらの記事をご覧ください。

ロシアワールドカップへのチケットをかけた最終予選 組合せ、試合日程から見る日本代表の展望 アウェー戦がカギか

とにかくこの開幕2連戦は重要となります。この先の長い長い戦いの行方を占う意味でも絶対に負けは許されません。

どれだけ開幕戦が大事かという事を如実に物語る恐ろしいデータがあります。

これまでの数十年のワールドカップサッカーの歴史において、アジア最終予選の初戦に負けたチームは1チームたりともワールドカップ本戦へ出場できていないのです。

つまり、アジア最終予選初戦で負けた国は100%ワールドカップ予選敗退が決まるというのがデータ上の事実なのです。

この恐るべきデータこそ、負けが許されない理由です。

当然このデータはUAEも知っているでしょう。だからこそUAEも死に物狂いで勝ちを奪いに来るはずです。

UAE史上最高の選手、アマル封じが日本勝利のカギとなる

ちなみに、日本の最新のFIFA世界ランキングは49位で、UAEは74位となっています。

日本はイラン、韓国に次いでアジアで3番目のランキングであり、最終予選グループBを戦う6カ国の中では最も最上位にランクされています。ランキング上は一番の格上という事になります。

しかしこのUAEとは昨年のアジアカップの準々決勝で対戦し、PK戦の末に敗れています(公式記録上は引き分け)。若い選手が多く、しかも前線に才能ある攻撃的選手が揃うUAEは、中東の中でもイランに次いで最も危険な相手と言われています。

特に気をつけなければならないのが、アフロヘアが特徴的な背番号10のレフティー、アマルと、同じく中盤のアリ、そして最前線の点取り屋、マブフートの三人です。

中でもUAE史上最高の選手と言われているアマルは、ほぼすべての得点パターンに絡むと言っていいほどUAEの攻撃の中心となっている選手です。決定的なパスや展開はこのアマルがほぼ全てに絡んでいます。

逆を返せばこのアマルを封じればUAEの得点力は半減すると言ってもいいでしょう。

守備面での大きなポイントはアマルの攻撃力を封じるためにどのような布陣を敷き、守備をするのか?これがカギとなるでしょう。

カギを握る中盤の底(DH)は長谷部と誰?柏木か山口蛍か大島僚太か?

UAE中盤に君臨するアマルと対峙する事になるのが、恐らく日本のボランチ陣という事になりそうです。

日本は2ボランチのフォーメーションが確実視されており、2ボランチのうちの一人はほぼ間違いなく長谷部誠(フランクフルト)で決まりでしょう。

注目すべきはその長谷部と誰がボランチでコンビを組むのかという事です。

ここ最近の日本代表のフォーメーションから考えると、柏木陽介(浦和)が順当なのでしょうが、どうもそうすんなりとはいかなそうです。

メディアによって様々ですが、山口蛍(セレッソ大阪)と長谷部という予想もあれば、リオオリンピックで素晴らしいプレーを見せた大島僚太(川崎F)を大抜擢するのでは?という意見もあります。

わたしも実は、ハリルホジッチは大島僚太を抜擢するのではないかと考えています。

アマル対策という事だけを考えれば、最も守備力の高い山口蛍という選択肢となるのでしょうが、山口蛍と長谷部誠のダブルボランチだと、前線にパスを供給できる選手がいなくなってしまいます。前に質の高いボールが出ないので、前線の選手がボールを貰いに降りてきて前線の選手の人数不足や連携不全が起きるというのはハリルジャパンの当初の課題でした。恐らくその轍は踏まないであろうと予想するので、山口蛍のスタメンは無いと見ますね。

では柏木陽介か?となると、守備力に不安が大きくなります。前線へ質の高いロングボールを送れるというキックの精度は大きな魅力ですが、いかんせん守備が軽すぎるという印象ですね。

そこで大島僚太の名が浮上します。大島僚太の課題も守備です。ボランチとしての守備力は決して高くないですが、それを補って余りある攻撃センスがあります。ハリルは恐らくこの大島を長谷部の相方として育てていくのだろうとわたしは予想します。

アマルは長谷部が徹底的にマーク、長谷部がサイドのスペース埋めに行った時が心配ですが、ハリル的にはアジア二次予選で得点が取れなかった初戦のシンガポール戦の嫌なイメージがまだあると思います。よって恐らく長谷部の相方となる中盤の底には一人展開力や攻撃力に長ける選手を入れると予想しますね。という訳で、長谷部の入ったサイドのサイドバックの攻撃参加は少なくなると予想します。相手にスペースを与えないという意味でも、アマルのマークに専念するという意味でも。

そして若手を育てるという意味でも伸びしろの大きい大島僚太を抜擢するのでは?というのがわたしの予想です。

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ミランで出番の無い本田圭佑の出場は?攻撃力アップのために清武スタメンを!

もう一つ気になるのが、ハリルホジッチ体制では不動の右ウイングとしてスタメン起用されていた本田圭佑(ミラン)の状態です。

所属先であるACミランでは開幕から全く出番の無い状態が続いている本田圭佑選手。当然試合勘は鈍り、試合に悪影響を与えるであろう事は間違いありません。常々、所属クラブで継続的に試合に出ているという事を重視すると明言しているハリルホジッチは、この状態の本田選手をスタメン起用するのでしょうか。

ちなみに、本田選手と代表でのポジションを争う清武弘嗣(セビージャ)は開幕2試合でスタメン出場を果たしており、スペインでも十分に通用するという事を示しています。トップ下での出場が予想される香川真司(ドルトムント)との連携も素晴らしく、この二人のコンビネーションは間違いなく日本の得点パターンの有力なオプションとなるでしょう。これまでの大きな課題であったフリーキックやコーナーキックでのキッカーという意味でもその攻撃力アップは計り知れません。

順当に考えれば、2列目の布陣は、左サイドに清武か宇佐美、右サイドに本田、真ん中に香川という事になるのでしょうが、本田の状態次第によっては、清武あるいは原口元気を右で使い、左に宇佐美か原口というパターンも大いにあり得ると思いますね。

右サイドのスタメンが誰になるのか、そして清武弘嗣を使うのか?これが攻撃面での大きなポイントとなるでしょう。

長友不在の左SBには高徳か?守備よりも攻撃が大きなポイントとなる

長友佑都がケガによって招集できなかった左サイドバックに誰が入るのかというのもポイントですが、ここはこれまでの実績などから考えると無難に酒井高徳(ハンブルガー)という事で行きそうですね。

右サイドバックに酒井宏樹、ゴールキーパーは西川周作、センターバックは吉田麻也と森重真人のコンビ、ワントップに岡崎慎司という形になるのではないでしょうか。

ポイントは前述したように、UAEの前線、特にアマルをどう封じるかという事なのですが、アジアカップでアマルにやられたのは、サイドバックの攻撃参加によってできた広大なスペースを使われた事が大きな原因です。アマルは確かに技術もあり、非常に素晴らしいバスセンスを持った選手ですが、逆に言えばスペースが無く、守備でプレッシャーをかけられた状態ではそれ程怖い選手でもないという印象もわたしは持ちました。フィジカル的には強い方でもないので、きっちり守れば決定的な働きを封じるという事はそれほど難しい事では無いとわたしは思います。

一番のポイントは、いかに得点を取るか?という事に尽きると思いますね。

恐らく試合は日本がボールを支配する状態が圧倒的に多い展開となるでしょう。相手は守備に重きを置き、人数をかけてくるでしょう。スペースの無い状態で崩す事が出来る選手が必要ですね。相手ペナルティエリアの中で積極的に仕掛けていける選手を入れてPK獲得を狙うのも手かもしれません。宇佐美や原口が効果的ですね。

後は、フリーキックやコーナーキックといったセットプレーでの得点力アップのために清武弘嗣は絶対に入れてほしいですね。彼のキック精度は現在の日本代表の中ではずば抜けています。日本の大きな得点源となるはずです。

とにかくカギは攻撃にあると言っていいと思います。攻めあぐねるようであれば、アジアカップでの悪夢の再現という事も大いにあり得るかもしれません。逆に早い時間帯に取れれば一方的になる可能性もありますね。

当たり前の話になってしまって恐縮なのですが、先制点の有無、それもどの時間帯に取るのかによって試合は決まるといえるでしょう。

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