サウジ戦スタメンはこれ!世界ランキング54位の強敵相手に世界ランク129位オマーンとの親善試合で見えた事

いよいよロシアワールドカップ前半戦の最大の山場である、11月15日のサウジアラビア戦を迎えるサッカー日本代表。

11月11日にはその前哨戦ともいえるキリンチャレンジカップの日本対オマーン戦が行われました。

日本の世界ランキングは51位でオマーンの世界ランキングは129位。ハッキリ言って2枚くらいは格下と言ってもいい相手なのですが、この試合から見えてきた希望や課題、そしてサウジ戦のスタメンや試合展開などを予想して見たいと思います。

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オーストラリア戦からスタメンを6人入れ替えたオマーン戦

まずは最も注目された日本のスターティングメンバーを見てみましょう。

     大迫

斉藤   清武   本田

   山口蛍 永木

酒井髙 吉田 丸山 酒井宏

     西川

ハリルホジッチはご覧のような4-2-3-1システムでオマーン戦に臨みました。

オーストラリア戦からの変更としては、ワントップには本田ではなく大迫を、トップ下には香川ではなく清武を、左ウイングには原口ではなく斎藤学、ボランチは長谷部から永木、センターバックを森重から丸山、サイドバックを槙野から酒井宏樹へと変更してきました。

新戦力の大迫、斎藤、永木、丸山を入れてきたあたり、ハリルホジッチとしては新戦力の発掘に重きを置いてきたことが伺えるスタメンですね。

当然この試合はサウジも徹底的に研究材料にするでしょうから、このスタメンがサウジアラビア戦に直結するとは考えられません。しかしサウジ戦、そしてその後の代表にとって使える選手と使えない選手を見極めるためのテストという意味ではサウジ戦に全く参考にならないというわけでももちろんありません。

当然この選手の中からサウジ戦に起用される選手も出てくるでしょう。そういう意味では非常に重要な一戦であるともいえます。

オマーン戦は守備面では参考外?相手のレベルが・・

結果から言えば大迫の2ゴール、清武のPKによるゴール、そして後半アディショナルタイムでの途中出場の小林祐希の代表初ゴールで4-0の大勝を日本が収めました。

まずはこの試合を総括してみますと、ハッキリ言ってオマーンのあまりの体たらくによってさほど意味のある試合にはならなかったと思います。

まあそれはそうでしょう。相手にとってはただの親善試合であり、既にワールドカップへの道を閉ざされたチームなのですから。

しかしそれにしても酷かったですね。完全に引き切ってカウンターを狙うわけでもなく、かといってもちろん前がかりに攻めてくるわけでもなく。結果的に試合は日本がほとんどボールを支配して終わりました。守備陣にとってはほとんど得るものの無かった試合と言ってもいいでしょう。

一つだけ心配だったのが両サイドバックがあまりにも前がかりであったことでしょうか。結果として奪われたボールでピンチを招くことが何度かありましたね。ですがこの辺りはサウジ戦に向けて当然修正してくるでしょう。織り込み済みのはずですし、本番でビハインドという状況を考えて敢えてシミュレートしたのかもしれません。まああまり心配することはないと思いますね。

あと、森重の後継者として期待の高かった丸山ですが、序盤に危ないプレーがあったのが気になりましたね。本番でああいう中途半端なプレーは命取りになります。今日でハリルの評価を上げられたかというと正直微妙でしょう。

最終ラインに関してはそんなもんでしょうか。本当に評価する材料がほとんど無かったんですみません(笑)。

サウジ戦のワントップ当確?の大迫勇也

2ゴールを挙げた大迫勇也に関しては何も言う事はないでしょう。ポストプレー、ゴールへの積極性や決定力、スペースを作る動きはほぼ完ぺきでした。サウジ戦は間違いなくスタメンでしょう。ていうかこれで使わなかったら監督を疑ってしまうレベルです。

後はパスの出し手との連携が合っていなかった部分も見受けられましたが、これはまあ仕方がないでしょう。これから連動できてくるはずです。とにかくワントップはほぼ決まりだと思いますね。

大迫に関しては以前のこちらの記事で詳しく述べているので参照ください。

サッカー日本代表大迫勇也ワントップ固定への提言

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ようやく現れた攻撃的ボランチ候補 永木と小林祐希はオプションとして合格

次に光ったのが先発出場の永木亮太と途中出場の小林祐希ですね。

以前からこのサイトで何度も言っているように、現在の日本代表の一番のウイークポイントはボランチです。長谷部誠と山口蛍で組ませたら守備は安定しますが、前線に供給するボールの質が落ちてしまいます。しかし本来はトップ下やインサイドハーフが本職の選手(柏木陽介や大島僚太)を入れれば展開力は上がりますが、守備面で大きく低下してしまうというジレンマです。

その課題を克服する可能性を秘めた選手が今日の試合で2人見つかりました。それが永木と小林です。

永木は守備と攻撃のバランスの良さが光りましたね。運動量も豊富ですし、試合開始から中盤を制圧できたのは彼の存在が非常に大きかったです。長谷部か山口蛍と組ませれば実にバランスのいいボランチとなるでしょう。セカンドボールも拾えるし、縦への推進力や展開力も期待できる素晴らしいバランサーとなってくれる可能性を見せてくれましたね。
そして攻撃的に得点を取りに行きたい時のオプションとしては小林祐希でしょう。

本来の小林はトップ下の選手というイメージが非常に強かったのですが、現在所属するエールディビジ(オランダリーグ)のヘーレンフェーンではトリプルボランチの一人として三列目を主戦場にしていると聞き、非常に注目して見ていました。

得点シーンはもちろんでしたが、ボランチの位置から縦に素晴らしいパスを通してましたね。もっと連携が取れてくればあのパスは大きな武器になるはずです。守備に関してもあまり守備機会は多くありませんでしたが、球際に強く、守備の軽さは全く感じませんでした。これならば強豪相手の本番でもいけると思いますね。

とにかく両選手とも間違いなくこれから日本代表に定着していく選手でしょう。個人的にはこの永木と小林が最大の収穫だったと思いますね。

トップ下のベストチョイスは清武弘嗣で決まり!斉藤、久保も次に期待

その他の選手に関しては、左サイドに入った斎藤学はらしさをところどころで発揮してはいましたが、原口元気という高い壁を超えるだけのインパクトは残せませんでしたね。しかし相手が疲れた時間帯でのジョーカー的な役割も見て見たかったというのが本当のところです。この選手もまだ呼ばれると思いますね。

久保裕也は良かったですね。何よりセンスがずば抜けています。シュートを打つタイミング、シュートを打つべき場面とパスを選択する場面、そのプレー選択の素早さなどは生まれついての天性のものを感じさせますね。もっと見て見たかった選手であり、改めてリオオリンピックにこの選手がいたらなあ・・と悔しさを思い出させてくれましたよ(苦笑)。

途中出場の浅野拓磨と原口元気はまあ可もなく不可もなくでしたが、岡崎慎司は精彩を欠きましたね。というか、やはり岡崎はワントップよりも右サイド辺りで使った方が持ち味が出ると思います。じゃなければツートップのシャドーですね。なぜこれほどまでにハリルホジッチは岡崎のワントップに拘るのでしょうか。そこだけはどうしても解せませんね。

トップ下の清武弘嗣は素晴らしかったですね。個人的にはこの試合の断トツのMVPです。

2アシストとPKによる得点という結果も勿論でしたが、まさに試合を支配する存在でした。プレースキッカーとしても得点には繋がらなかったものの、コーナーでは何度も素晴らしいボールを蹴ってあわやの場面を演出していましたね。やはりこの正確な右足があるのとないのとでは日本代表の得点力は大きく違ってきます。

いくら相手が酷かったと言っても、攻撃面ではそれなりに収穫の合った試合であった事は間違いないと思いますね。

サウジアラビア戦のスターティングメンバー予想

それではここで次戦サウジアラビア戦のスタメンを予想してみましょう。ズバリこれです。

     大迫

 原口  清武  本田

   長谷部 山口蛍

酒井髙 森重 吉田 酒井宏

     西川

ほぼこれで決まりでしょう。

本来ならばホームで勝ちが求められる試合ですので、ボランチに一人攻撃的な選手を入れたいところなのでしょうが、ホームのUAE戦、イラク戦での守備の脆弱さを繰り返さないためにスタメンは手堅く長谷部、山口で行くのではないでしょうか。ビハインドあるいはタイスコアの状態が続くようであれば小林祐希投入といった感じになると予想します。

トップ下は清武弘嗣でしょう。というか、清武を使うべきです。さすがに今日のオマーン戦でハリルも清武の重要性を理解したと思いますね。いや、そう思いたいです(爆汗)。

ワントップは清武と見事に息の合っていた大迫で決まり。右サイドはセットプレー時の守備などを考えても本田圭佑でしょう。ここは外せないかと思われます。左サイドは今やこのチームの核ともいえる存在となった原口元気で間違いありません。

最終ラインはこれまでの面々でこれもほぼ決まりでしょう。

個人的な感想としては、基本システム4-2-3-1以外にアンカーシステムのオプションを完成させてほしいというのが正直なところです。4-3-3かあるいは4-1-4-1ですね。日本に多くいるインサイドハーフの優秀な選手を生かすためにも是非試してほしいシステムのですが、ここまで見ているとハリルにその気は毛頭無いようなので非常に残念です。もうアジア予選は4-2-3-1で行くという事なのでしょう。

とにかくオマーン戦はあくまで親善試合。しかも相手はモチベーションがほとんどといっていいほどなく、試合を見てても観光気分だなとわかるほどの相手でした。

当然ロシアワールドカップの出場権をかけたサウジアラビア戦は比べ物にならない程シビアなものになるでしょう。

ハリルホジッチが本番にどのような布陣で臨み、このオマーン戦をどう生かすか?15日の試合を楽しみに待ちましょう。

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