本田圭佑がベンチ!?サッカー日本代表の現在の課題と展望。理想のスタメン・フォーメーションはこれ

代表メンバー選考でわかった ハリル本気の「本田外し」

我が愛読スポーツ紙、競馬ファンとプロレスファンとエロネタファンの良心である大スポ(以下東スポ)の記事です(うちらの地域では大スポなんです、大スポ)。

こんなタイトルの記事ですがなんてこたぁない、トップで起用していた岡崎慎司の右サイドでの起用をハリルホジッチが検討しているって事で別に本田を干そうとかって記事ではないっす(笑)

しかしこの大袈裟な見出しも東スポの売りですし、いい意味で何十年間もブレていないそのスタンスが、ビートたけしを始めとする一部の熱狂的なマニアを引き付けて離さない所以でもあります。当然、自分もそんな東スポの中毒性に引き寄せられた東スポマニアの一人です。

ハッ!!ここで東スポの素晴らしさを語り始めると止まらなくなってしまうので本題に戻らなくてはっ(汗)

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サッカー日本代表における現状の課題

ロシアワールドカップ予選のシンガポール線を11月12日、カンボジア戦を17日にともにアウェーで戦うサッカー日本代表ですが、どちらのチームも力的には日本よりかなり格下と言っていい相手です。

放送するテレビ局的には「大一番」だとか「試練のアウェー戦」だとかの煽り文句が踊るのでしょうが、アウェー戦と言っても勝利しての3ポイント獲得は当然のミッションであり、試合の結果以上に今後の最終予選に向けての試合内容(戦術・連携の理解度・成熟度など)が問われる試合と言っていいでしょう。

そんなアウェー2連戦に臨む代表メンバーが発表されましたが、前回までと大きな変動と言えば、DFを一人減らしてFWを一人増やした事でしょう。

ここから導き出される結論としては、ハリルホジッチが最重要課題のひとつとして考えるのに、FWを始めとする攻撃的選手の得点力不足が挙げられるという事です。

遥か格下と思われた(実際には格下)シンガポールにまさかのホーム引き分けに終わった2次予選初戦などに見るように、スコアレスドロー狙いのドン引きで守る相手チームに対しての日本の得点力不足は何も今に始まったことではありません。ここ何年も言われ続けている、まさに日本代表永遠の課題とも言えるものです。

しかし考えてみると、日本代表の、特にアジアにおける戦いと言うのは、相手がフォワード一人を残してラインを下げブロックを敷いて守る戦い方というのが定番となりつつあります。日本に対して正攻法でぶつかってくるチームが果たしてどれくらいあるでしょうか。

いかに実力差があろうと、ゴール前を10人で守られた全くスペースの無い中で得点を量産しろと言うのは世界の強豪国でもなかなか難しいミッションであり、ドイツやスペインなどといった強豪国でもはるか格下相手にスコアレスドローといった試合もまれにあるくらいです。

それ位、ドン引き引きこもりの相手に対して得点を奪うというのは困難なミッションであり、だからこそ格下は格上を相手にした時にこの戦術を選択するのです。

ワントップと2列目どうすんのさ?

岡崎

原口   香川   本田
(宇佐美)
長谷部  山口蛍
(柴崎)
長友  吉田  槇野 酒井宏
(森重)
西川

これが今の日本代表のレギュラーフォーメーションです。

記事の中ではワントップに起用されている岡崎を右サイドへと配置し、現在右サイドで起用されている本田がスタメン落ちの危機に陥るという論調で書かれています。

実際には岡崎が右サイドに行った事で本田がトップ下、トップ下の香川が左サイドへ、といった玉突き配置転換の可能性もあります(そうなったらまんまザッケローニ時代ですがw)。

ですが、ハリルホジッチは香川のトップ下はほぼ固定で考えていると思いますので、東スポの報じる通り本田と岡崎の右サイドでの競争という事になりそうです。

ハリルホジッチは選手のクラブにおけるパフォーマンスを非常に重要視しており、そういう意味ではここ最近、ミランでベンチウォーマーの本田のスタメン起用に黄信号が灯っているというのにも東スポに同意します。

ですが本田と定位置争いをする岡崎も、今夏移籍したレスター・シティではここ最近スタメン落ちが続いており、クラブにおける境遇は本田と似たようなものなのが悩ましいところなのではないでしょうか。

確かに、岡崎は得点能力に長けた選手ではありますが、4-2-3-1のワントップを張るFWと言うタイプではないと自分も思います。

最前線の選手と言うよりは1.5列目から2列目で最も真価を発揮するタイプであり、トップでボールを収めたり強引にでも自分一人で決めてしまうというよりも、トップの選手の動きによって出来たスペースを利用したり、相手の裏に抜ける動きやポジショニングのうまさによって得点を重ねていくセカンドストライカータイプでこそ持ち味が生きるといえるでしょう。そういう意味ではこのハリルホジッチのコンバート案も理に適っていると思います。

じゃあ、岡崎の代わりのセンターフォワードに誰を持ってくるのかという事ですが、個人的には2列目の攻撃力を生かすという意味では現時点でケルンの大迫勇也がベストだと自分は考えますが、残念ながら選ばれてましぇん(涙)。ので、恐らくマインツの武藤嘉紀になるのではないかと思われます。

このワントップに入るであろう武藤にハリルホジッチがどのようなミッションを与えるのかというのは個人的に最大の見どころであり、今後の日本代表の得点力を大きく左右すると言えるでしょう。

あくまで最前線に張って得点を取る事に集中させるのか、それともあえてサイドに流れたりマークを引き付けて2列目、3列目の選手の飛び出すスペースを確保したりする事を要求するのか。

この選択肢によって同じチームの同じフォーメーションでもサッカーの内容は全く違う事になります(そこがサッカーの面白さですねぇ)。

マインツに渡ってセンターフォワードとして覚醒しつつある武藤の成長度もカギとなりますが、いずれにしても楽しみです。

それにしてもこれだけドン引きで相手チームが来る以上、一人くらいは放り込みのターゲットマン要因としてオランダで得点量産中のハーフナー・マイクがそろそろ呼ばれるんじゃないかと思いましたが、招集されませんでした。このタイミングで呼ばれなかったという事はハリルの頭の中にはそのような戦術は頭にないという事なのでしょう(オプションとして用意しといてもいいとは思うんですがねぇ)。

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独断と偏見による理想フォーメーションw

武藤

宇佐美   香川    清武
(原口)         (岡崎)
長谷部 本田
(山口蛍)
長友  吉田  槇野  酒井宏
(森重)
西川

どうでしょ?

岡崎の得点力は惜しいのですがあえて外して右にはハノーファーの清武入れました。左はガンバ宇佐美とヘルタ原口の争い。トップ下は香川です。

これに武藤を加えた前線四人はポジションを流動的にチェンジします。というより、それが出来るメンツを入れました。武藤には偽9番的役割も担ってもらいます。集まって練習できる日数が限られている代表においてはなかなかコンビネーション確立に時間がかかるかもしれませんが、ある程度固定する事によって最終予選の頃には成熟し、効果的な崩しも出来てくると思います。

現在、精度の高い右利きのフリーキッカー・コーナーキッカーが不在であるのも清武が入る事によって解消され、セットプレーにおける得点力の増加にも期待できます。

 

そして、長谷部とコンビを組む3列目には本田圭佑。

現在の本田選手にはこのポジションがベストだと自分は思います。

前線の得点力不足ばかりが大きく取り上げられていますが、自分的に現在の日本代表最大のウイークポイントは3列目から効果的なボールを前線に供給できない事にあると思っています。

3列目からの展開力不足によって結果的にトップ下の香川が3列目に下がってきてボールを受けたり、最終ラインの吉田が3列目を飛ばして前線にボールを送る場面が目立ちます。やはり、遠藤保仁の抜けた穴は大きいと言わざるを得ません。

このウイークポイントを補えるのが、本田の3列目起用です。

本田のここ数年を見ていて思うのは、以前に比べて随分フィジカル面で落ちたなぁという事。これには病気説などあり一時的なものなのかどうかはわかりませんが、現状で前線を任せるにはボールロストが怖いです。

しかしこのポジションであればプレッシャーは少ないので簡単にボールを失うリスクは減り、本田の精度の高いキックも生きてくるはずです。

運動量も多く前線での体を張った守備を見る限りディフェンスも心配なさそうですし、強烈なミドルシュートやチャンスには3列目から2列目を追い越しての攻撃参加などオフェンス面でも厚みをもたらしてくれることは間違いないでしょう。

相棒はやはり守備力に長けた選手、本田は攻撃的側面の方が強くなるでしょうから全体のバランスをとれる選手、ということでやはりフランクフルトの長谷部になりますね。

 

ディフェンスは左サイドバックは復調したインテル・長友。右はシャルケの内田不在でハノーファー酒井宏樹。センターバックはサウサンプトン吉田麻也は不動。もう一人はスピードタイプが欲しいので浦和の槇野。キーパーは、ディフェンスラインを高く保つ今の戦術であれば、高さに若干の不安はありますが、守備範囲の広い浦和の西川一択だと思います。

 

基本的にハリルホジッチは柔軟性の高い監督だなぁというのが今の評価です。

最初はショートカウンターサッカーを志向していましたが、アジア諸国のライン下げて全員守備の引き分け狙い戦術を目の当たりにしてからは、ポゼッションサッカーへシフトしてくるあたり、なかなか引き出しの多い監督だなと。

ドン引きサッカーへの対抗策として手っ取り早く点を取るために長身FWに頼らないという姿勢も個人的には高評価です。

中途半端な放り込みサッカーでは本番の世界の強豪相手には太刀打ちできないという事が分かってるんでしょう。

日本で人材豊富な2列目の人材を、最も効果的に機能させるというのが得点力不足解消の一番の近道のような気がします。

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