グアルディオラ監督バイエルン退団 稀代の名将の次の挑戦は?イングランドのあの名門と気になるもう一人の大物の動向

先日チェルシーのモウリーニョ監督の解任が発表されたばかりのヨーロッパサッカーにまた激震が走るニュースが流れました。

バイエルンが今季限りのペップ退任と来季アンチェロッティ新監督就任を同時発表!

ドイツ、バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督の今シーズン限りの退団と前レアル・マドリード監督、カルロ・アンチェロッティの来シーズンからの新監督就任が決定したのです。

グアルディオラの退任はある程度予想されていました。3年契約の最終年であり、彼の今後についてはイングランド・プレミアリーグ行きの噂が根強く囁かれていたからです。

が、アンチェロッティの就任発表は少し意外でした。例えグアルディオラの退団が決まっていたとしても、新監督についてはもう少し状況を見ながら決めると思ったからです(もちろん下交渉はするにしても)。

モウリーニョ監督チェルシーを退団 スペシャル・ワンはどこへ?ドイツかスペインか、はたまた彼の夢のチームか?

でわたしはモウリーニョの次の移籍先の最有力候補としてバイエルンを挙げたのですが、たった3日間でものの見事に外れてしまいましたね(涙)負け惜しみを言うつもりはありませんが、モウリーニョの解任があと1か月早ければ、この時期のアンチェロッティ就任発表はなかったと断言します!!(おもっきし負け惜しみですやんw)

とにもかくにも、このバイエルンの発表は今後のヨーロパにおける監督人事の様相を一変させる事だけは間違いないです。

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ペップのシティ監督就任はもうお約束なのか?

バイエルンの監督を退任する事になったグアルディオラの来季の就職先は当然まだ発表されていませんが、昨季あたりから具体的に取り沙汰されているのが、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ行きの噂です。

実際に現在のシティ監督、マヌエル・ペジェグリーニ自身がこう語っています。

マンCの指揮官、自身の解任を覚悟。「グアルディオラがいつかやって来る」

現役の監督がここまで言う事自体が、ある意味シティの中でももう既定路線といってもいいかもしれませんね。この情報にはしっかりした裏付けもあります。グアルディオラがバルセロナ時代に懇意だったフェラン・ソリアーノとチキ・ベギリスタイン(かつて浦和レッズにも在籍)というバルセロナOBの2人がシティの幹部として在籍しているのです。この二人の要請を義理堅いペップ(グアルディオラの愛称)が断るはずがない、というのが大筋の見方と言ってもいいでしょう。

シティの監督就任がグアルディオラの次の仕事になる可能性が最も高い可能性は否定しません。それは間違いないのですが、わたしはもう一つの移籍候補もまだ可能性が捨てきれないのではないかと思うものがあるのです。

マンチェスター・ユナイテッドです。

同じマンチェスターのライバルの体たらくとサー・アレックスとの密会、そして決定的なクラブの格の違い

マンチェスターダービーでしのぎを削る、同じマンチェスターをホームとするシティのライバル・ユナイテッドにペップが行くとなると、これはもうシティの面目丸つぶれです。シティの幹部となっているバルサ時代の盟友二人の顔も立たないでしょう。普通はあり得ないと思われるかもしれません。

ですが、ユナイテッドを27年間務めて2年前に退任した“サー”アレックス・ファーガソンとペップのニューヨークでの密会がどうしても頭に残っているのです。

当時ファーガソンはユナイテッドの監督であり、ペップはバルセロナを退団してフリーの状態でした。ファーガソンはペップに対して自分の後継者としてユナイテッドを指揮してほしいという願望があり、もし他チームからオファーが来るようだったら受ける前に自分に連絡してほしいと伝えたとファーガソン本人が語っているのです。

結局ユナイテッドはエヴァートン監督だったスコットランド人、デイヴィッド・モイーズを新監督に迎えますが、1年と持たずに退団、その後オランダ人監督、ルイス・ファン・ハールが就任しますが、2年目を迎えた現在でも何もタイトルを取れない状況が続いています。あり得ない程の補強を行いながらつまらないサッカーに終始し結果も残せないファン・ハールのサッカーに対する批判は日に日に高まるばかりであり、チャンピオンズリーグ敗退も決まった今、彼に来季のユナイテッド監督の目はないと思っています。いや、途中解任の可能性も相当高いでしょう。

ユナイテッドとシティ。世界を代表する強豪と言ってもいいこの2つのマンチェスターのライバルチームですが、どちらもチームの歴史は古く、古豪チームといえるでしょう。しかしクラブの格としては大きな違いがあります。

シティが強くなったのは2008年にUAE(アラブ首長国連邦)の投資会社がオーナー権を握ってからです。それまでは2部降格するなど低迷が長く続いていました。オーナーが変わった2008年以降、選手補強や監督招聘に巨額を投資し、プレミアを2度制覇するなど一躍ヨーロッパの強豪へと躍り出ました。70年代くらいまでは実績のあるチームだったのですが、そこからの低迷が長く、そういう意味では新興勢力と言ってもいいかもしれません。

片やユナイテッドは常にヨーロッパの最前線で実績を残してきた、まさに古豪であり強豪である世界でも最も有名なクラブチームのひとつでしょう。特にファーガソンが率いた1986年から2013年の27年間では、1999年にプレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグのトレブル(三冠)を達成するなど、リーグ制覇13回、FAカップ4回、チャンピオンズリーグ2回の優勝を成し遂げるなど、まさに黄金期を築き上げてそれを維持してきました。

このユナイテッドとシティ。現在だけを見れば互角のライバルなのですが、サッカー関係者にとってみればクラブの格は全く違うといってもいいかもしれません。どちらからも誘いを受けた場合、殆どのサッカー関係者にとって魅力を感じるのはユナイテッドの方だと思います。それくらいサッカー界におけるステータスは全く違うと言っていいでしょう。そこにペップのユナイテッド監督就任という大逆転劇の可能性を感じてしまうのです。

 

ユナイテッド監督の座を狙うもう一人の超大物監督

ユナイテッドの監督候補にはもう一人の大物の動向も大きく関わってくるでしょう。

そう、先日チェルシーを解任されたジョゼ・モウリーニョです。

彼にはシティも関心を寄せているとか、レアル・マドリード復帰をレアルの幹部がほのめかしているとか、今でも色々な噂が飛び交っている状態です。実はこのモウリーニョもファーガソンのユナイテッド監督退任時にファーガソンが考えた後任候補の一人なのです。その時はすでにモウリーニョ自身がチェルシーオーナーのアブラモビッチとチェルシー監督就任で話がついてしまっていたので断念したらしいのですが。

当のモウリーニョ自身も、サッカー界の最も権威のあるチームのひとつであるユナイテッド監督就任は彼の悲願のひとつでもあると伝えられています。

しかし、降格圏内近くまで低迷して解任されたモウリーニョと、現在ドイツ・ブンデスリーガで独走状態を続け優勝はほぼ確実と言われている状況の中、ブンデスリーガ3連覇を手土産に退団するであろうグアルディオラでは現在の監督としての価値と評価は雲泥の差といってもいいかもしれません。

どちらを招聘するかとなると、自ずから結果は明白ですね。あくまペップが招聘不可能と判断した場合にモウリーニョへという事になるのではないでしょうか。スペインではレアルとバルサを率いてクラシコを戦った名将2人ですが、こと今年に限って言えば大きく差がついてしまいましたね。

とにかく、モウリーニョのチェルシー退団という電撃ニュースはマンチェスターの両チームにとっても色々と複雑な展開に輪をかける厄介(?)なものなのです。

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世界最高のフットボール監督

現在の世界中のフットボール界の監督の中で最高の監督は誰か?と聞かれれば、迷わずジョゼップ・グアルディオラの名を挙げます。

彼は今でも最高の輝きを放っているバルセロナのチームスタイルを築き上げました。確かにメッシ、イニエスタ、シャビという逸材がいたという幸運はあったかもしれません。しかし、前任者であるフランク・ライカールトのサッカーと比べてみるとその違いは歴然です。ライカールトもリーガ制覇やチャンピオンズリーグの優勝を成し遂げましたが、そのサッカー自体は現在のバルサのサッカーとは似て非なるものでした。ペップこそが現在のバルサの基礎となる、ポゼッションサッカーの究極系ともいえる美しいサッカーを完成させたのです。

しかし、この時点でわたしはまだグアルディオラに懐疑的な部分もありました。「あのサッカーが出来るのはシャビとイニエスタがいるからでしょ」という思いがあったのです。なので、ペップがバルセロナを退団し、バイエルン・ミュンヘンの監督就任が決まった時は「これでペップの真価を知る事が出来る」という思いでした。シャビもイニエスタもメッシもいないバイエルンであのポゼッションサッカーが出来るのかい?という意地悪な見方でした(性格わりーかな、俺。涙)

結果は・・・・・

「グアルディオラ先輩、さーせんでした!!!」

バルセロナとは全く異なる選手、チームスタイルであったバイエルンを見事にポゼッションスタイルに変貌させ、圧倒的な存在へと変えてしまいました。このバイエルンでの実績で彼の名声は揺るぎないものとなりました。

恐らく彼の次なる挑戦の場がイングランドになる事はほぼ間違いないと思います。

次はどんなチームをどんなチームに変えてくれるのか?ここまでわくわくさせてくれる監督もそうはいません。

稀代の名監督の決断に注目しましょう。

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