日本プロ野球界(NPB)のシーズン最多連勝・連敗記録とセパ両リーグ記録も!昭和平成の不滅のレコード保持球団は?

1936年(昭和11年)に日本職業野球連盟が設立されてプロ野球リーグが始まって以来、80年以上の歴史を誇っている日本プロ野球のペナントレース。今では日本野球機構(通称NPB)が統括する日本プロ野球ペナントレースは、セントラル・リーグとパシフィック・リーグとに分かれて毎年熱い戦いを繰り広げています。

80年以上という、日本プロスポーツでは屈指の歴史を誇る国技といってもいい野球。その最高峰に位置するプロ野球界には様々な記録がありますが、ここではそんな日本プロ野球における連勝・連敗記録について見てみたいと思います。

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NPB連勝記録は鶴岡監督率いる南海と西本監督の大毎オリオンズ

最多連勝の日本プロ野球記録からご紹介しましょう。NPB最多連勝記録はこちらとなっています。

18連勝

1954年(昭和29年) 南海ホークス
1960年(昭和35年) 毎日大映オリオンズ

このパ・リーグ2球団が記録した18連勝というのが現在の日本プロ野球記録となっています。南海ホークスが記録した18連勝と最多タイ記録で並んだ毎日大映オリオンズの記録から数えても57年更新されていない大記録です。それだけ偉大な記録だという事ですね。

ちなみに、連勝記録を残した1954年当時の南海ホークスというと、監督はあのパ・リーグを代表する名伯楽、山本一人氏。後に姓を鶴岡と変えて鶴岡一人監督としても有名ですね。プロ野球のレジェンド中のレジェンドです。この年は後の三冠王・野村克也氏のプロ入り1年目の年でもあり、まだノムさんが18歳の高卒ルーキーだったという事実からだけでも時代を感じさせてくれますよね(笑)。ちなみにこの年ルーキーの南海選手には、後にエースとなって200勝を挙げて名球界入りした皆川睦男氏もいますが、皆川氏もまだこの年は戦力にはなりませんでしたね。わたしが知っている名前といえば、元近鉄監督の岡本伊佐美氏や、サンケイや南海の監督を歴任した「仏の徳さん」こと飯田徳治氏あたりでしょうか。

1960年の毎日大映オリオンズは、あの名監督・西本幸雄氏がたったの1シーズンだけ大毎オリオンズを率いた年として有名な年です。そしてその年に大毎はこの大記録を成し遂げ、西本監督は大毎をリーグ優勝へ導きました。

この年の大毎は打線が凄いですね。「ミサイル打線」と呼ばれたその打線は、榎本喜八と山内和弘という日本プロ野球界を代表する天才打者を中心として、田宮謙次郎や柳田利夫らいぶし銀が脇を固める玄人にはたまらない職人集団ですね。わたしでも知っている名前がズラリと並んでいます。率いたのがあの西本さんというのもまたいいですよね。

この南海と大毎が成し遂げた大記録を更新するチームは何時現れるのでしょうか。そしてそれはいつになるのでしょうね。

セ・リーズ連勝記録は川上・青田らの巨人と杉下・西沢の投打の軸を擁した中日

2リーグ制となってまだ間もない時代のパ・リーグ球団が持っている18連勝という日本プロ野球シーズン最多連勝記録ですが、当然この日本記録はパ・リーグ記録でもあります。

では、セ・リーグ記録はどのチームが持っている何連勝なのでしょうか。

セントラル・リーグのシーズン連勝記録は以下の通りとなっています。

15連勝

1951年(昭和26年) 読売ジャイアンツ
1955年(昭和30年) 中日ドラゴンズ

セ・リーグのシーズン最多連勝は、巨人と中日が持つ15連勝です。記録したのはどちらもすでに60年以上前の事であり、この記録も相当な古さを誇る記録となっています。

まずは1951年のジャイアンツですが、率いたのは昭和の名監督・水原茂。投手では別所毅彦に藤本英雄、中尾碩志に大友工。打者では川上哲治に青田昇、千葉茂・・。まあ強いわけです。本当に伝説級のプロ野球選手ばかりですから(笑)。

そして1955年の中日はどうでしょうか。この頃の中日といえば、投手では杉下茂さん、打者では西沢道夫さんという、中日の投打の二枚看板だった時代ですね。監督は名投手・野口二郎氏の兄であり、プロ野球界でも有名な野口兄弟の長兄・野口明氏が天地俊一監督に代わって率いていらっしゃいました。こちらも中日球団の歴史を代表するレジェンドが勢ぞろいしていた年ですね。

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ジョニー黒木の姿が記憶に新しい千葉ロッテのシーズン最多連敗記録

続いては「負の記録」でもあるシーズン連敗記録にいきましょう。

2017年6月現在のNPBのシーズン最多連敗記録はこちらとなっています。

18連敗

1998年(平成10年) 千葉ロッテマリーンズ

この記録はまだ記憶に新しいですね。リアルタイムで見た方も多いのではないでしょうか。当時のエースだった黒木知宏投手が連敗脱出目前で浴びたホームラン、そしてその時崩れ落ちた黒木投手のマウンドでの姿はプロ野球ファンの間では未だに語り草となる程のインパクトを残しました。千葉ロッテと黒木投手にとっては悲しい場面ですが、同時にプロ野球史に残る名シーンでもあります。

この年に千葉ロッテを率いたのは、近藤昭仁監督。現役時代は大洋ホエールズでいぶし銀の名内野手としてならし、指導者でもコーチ・監督として多くの実績を残したプロ野球界の大物です。

そしてこの年のロッテを引っ張ったのが二大エースと呼ばれた小宮山悟と黒木知宏。打線ではメジャーの名選手・フランコとミスターロッテの初芝を軸として、小坂、平井、堀、福浦らが揃った打者陣。派手さこそありませんが、なかなかの布陣でした。実際に4月は首位に立つなどスタートは上々でしたが、夏場に大不調に見舞われ、6月末から7月にかけて18連敗という不名誉な記録を作る事となってしまいました。

セ・リーグ記録は別所毅彦監督の1970年ヤクルトアトムズ

18連敗は日本プロ野球記録であり、パ・リーグ記録でもあるのですが、ではセ・リーグのシーズン最多連敗記録は何連敗なのでしょう。以下が連敗のセ・リーグ記録となっています。

16連敗

1970年(昭和45年) ヤクルトアトムズ

ヤクルトアトムズは、現在の東京ヤクルトスワローズの前身のチームです。

そしてこのヤクルトアトムズが作った16連敗という記録は、純粋な連敗記録としては日本一でもあります。

とういう事かといいますと、千葉ロッテが1998年に記録した18連敗は、間に1試合の引き分けを挟んだ連敗記録なのですが、この1970年のヤクルトの16連敗は引き分けのない純粋な連敗記録なのです。

この時ヤクルトを率いたのが、「球界の大久保彦左衛門」と呼ばれたかつての巨人のエース、別所毅彦監督。しかし別所監督はこの連敗記録が11連敗となった時点で解任され、後任に二軍監督だった小川善治氏が後任監督となりました。結局連敗は16に伸び、ヤクルトはこの年のセ・リーグペナントレースを最下位で終えることとなったのです。

後のヤクルトを背負って立つこととなる投手陣の松岡弘や浅野啓司、捕手の大矢明彦などがまだ若手であった時代であり、過渡期のチーム事情は相当厳しかったことがメンバーを見ただけで分かりますね。

歴史が長いゆえに生まれる不滅の大記録、そして抜かれ更新される歴史・・

どうでしょうか。プロ野球のシーズン連勝連敗記録。80年の歴史を誇るだけあって、さすがにそう簡単に抜かれる事のない記録ですよね。18連勝18連敗という事は、3タテを6カード連続で続ける(喰らう)という事なのですから、普通に考えても流石にプロ同士の戦いでそこまではいかないだろー?と思ってしまいます。

しかしそう思う程の記録が生まれ、そして抜かれる事はないだろうと思われる記録が抜かれる日が来るからやはりスポーツは面白いんですよね。不滅と思っているここでご紹介した18連勝という記録も、18連敗という記録も、恐らくいつの日か破られる日は来るでしょう。

歴史があるからこそ偉大な記録が生まれ、そして更新されていく。プロ野球ファンとして一つでも多くの歴史的な記録に立ち会いたいものですね。

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