高校野球春夏甲子園大会(選抜・選手権)の都道府県別出場回数ランキング(鳥取・島根・岡山・広島・山口・愛媛・香川・徳島・高知)

日本人にとって野球というスポーツは「国技」といってもいいほどに身近で馴染み深いスポーツです。

そんな野球の中でも高校野球は、プロ野球などとは違った特別な感情を抱かせる「何か」を持っているのではないでしょうか。その「何か」の中には、それぞれの地域の代表という、地元の期待を背負って戦うという部分も大きいのだと思います。

ここでは全国47都道府県のうち、中国・四国地方全9県の高校の通算出場回数を夏の甲子園(全国高校野球選手権)、春の甲子園(選抜高校野球大会)別にそれぞれ上位5校までご紹介していきたいと思います(2017年夏の選手権までのデータです)。

スポンサーリンク



鳥取県の春の選抜高校野球、夏の高校野球選手権の出場回数ベスト5

夏の甲子園     春の甲子園

1.鳥取西(23) 1.米子東(6)
2.米子東(13) 2.倉吉北(4)
3.境(8)    2.鳥取西(4)
3.八頭(8)   4.倉吉東(3)
5.倉吉北(6)  5.境(2)

甲子園出場回数では鳥取西高校、甲子園実績では鳥取県勢歴代最高となる選抜準優勝の実績を誇る米子東高校の2校がリードという感じでしょうか。ちなみにこの2校は県下でも一二を争う進学校として有名です。

とはいっても最近では鳥西、米東ともに甲子園出場頻度は減ってきており、代わりに鳥取城北高校が新興勢力として県下随一の強豪校となってきています。その他では境高校や八頭高校(やずこうこう)辺りも安定して強いチームを作ってくるイメージです。かつて1980年代に「山陰の暴れん坊」の異名を取ったかつての強豪校・倉吉北高辺りの復活にも期待したいところですね。

島根県の春の選抜高校野球、夏の高校野球選手権の出場回数ベスト5

夏の甲子園     春の甲子園

1.浜田(11)  1.松江商(7)
2.開星(10)  2.浜田(4)
3.石見智翠館(9)3.開星(3)
4.大社(8)   3.大田(3)
5.大田(3)   5.松江北(2)
5.益田東(3)  5.邇摩(2)
5.松江商(3)  5.大社(2)

未だ春・夏甲子園ともに一度も決勝進出の実績がない島根県勢。2000年代に入ってからは開星高校や立正大淞南高校、さらには石見智翠館高校(旧校名:江の川高校)などの私立高校の躍進が目覚ましいですね。2003年夏の大会においては江の川高校が島根県勢タイとなるベスト4進出、さらに2009年にも立正大淞南がベスト8まで進出する等、レベル的には十分それ以上を狙えるところまで来ています。悲願の島根県勢初の甲子園決勝進出を果たすのはどの高校なのでしょうか。

岡山県の春の選抜高校野球、夏の高校野球選手権の出場回数ベスト5

夏の甲子園     春の甲子園

1.岡山東商(11)1.関西(12)
2.倉敷商(10) 2.倉敷工(10)
3.倉敷工(9)  3.岡山東商(8)
3.関西(9)   4.岡山理大付(5)
5.岡山南(5)  4.岡山南(5)
5.岡山理大付(5)

現時点(2017年)において岡山県勢唯一の甲子園優勝高校である岡山東商(昭和40年の春の選抜優勝)と関西高校(かんぜいこうこう)、倉敷商辺りが出場回数ではリードしていますが、倉敷工、岡山理大付や岡山南も殆ど差は無いといってもいいかもしれませんね。割と突出した強豪高校が無いというイメージの岡山県ですが、そんなバランスを打ち破りつつあるのが2010年に開校した超新興勢力の創志学園高校。2010年開校という歴史の新しさながら、既に春3回、夏3回の甲子園出場を果たしている事実は脅威という他有りません。この先も岡山県はしばらくは創志学園中心の甲子園出場争いが繰り広げられる事となりそうです。

広島県の春の選抜高校野球、夏の高校野球選手権の出場回数ベスト5

夏の甲子園    春の甲子園

1.広島商(22)1.広陵(23)
1.広陵(22) 2.広島商(21)
3.如水館(7) 3.尾道商(6)
4.呉港(6)  4.呉港(5)
5.広島工(5) 4.広島工(5)

ここはやはり広島商と広陵の2代強豪校が断トツの出場回数を誇っていますね。この2校の凄いのは古豪でありながら現在においても変わらず野球強豪校であるという事でしょう。広島商は中京大中京高校に次いで全国2位となる夏の甲子園6度優勝を誇っていますし、広陵高校も夏は優勝こそないものの3度の準優勝、選抜では3度の優勝と3度の準優勝という凄い実績を持っています。同一県内にこれだけ凄い高校が同居するというのも珍しいと同時に、県大会を勝ち抜くのがいかに困難カを示していますよね。

さらにこの2強以外にも如水館高校や「県工」の異名を持つ広島工も全国に名を知られる野球強豪校です。これに加えて近年では広島新庄高校の躍進が著しく、2トップの牙城を崩そうかという勢いです。広島県の強さはまだしばらく続きそうなレベルの高さです。

山口県の春の選抜高校野球、夏の高校野球選手権の出場回数ベスト5

夏の甲子園    春の甲子園

1.宇部商(12)1.下関商(14)
2.下関商(9) 2.岩国(7)
3.柳井(7)  2.宇部商(7)
4.岩国(5)  4.南陽工(5)
5.岩国商(4) 5.防府商工(4)
         5.柳井(4)

選手権優勝経験のある下関商、選抜優勝実績のある柳井の古豪に加えて、比較的新しい強豪校の宇部商、岩国、2000年代に入って甲子園出場の常連となっている南陽工、宇部鴻城といった辺りがバランスよくしのぎを削っている感があるのが山口県ですね。個人的にはKKコンビ擁する最強PL学園に敢然と立ち向かった1985年(昭和60年)の選手権決勝戦の宇部商が印象深いですね。

スポンサーリンク



愛媛県の春の選抜高校野球、夏の高校野球選手権の出場回数ベスト5

夏の甲子園    春の甲子園

1.松山商(26)1.松山商(16)
2.今治西(13)2.今治西(14)
3.宇和島東(8).西条(6)
4.西条(6)  4.宇和島東(4)
5.川之江(5) 4.新居浜商(4)
5.済美(5)

全国でも屈指の名門・松山商の春夏計42回という出場回数が光っている愛媛県。しかし愛媛県は松山商だけではないのが凄いところです。宇和島東高校と済美高校が春の選抜優勝校である事も記憶に新しいように、しっかりと色々なチームが甲子園で結果を残している、伝統的にレベルの高い県といえるでしょう。

2000年代に入ってからは松山商に実績で先を行かれる今治西高校の台頭が目覚ましく、実績で松山商に迫ってきています。どれだけ差を詰められるか楽しみですね。

香川県の春の選抜高校野球、夏の高校野球選手権の出場回数ベスト5

夏の甲子園     春の甲子園

1.高松商(19) 1.高松商(26)
2.尽誠学園(11)2.丸亀城西(9)
3.坂出商(8)  .坂出商(7)
4.丸亀(4)   4.尽誠学園(6)
4.丸亀城西(4) 5.高松(4)
4.高松(4)
4.四国学院大香川西(4)

香川県の高校野球といえば何といっても夏19回、春26回の甲子園出場、さらに春夏2度づつの甲子園優勝を誇る古豪・高松商を抜きにしては語れないでしょう。しばらくは甲子園で目立った活躍が出来なかったものの2016年の第88回春の選抜では決勝で敗れたものの実に55年ぶりとなる準優勝を果たして古豪復活を印象付けました。

旧丸亀商の名でもお馴染みの丸亀城西や尽誠学園、坂出商らが出場回数で高松商を追いますが、やはり歴史の差は大きいですね。

徳島県の春の選抜高校野球、夏の高校野球選手権の出場回数ベスト5

夏の甲子園     春の甲子園

1.徳島商(23) 1.徳島商(19)
2.鳴門(11)  2.鳴門渦潮(9)
3.池田(9)   .鳴門(8)
4.鳴門渦潮(7) .池田(8)
5.小松島西(2) 5.小松島(3)
          5.小松島西(3)

戦前からの古豪・徳島商が春・夏ともに出場回数では大きく他を引き離している徳島県。これを追うのが、2016年まで5年連続で夏の甲子園出場を果たしている鳴門高校です。こちらも戦後間もない時代から甲子園で活躍を続けている強豪校であります。

徳島商と鳴門のイメージが強い徳島県勢ですが、40代以上の世代で忘れちゃならないのがやはり池田高校でしょう。名将・蔦文也監督が率いた「やまびこ打線」ですね。エース・畠山準の活躍で1982年の夏の選手権を制し、水野雄仁の力投で1983年選抜を制して夏春制覇を成し遂げ、史上初の3期連続優勝のかかった1983年の夏の大会準決勝でまだ1年生だったKKコンビ(桑田真澄・清原和博)に完敗して散ったあの頃は本当に熱くさせてくれました。色々な名将が人気を博した高校野球の監督ですが、個人的に蔦文也監督が一番です(あくまで個人的な話です笑)

高知県の春の選抜高校野球、夏の高校野球選手権の出場回数ベスト5

夏の甲子園     春の甲子園

1.高知商(22) 1.高知(17)
2.明徳義塾(19).明徳義塾(17)
3.高知(13)  .高知商(14)
4.土佐(4)   4.土佐(8)
5.追手前(1  5.中村(2)
5.宿毛(1)
5.伊野商(1)

実に珍しい状態となっているのがこの高知県です。夏の選手権出場はこのトップ5の高校で全てを占めているのです。夏の甲子園出場校はここに記した7校しかないのです。裏を返せば、それだけ有力校に偏っているという事です。特にトップ3を占めている高知商、明徳義塾、高知だけで実に53回の甲子園出場なのですからそれも納得といえるかもしれませんね。

ただし、夏の甲子園出場は平成になってからの28年間のうち17度の出場という事実から見ても分かるように、平成年間は明徳義塾高校の1強といってもいい状態が続いているといってもいいでしょう。高知・高知商の古豪復活、さらには新勢力の台頭でこの明徳一強時代を塗り替える事が出来るか、これからに注目です。

高校野球春夏甲子園大会(選抜・選手権)の都道府県別出場回数ランキング(北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島)

高校野球春夏甲子園大会(選抜・選手権)の都道府県別出場回数ランキング(東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・山梨)

高校野球春夏甲子園大会(選抜・選手権)の都道府県別出場回数ランキング(愛知・静岡・岐阜・長野・新潟・富山・石川・福井)

高校野球春夏甲子園大会(選抜・選手権)の都道府県別出場回数ランキング近畿地方(兵庫・大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山・三重)

高校野球春夏甲子園大会(選抜・選手権)の都道府県別出場回数ランキング(福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄)

関連コンテンツ(PR)

スポンサーリンク

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

コメントを残す

このページの先頭へ