巨人高木京介投手は1年間の資格停止処分 昨年の三投手は無期失格 メジャーであれば1年間の出場停止処分?

NPB(日本野球機構)の調査委員会が、野球賭博に関わったとした読売ジャイアンツの高木京介投手に対して1年間の失格処分とする処分案を決定しました。ジャイアンツに対しては500万円の制裁金を課す事も同時に発表されました。

このNPBの処分案を受けて、NPBの熊崎勝彦コミッショナーが正式な処分として発表しました。

このNPBの処分後、読売巨人軍は高木京介投手との契約解除を決定。事実上の解雇処分と言えます。

まだ正式な処分が決定したという事ではありませんが、皆さんはこの処分案をどう思われますか?軽いか重いか。

Sponsored Link

無期失格処分と1年間の失格処分との大きな違い

昨年10月に発覚した巨人の3投手による野球賭博問題の時には、コミッショナー裁定として無期失格処分、巨人軍からの3投手への処分として契約解除(実質上の解雇)が言い渡されました。

無期失格処分とは、日本プロ野球界は勿論のこと、NPBが協定を結んでいるアメリカメジャーリーグ(MLB)、韓国プロ野球、台湾プロ野球、中国プロ野球の全てにおいてプレーできない事です。社会人野球や国内の独立リーグなどは範囲外ですが、野球賭博で処分中の選手を獲得するとも思えず、実質的に無理かと思われます。5年間経過して、コミッショナーが認めれば失格処分を解除できるというものです。

つまり、5年間はほぼ野球選手としての活動を停止されてしまうという事ですね。選手生命を奪うに等しい、プロ野球選手にとっては致命的ともいえる処分です。

高木投手の1年間の失格処分というのは、1年経過時点で失格処分が解除され、日本や韓国、アメリカなどでプレーできるようになるというものです。巨人からは契約解除されましたが、1年間であれば獲得に名乗りを上げるチームもあるかもしれませんし、ブランク的にも選手生命は何とかなるかもしれませんね。

昨年無期失格処分を受けた福田、笠原、松本の元投手三人と、今回の高木京介投手とではこれほど処分が違うのです。

昨年契約解除された三投手と今回の高木投手と何が違うのか?

ちなみに昨年失格になった野球賭博に関わる事件は、福田聡志元投手の野球賭博での借金を取り立てに来られたために発覚しました。その後、笠原将生元投手、松本竜也元投手などの関与も明らかになるのですが、調査の段階で3人は「金銭ではなく食事をかけていた」などと口裏を合わせて嘘の供述をしていたという事です。削除したメールが復元され、そこに金額などがあっても「冗談で言っていた」などと供述していたという事です。

これらが悪質だと判断されたのでしょうか。

確かに高木京介投手は、結果的に家族の説得によって球団に野球賭博への関与を自白しました。しかし、当初は「笠原元投手に名前を貸していただけ」と言って否定していました。罪の呵責に耐えられなくなって家族に相談し、家族の意見もあって自白したのです。

最終的には自白しましたので、3選手とは違うのでしょうが、やはり何か釈然としませんね。高木投手の場合は記者会見を開き、3投手の時には会見すらありませんでしたし。

昨年契約解除された3投手が一番納得しないであろうことは容易に想像できますね。

Sponsored Link

メジャーリーグでは野球賭博は1年間の出場停止処分

ちなみに、アメリカ・メジャーリーグ(MLB)での野球賭博に対する処分というのはどのようなものなのでしょうか。

この高木京介投手や昨年の3投手と同じ行為を犯してしまった場合のメジャーリーグの処分は、

1年間の出場停止処分です。

これは規約でそう定められています。

金額の大小に関わらず、その試合に参加していない野球賭博の場合には、1年間の出場停止です。ちなみに、自らが参加した試合での野球賭博の場合は、永久追放処分となります。これはあの4000本安打を打ったスーパースター、ピート・ローズ氏が受けた処分ですね。

明快といえば明快ですね。人の試合に賭けただけなら軽いけど、自分が八百長に関与したら永久追放だよ、ってことです。

別にメジャーを基準にする必要もありませんが、アメリカと比べてみたら今回の高木京介投手の処分は妥当な処分っていう事になりますね。

説明不足だとまた別の問題が・・

メジャーでは妥当な1年間の出場停止処分なのですが、昨年の三選手が無期失格だっただけに、今回の高木投手への処分は波紋が広がりそうですね。

なぜ昨年の3投手は無期失格で高木投手は1年間なのか?今回の高木投手が1年間なのであれば、昨年の3選手も1年間で良かったのでは?

ここをしっかりと説明する義務がNPBには求められるでしょう。

下手をすると、高木京介投手とは何らかの司法取引的な密約をしたなどと、痛くもない腹を探られたりする事も有り得るかもしれません。自分たちの時の処分との違いに不信感を抱いた昨年処分を受けた3選手から何らかのアクションがあるかもしれません。

説明責任が問われる事となるのは間違いないでしょう。開幕を前になかなか事態沈静化と行きそうにはないのではないでしょうか。

Sponsored Link

コメントを残す

このページの先頭へ