腸感冒(ちょうかんぼう)とは 山陰地方特有の病気?感染性胃腸炎との関連性 40過ぎて初めて知った衝撃の事実(笑)

腸感冒(ちょうかんぼう)って聞いた事ありますか?

わたしは鳥取県に住んでいるのですが、嘔吐や下痢などを中心とした風邪の事を私たちの地域では「腸感冒(ちょうかんぼう)」と呼ぶんです。

実はここ数日この「腸感冒」で寝込んでいまして、大変な思いをしたのです(泣)

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ノロウイルスは腸感冒の原因の一つだったのを初めて知った40過ぎのわたし・・

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事の発端は幼稚園に通う娘(6歳)の異変でした。

いつものように保育園から帰ってきた娘でしたが、夕食前に

「お腹が痛い」

と訴えたのです。

12月に入って寒くなったのが原因でお腹でも壊したのかなと思いつつ、いつもよりも厚着をさせ、念のためにお風呂もこの日は自重したのです。

ところがその日の夜9時ころになって突然の嘔吐。ビックリしていると立て続けにまた嘔吐。

「これはただ事じゃないぞ」

と思いつつ熱を測ったら37.7度。完璧に風邪だなと思いながら、近くにある夜間外来を訪ねました。

病状を伝えて、血液検査と問診、検便をした後、点滴を受けます。当然大泣きです(涙)。特に検便のための浣腸はやっぱり子供には辛いんでしょうね。まあ大人でも嫌ですからね。

んでもって点滴の途中で先生が来られて、

「腸感冒ですね。点滴に吐き気止めも入ってますから楽になるはずですよ。検査の結果ロタウイルスではありませんでした。ノロウイルスの検査はお金がかかりますので今回はしていません。原因がノロだったとしても治療方法は同じです。感染を防ぐために、嘔吐物や排泄物には気を付けてください。くれぐれも手で触らないように。触れてしまったらすぐに消毒してしっかり手洗いを。うがいも忘れずにね。」

といわれました。「ノロウイルス」って腸感冒の原因なんだ?とこの時初めて知ったんですよね、お恥ずかしい限りですが(苦笑)。

幸いなことに、もらった薬を家でも与えて、次の日にはすっかり娘は元気を取り戻したのでした。

腸感冒と感染性胃腸炎が別の病気だと思っていた四十路のわたし・・

ところが次の日の夕方にはうちの妻がまたも腹痛を・・。しばらくするとトイレに駆け込み、嘔吐・・。

昨日と同じ夜間外来へ。2連チャンです(苦笑)。

昨日とは別の先生がいらっしゃって、同じように検査をし、点滴。

先生が来られて言いました。

「感染性胃腸炎ですね。お子さんのが移ったのでしょう。お薬処方しておきますね」

といわれたので、思わず聞いてしまいました。

「え?感染性胃腸炎ですか?娘は腸感冒っていわれたんですけど・・」

というと、先生はこんな無学な私に向かって優しく説明してくれました。

「ああ、腸感冒って感染性胃腸炎の事なんですよ。一緒です。ノロウイルスやロタウイルスが原因になったりするあれですよ。」

ここで初めて知りました。「腸感冒=感染性胃腸炎」であることを(苦笑)。

その後、先生の説明を信じてなかったわけではなかったのですが(汗)、家に帰った後で調べてみたところ、先生のおっしゃる通り、「腸感冒=感染性胃腸炎」と分かりました。しかも、「腸感冒」というのは山陰地方で使用されている呼び名(方言)であったという事も。

そうか、山陰地方を離れれば「腸感冒」といっても「はあ?何それ?」状態になるという事なんですね。わたしのところは自分が小さい頃から吐き気や下痢の酷い風邪は「腸感冒」とみんなが呼んでいました。方言みたいなもんだったんですねえ・・

薄っぺらいカッコつけによって地獄を見る羽目になるわたし・・

そして妻も元気を取り戻したさらに翌日、最も恐れていたことが現実となります。

朝起きると、なんかいやーな気分・・

食欲は無いし、胸がムカムカ・・

「も、もしやこれは・・」

と思っていると、ムカムカは段々強烈になっていき、ついにトイレへ。

空腹で吐く物が無かったので、胃液しか出ないという最悪の嘔吐(涙)。

「ああ、これは間違いない。仕事はダメだな、みんなに移したら迷惑かかるし・・」

と思いつつ職場へ休む旨を伝えます。

妻はしんどそうなわたしを見て、

「病院行ける?無理そうなら連れていこうか?」

と言ってくれましたが、そこは腐っても男の子です。

「ああ、大丈夫。何とかなるから仕事行きなよ」

とカッコつけます。というか、この時点ではまだそんなに酷くなかったのでなんとかなるだろとタカをくくっていたのです(後にこの甘さがとんでもない悲劇に・・)

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トイレとの往復運動に明け暮れるわたし・・

妻が仕事に行き、娘も幼稚園に行ってしばらくすると、今度は強烈な腹痛に襲われます。

トイレに駆け込むと、強烈な下痢でした。

「ああ、これは間違いない。仕事休んで良かったよ・・」

と自分の判断に間違いがなかったと少しだけ自画自賛(笑)。

しかし、娘と妻は嘔吐だけだったので、「何で俺だけ下痢もなの?」と己の運命を呪いつつ、数時間は腹痛との戦いとなります。トイレは1時間おきに行くような状態。

そして昼を過ぎると状況はさらに過酷になります。

猛烈な便意によって、トイレが15分おきという間隔となるのです。すでに出てくるものは水状態。ていうか、透明な水がそのままジャーッと出ていくという感じですね。

午前中は軽い吐き気によって何も食べられませんでしたし、飲み物は娘と妻が病院の先生に言われたのを守って、白湯しか飲んでいませんでした。

ちなみに、先生はこうアドバイスしてくれたのです。

「症状が酷くなると脱水症状を引き起こす恐れがありますので、水分補給はこまめになさってください。ただし、胃腸に刺激が強すぎるので冷たいものやコーヒーのような刺激物、あと炭酸飲料なんかもNGです。白湯が一番いいですね。」

と。

食べ物に関しても、

「おかゆやうどんなど、消化が良くて胃に優しいものがいいですね。刺激物は控えてください。」

とも。

ウイルスが胃にいれば嘔吐、腸にいれば下痢?

この日の午後からはもうそれは地獄でした。

トイレは15分おき。猛烈な便意に襲われ、トイレに駆け込んではほとんど水状態の排泄物を出すという状態でしたね。ちなみに、この時にはほとんど吐き気の方は収まっていました。

そして15分おきのトイレとの往復を繰り返していると、妻が仕事から帰ってきました。

わたしの惨状を見て、

「ほら、やっぱり病院に行けばよかったのに・・」

と一言。

「今からでも行く?まだ診療時間間に合うし」

というので、連れて行ってもらいました。

そしてまたも点滴。点滴の間も何度もトイレ通いです(涙)。

そして先生が来られて、

「感染性胃腸炎ですね。しんどかったでしょう。感染力が強いのでしっかりとうがいや手洗いをしないと簡単にもらっちゃいますからね。」

といわれました。

「娘と妻は嘔吐や吐き気だけだったのに、なんで自分は下痢なんでしょう。また違うウイルスなんでしょうか」

と聞くと、

「ウイルスが胃にいる時は嘔吐の症状になりますし、腸の方に行ったら下痢になるんですよ。○○さんの場合は腸にウイルスがたくさん行ってしまったんでしょうね」

と説明されました。

なるほど、娘と妻の場合は嘔吐によってウイルスをほとんど吐き出してしまったという事なんですね。んでもって自分の場合はスルスルとウイルスが腸の方に大量に行ってしまったという事でしょうかね。

病院で点滴を受け、薬を処方してもらったらかなり下痢の方も収まってきました。あのままトイレとの格闘が続いたらとてもじゃないけど睡眠どころじゃなかったので、とりあえずホッと一安心しましたね。

腸感冒は地獄だと改めて悟った四十路の夜・・

まあここ1週間は大変な1週間となってしまいました。

しかしおかげさまで病院に行った次の日にはかなり症状も軽くなり、今日からは無事に仕事復帰が出来ました。

感染性胃腸炎というのは、夏場には主に細菌が原因で起こり、冬場には主にウイルスによって引き起こされる、1年を通して私たちの身近にある厄介な病気だそうです。

わたしは齢40を超えて初めてこんなしんどい腸感冒(感染性胃腸炎)に罹ってしまいました。

「腸感冒はほんとに地獄だよー」

と、周囲の人々が言っていた意味が、この年になってようやくわかった気がしましたね。

確かにあれは地獄ですよ・・

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