NHK大河ドラマ「真田丸」第15話「秀吉」視聴感想とMVPと第16話「表裏」史実から見たネタバレ予想

第15話「秀吉」視聴感想

NHK大河ドラマ真田丸もいよいよ大坂編に入って2話目を迎えた第15話「秀吉」。視聴率が18.3%であったことが今朝発表されました。実に第5話「窮地」以来の18%超えという事実を見ても、やはり豊臣秀吉や豊臣家の人たちや家臣たちの物語というのは根強いファンが多いんだなあと改めて思いましたね。

今回の「秀吉」では豊臣秀吉(小日向文世)という男の本質が非常によく現れていたと個人的には思います。

「人たらし」と呼ばれるほどに人懐っこくて社交的で奔放な秀吉と、一方で表裏併せ持つ策謀家としての豊臣秀吉。そんな秀吉という男の器量の大きさ、そしてまさにどれくらいの深さがあるかもわからない深海のような人間としての奥深さと得体の知れない不気味さ・・それが非常に上手く表現できていたと思います。

吉野太夫(中嶋亜梨沙)との遊興の中で、福島正則(深水元基)の飲んでいる酒の桝を見て太閤検地での桝の統一を思いつくところなどは、まさに秀吉の非凡さを現す表現だったと思います(史実ではないですが笑)。真田信繁(堺雅人)を可愛がる一方で、真田家を虫けらの如く踏みつぶそうとしている秀吉もまた秀吉の別の一面として良く描かれていたと思います。

わたしの大好きな(苦笑)、大谷吉継(片岡愛之助)が初登場しましたが、非常に吉継「らしかった」ですよね。千利休(桂文枝)寧(鈴木京香)、福島正則、なか(山田昌)羽柴秀長(千葉哲也)、吉野太夫らが初登場でしたが、概ねどの人物も世間の人物像のイメージ通りだと思います。ただ一点、意表を突いたのが羽柴秀次(新納慎也)。能力的には凡庸ですが、実に人のよさそうな人物に描いていましたね。一説では「殺生関白」と呼ばれるほどであったといわれていますが、現時点ではそのような暴君の兆候は見られません。果たしてこれから変わってくるのか、それとも「殺生関白」ではない好人物として描くのか・・どちらにせよ悲劇の結末を迎える秀次をどう描いていくのか非常に気になるところです。

あと、金吾(小早川秀秋)の子役、可愛かったですよね(笑)。

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「秀吉」のMVPキャラ

そんな「秀吉」のMVPを選びましょう。

すんません、ひねり無しで申し訳ないのですが、やはり「豊臣秀吉」ということになります(苦笑)

上杉景勝(遠藤憲一)も良かったのですが、やはり小日向秀吉に軍配があがりますね。脚本家の三谷幸喜は、本作の秀吉を評して「最高の豊臣秀吉」と言っているそうですが、まさにわたしの描く秀吉のイメージ通りでしたね。

豊臣秀吉という男ほど、作品によってふり幅の大きい人物も珍しいと思います。天真爛漫で人情家として描かれる事もあれば、残虐非道な暴君として描かれる事もあります。天下人以前と以降で人間が変わってしまうというのもよくあるパターンですね。

しかし正解はどちらも併せ持っていたというのが真実だと思います。確かに天下人となっての特に晩年は愚行が目立った部分もありますが、清濁併せ持つのが秀吉の魅力でもあるとわたしは思います。そういう意味で「真田丸」での秀吉には非常に満足しています。今のところは(笑)。

次点は上杉景勝。ていうか遠藤景勝は苦悩しすぎですね(笑)。「義」と「現実」の狭間で揺れ動く景勝の苦悩を非常によく表現していました。景勝をこのように描く作品は初めてといってもいいのではないでしょうか。新たな景勝像を確立した作品といってもいいかもしれませんね。

豊臣秀次役の新納慎也(にいろしんや)さんはこの作品を機にブレイクしそうな感じですね。どうもこの作品の秀次は悲劇の武将として描かれそうですので、注目を集める事は間違いありません。NHKの「歌のお兄さん」を務めていたことからも分かるように、経験豊富で色々な事が出来てしまう器用な役者さんです。みなさん覚えておきましょう(笑)。


第16回「表裏」のストーリー

信州・上田の真田昌幸(草刈正雄)が上洛命令に従わないことに苛立っていた豊臣秀吉は、真田家を庇護する越後・上杉景勝に対して徳川家康(内野聖陽)に真田が攻められても助けるなと通達していたが、秀吉の下にあった真田信繁はその事実を知り愕然とする。

しかしそんな信繁の不安や戸惑いなどとはお構いなしに、秀吉は信繁を自分の身の回りにあって護衛を務める馬廻衆に取り立てるのであった。

天下人・秀吉のお気に入りとして取り立てられた信繁は秀吉と行動を共にするが、秀吉の大のお気に入りであった茶々(竹内結子)に気に入られてしまう。天下人が寵愛する茶々に見染められて戸惑う信繁であった。

東国では、「第一次上田合戦」で真田軍に大敗を喫し、石川数正(伊藤正之)の出奔によって内部統制が乱れていた徳川家康がようやく体制を整え直し、再び信州上田に攻め込む構えを見せていた。

そんな状況を察知した昌幸は主家である上杉家に援軍を要請するが、上杉川は援軍要請を拒否。ここに至って再び真田家は未曽有の危機に陥るのであった・・

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「表裏」史実から見たネタバレ予想

第16話タイトルは「表裏」。歴史好きからしてみると、思わずニヤリとしてしまうタイトルですよね(笑)。

そう、真田昌幸という人物を現すときに使われる「表裏比興(ひょうりひきょう)の者」という言葉からとってあるのは明白です。ですが、どうもこの「表裏」というタイトルは昌幸の事だけではなく、秀吉や家康らも含めての人物に対して使っているようですね。というわけで、煮ても焼いても食えない策謀家達の虚々実々の駆け引きが堪能できそうな回となりそうです。

ストーリーによると、信繁が正式に秀吉の馬廻衆として取り立てられ、上杉家の人質から豊臣秀吉直参の家臣となるのですが、これは史実通りですね。というよりも、最初は上杉家の人質から豊臣家の人質になるのですけどね。少しフライング気味なのです(苦笑)。

そして気になるのがもう一点、徳川家康の動向です。早くも「第二次上田合戦」か?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、「第二次上田合戦」はまだ10年以上先のお話です。史実から見た結論から申しますと、徳川軍と真田軍は戦を回避する事になります。

豊臣秀吉の仲裁があったからです。昌幸は上杉家の人質であった信繁を豊臣の人質として大阪城へと送ります。これによって真田家は正式に豊臣家の家臣となったのです。それに伴って秀吉が家康に対して真田攻めを止めさせた、というのが史実です。

さらにその後にもうひとつどんでん返しがあるのですが、そこまで次回「表裏」で到達するのかはわからないので、とりあえずやめときます(苦笑)

吉田羊演じる本多平八郎の娘・稲姫(小松姫)が初登場

第14話「大坂」、第15話「秀吉」で一気に登場した豊臣家ゆかりの人物たち。次回「表裏」では誰が?というのが気になるところです。

16話では豊臣家の初登場人物はいない模様ですね。しかし、真田家にとって非常に重要な女性が登場する事となります。

後の真田信幸(大泉洋)の正室・稲姫(吉田羊)です。歴史ファンからしてみると小松殿といった方が馴染みがあるかもしれませんね。関ヶ原で兄弟相別れて東西両軍敵同士となった時に、舅である真田昌幸に対して城に一歩も入れず、槍を持って追い返したという逸話を持つ女傑です。

池波正太郎の名作「真田太平記」では若き日の紺野美沙子さんが演じられました。この世のものとは思えない程の美しさでしたねぇ。最初はわがままで気の強い女性でしたが、次第に真田信幸の妻として成長していく様がよく描かれていました。

今回は色々な意味で(苦笑)旬な女優、吉田羊(よしだよう)さん。20歳年下のジャニーズアイドルとの熱愛報道がされたばかりですね。真田丸での登場を見計らったかのようなタイミングです(笑)。

次回予告では薙刀の素振りをしているシーンが見られたように、気の強い女性に描かれそうな感じですね。まあそりゃそうです、なんたってあの本多平八郎忠勝(藤岡弘、)の娘なのですから。

個人的には平八郎とのツーショットが楽しみで仕方ありません。娘に対してあの平八郎がどんな姿を見せるのかも含めて(笑)。ただし、信幸との縁談はもう少し先の話となりそうです。その頃には信繁の正室・春(竹林院)も登場するのではないかと思います。豊臣秀次の娘・露月院もこれから登場してくるでしょうし、真田丸の女性から目を離せなくなりそうですね。

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