(PV動画有)ジョージ・マイケル“ワム!”での名曲 アンドリュー・リッジリーとのコンビはポップ史に残る名デュオに

クリスマスが終わって一息ついていた12月26日(日本時間)、とんでもないニュースが入ってきました。

なんと、あの世界的ポップスターのジョージ・マイケル氏が死去したというニュースです。

ジョージ・マイケルさん死去 53歳、元「ワム!」

わたしの青春時代を代表していた素晴らしいアーティストの突然の訃報、どこもこのニュースをトップで報じているのが現状です。

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日本、アメリカ、イギリス・・世界の頂点を極めたポップ・スター

ジョージ・マイケルといえば、わたしが中学生の頃に一世を風靡した「ワム!(Wham)」のメンバーであり、わたしたちの世代では知らない人がいないという程のアーティストです。

ジョージ・マイケルといってもわからない人はいるかもしれませんが、「ほら、あのワム!の歌うたってる方だよ」とか、「ラスト・クリスマス」歌ってる歌手だよ、といえばほとんどの人が「ああぁー、うんうん」となると思います。

それほどに日本人にとってはなじみの深いミュージシャンなのです。

とはいえ、「ワム!」自体はその活動はとても短いものでした。活動期間は1981年から1986年までのわずか5年間。

その間発売したオリジナルフルアルバムはたったの2枚であり(ベストアルバムや日米限定発売の作品は除く)、だからこそこれだけの活躍期間や少ない作品で、解散後30年経った今でもこれだけの知名度や名声を得ている「ワム!」というポップデュオの凄さを知る事が出来るともいえます。

1986年の解散後はジョージ・マイケル(Vo)とアンドリュー・リッジリー(G)の二人はそれぞれソロアーティストとして歩んでいきますが、数々のスキャンダルを抱えながらソロとして順調にキャリアを重ねていったジョージとは対照的に、アンドリューの方はアルバム1枚を発表しただけであり、解散後はカーレーサーとして活動したり環境保護活動に力を入れるなど、音楽活動の一線から距離を置くというスタンスとなっていました。

しかし2006年にジョージのソロライブにアンドリューがゲスト出演。二人で名曲「ラスト・クリスマス」を演奏するなど、20年振りの「ワム!」再結成が盛り上がります。

しかしファンの期待もむなしく再結成には至らずに現在に至っていました。

そして今回のこの悲報。伝説のデュオ復活を願っていたファンの期待や願いは、このニュースによって永遠に叶わぬものとなってしまったのです。

デビュー作“ファンタスティック” 「バッド・ボーイズ」はあのCMでお馴染みの名曲

そんなワム!が残した2枚の貴重なアルバム。

それが1983年に発売された「ファンタスティック(fantastic)」と翌1984年に発売された「メイク・イット・ビッグ(Make it Big)」です。

両作ともに二人の母国、イギリスではアルバムチャート1位に輝いたのですが、デビューアルバムの「ファンタスティック」がアメリカではほとんど話題にならなかったのに対して、2ndアルバムの「メイク・イット・ビッグ」の方は現在までに全世界で900万枚以上を売り上げるモンスターアルバムとなっています。

というわけで、ここ日本でもとかく注目されがちなのは「メイク・イット・ビッグ」アルバムに収録された曲の方なのですが、実は「ワム!」ファンには「ファンタスティック」の方が好きだというファンもかなり多く存在しています。デビュー作ですが、天才的メロディメイカーとしてのジョージ・マイケルのセンスは既に開花しており、アルバム全体でその才能を惜しげもなく披露している名作です。

アメリカで売れなかったのはただ単にアメリカでのプロモーション不足だったというだけだと思いますね。実際に2ndアルバムの時にはレーベルを大手のエピック・レコード(EPIC)に移籍して、大規模なプロモーションを敢行してもらえたからこそだったともいえます。つまり、「ファンタスティック」当時はアメリカでは「ワム!」を知る術がなかったからこそ売れなかったといってもいいのだと思いますね。

それでは、1stアルバム「ファンタスティック」の名曲「ヤング・ガンズ/Young Guns (Go for It)」と「バッド・ボーイズ(Bad Boys)」をご紹介しましょう。

うーん、やっぱり二人ともカッコいいですよね。何より若い(笑)。わたしたちの世代(40代)にとっては、特に「バッド・ボーイズ」は聞いた事のある人も多いんじゃないでしょうか。当時のカセットテープ「マクセル」のCMはテレビでガンガン流れてましたからね。このマクセルのCMで使われていた曲こそ、あの名曲「フリーダム」とこの「バッド・ボーイズ」だったのです。

いや、やっぱ懐かしいっすね。と同時にマイケルってやっぱり天才だったのね、って再認識させられますね。

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“フリーダム”や“ケアレス・ウィスパー”“恋の駆け引き”・・伝説となった2nd「メイク・イット・ビッグ」

そして1984年に発売された大ヒットアルバム「メイク・イット・ビッグ」。

このアルバムからは4曲がシングルカットされ、全ての曲が全米・全英ともに1位を獲得するという離れ業を演じています。この事実だけでも当時の「ワム!」の人気がいかに凄まじかったかを物語っていますね。

このアルバムからの1stシングルとなったのが「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ(Wake Me Up Before You Go-Go)」。邦題に「ウキウキ」とつけてしまう辺りに時代の流れと、この「ワム」をアイドルっぽく売り出したかった当時のレコード会社の思惑が透けて見えますよね(苦笑)。

二人とも思いっきりアイドルしてますね。ファッションといいPVの構成といい、ね。でも音楽的には本当に上質なポップミュージック。才能的にただのアイドルのそれとは明らかに一線を画している事は一目瞭然ですよね。

つづいて、日本でも西城秀樹や郷ひろみがカヴァーしたことで日本でも人気のある名バラード、「ケアレス・ウィスパー(Careless Whisper)」。

実はこの曲に関しては本国イギリスやヨーロッパの国々では「ワム!」の曲ではなく、ジョージ・マイケルのソロ名義なんですよね(日本ではワム!名義)。ウキウキ・ウェイク・ミー・アップとは全く違う泣きのメロディ。演歌にも通ずる部分のある日本人の琴線に触れる音楽ですよね。日本でカヴァーされたのも頷ける名曲です。あ、ちなみに西城秀樹さんのカバーの題名はなぜか「抱きしめてジルバ」でしたね(笑)。

これも説明不要の超名曲です。このノリの良いイントロと印象的なサビメロは未だに多くのテレビ番組などで使われていますね。それだけ普遍的に素晴らしいメロディだという事でしょう。ジョージのメロディメイカーとしての才能はやはり恐るべきものです。

上記3曲に比べたら知名度はイマイチかもしれませんが、これも隠れた名曲です。邦題は「恋のかけひき(Everything She Wants)」。アルバムではトップの「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ(Wake Me Up Before You Go-Go)」に続く2曲目に収録されていた曲ですね。ワム時代の曲の中では、ジョージ・マイケルのブラック・コンテンポラリーやダンス系の音楽からの影響が色濃く出ている曲ですね。これまた素晴らしい佳曲ですよね。

ジョージとアンドリュー、「ワム!」再結成はなくともその名曲は永遠に・・

そして2枚目のフルアルバムである「メイク・イット・ビッグ」を発売して世界の頂点を極めた「ワム!」はその2年後に正式に解散を発表。1986年6月にイギリスのウェンブリー・スタジアムでラストコンサートを行い、その歴史に終止符を打ちました。

前述したとおり、ジョージ・マイケルはスキャンダラスな話題を振りまきながらもポップスターとして世界の一線で活躍し続け、アンドリューは音楽界から一線を引きます。

1991年に一夜限りの再結成を果たし、2006年にはジョージのソロライブで共演するなど、二人の動向はその後も多くのファンやメディアの注目の的となっていました。理由はもちろん世界一ともいわれたポップデュオ、「ワム!」の再結成。

しかしその願いが叶う事はなくなってしまいました。

ですがジョージ・マイケルが残した数多くの名曲たち、そしてアンドリューとともに残した作品はこれからも残り続けます。これからもクリスマスが来るたびに「ラスト・クリスマス」は流れ続け、テレビではワムの曲が使われ続けていく事でしょう。

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