[大河ドラマ直虎]井伊家臣・庵原助右衛門朝昌(いはらすけえもんともまさ) イケメン俳優山田裕貴(やまだゆうき)演じる名将

戦国時代末期から安土桃山時代の遠江国井伊谷(とおとうみのくにいいのや) を舞台とした、井伊谷領主であった井伊直虎を主人公として井伊氏の物語を描く2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。

今川家、武田家と井伊氏と対立する大勢力に仕えながら、最終的には井伊家臣として徳川四天王と呼ばれた直政、さらにその子の井伊直孝らを側近として支えた庵原助右衛門をここではご紹介しましょう。

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今川家臣・庵原助右衛門朝昌(いはらすけえもんともまさ)の生涯、略歴

庵原助右衛門朝昌の出身である庵原氏は、海道一の弓取りと謳われた今川家の重臣中の重臣の家臣であり、そのルーツは駿河国庵原郡の国造(くにみやつこ)を務めた庵原氏であり、今川家においては今川義元の軍師的存在として今川家の全盛期を築いた太原雪斎(たいげんせっさい)を輩出した家系でもある。

庵原朝昌の生年は弘治二年(1556年)といわれており、今川家滅亡までを今川家臣として過ごした。通称を助右衛門(すけえもん)という記述もある。正室は井伊氏の血縁者である新野親矩(にいのちかのり)の娘であり、早くから井伊氏とは近い存在であったと思われる。

永禄十二年(1569年)、武田信玄の駿河侵攻で遠江国掛川城へと逃れた主君・今川氏真徳川家康により掛川城を明け渡し、名門今川家が滅亡すると、庵原助右ヱ門は新たに駿河を支配することとなった甲斐の武田家に仕えたといわれている。

しかしその武田家も信玄が病没して武田勝頼が家督を継ぐと、長篠の戦の大敗などによって没落。天正十年(1582年)には織田信長の信濃・甲斐への侵攻によって名門・武田家も滅亡。すると、朝昌は織田家重臣として信長亡き後天下人にまで上り詰めた豊臣秀吉の直臣である戸田勝隆の家臣となり、豊臣家に仕える事となった。しかし戸田家臣となって間もなく、同じく秀吉直臣の津田信成の仲介によって、徳川家で勢いよく出世を果たしていた井伊直政家臣となり、知行1500石で召し抱えられる。

しかし主君の井伊直政との諍いによって、庵原朝昌は井伊家を出奔、諸国流浪の身となってしまう。放浪の末に佐々成政家臣の水野勝成家臣となった朝昌であったが、水野勝成の主君である佐々成政は豊臣秀吉によって切腹させられ、佐々家は取りつぶしとなって朝昌は再び主君を失うが、縁あって再び井伊家に2000石という好条件で帰参を果たしたといわれている。

そののちは井伊家家老として直政や直孝らの主要な合戦に随行。直政没後、直孝が参戦した大阪の陣では、夏の陣の若江の戦いで豊臣家の若武者・木村重成を討ち取るという戦功を挙げた。

寛永十七年(1640年)没。享年85。助右衛門朝昌以降、庵原家は代々彦根藩井伊家の家老として栄えていく事となる。

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今川義元や武田信玄、井伊直政といった超大物に仕えた名将・庵原朝昌

まさに波乱万丈の人生ですね。上の略歴でご紹介しただけでも、

今川義元
今川氏真
武田信玄
武田勝頼
戸田勝隆
井伊直政
水野勝成
井伊直孝

その生涯で実に8人もの主君に仕えた、戦国時代という世の壮絶さを体現したような人物ですね。今川家、武田家、そして水野勝成が仕えた佐々家と、戦国乱世に次々と主君の滅亡を目の当たりにしてきました。しかしこれだけの災難に際しても、庵原家を存続させ、最終的には彦根藩の家老として家督を残したのですから、やはり一廉の人物であったことは間違いないのでしょう。

主君であった井伊直政と喧嘩別れする程に気骨のあった人物であった一方、そんな別れ方をした井伊家に再び帰参が叶っている事から考えても、直政の信頼は実に厚かったというのは容易に想像できますね。喧嘩によって一時は離れ離れとなりましたが、実は直政と助右衛門は非常にウマが合ったのではと思いますね。

大坂夏の陣では、大阪城五人衆(真田幸村、後藤又兵衛、毛利勝永、長宗我部盛親、明石全登)に次ぐ実力者といわれた豊臣家の貴公子・木村長門守重成を討ち取っている事から、戦も強い武将でした。まさに実も花もある武将、それがこの庵原助右衛門朝昌という人なのです。

松下常慶役の和田正人に続くD-BOYS、山田裕貴(やまだゆうき)が演じる庵原助右衛門

井伊家の親族である奥山家の姫君を妻に娶り、数々の困難を乗り越えて井伊家の為に働き、見事に家名を守った名将・庵原助右衛門朝昌。この隠れた名将を演じるのが、今売り出し中の若手人気俳優、山田裕貴(やまだゆうき)さんです。NHK大河ドラマはこの「おんな城主 直虎」がデビュー作となります。

山田裕貴さんはナベプロこと、芸能界の大手である「ワタナベエンターテインメント」に所属する若手俳優による演劇ユニット、D-BOYS(ディーボーイズ)のメンバーであり、数多くの人気俳優を輩出している戦隊もの、「海賊戦隊ゴーカイジャー」のゴーカイブルーでデビューを果たしました。

瀬戸康史や志尊淳ら多くの人気俳優が所属しているD-BOYSの中でも期待の若手俳優でもあり、間違いなくこの庵原助右衛門役でより大きな知名度を得る事となるでしょう。「おんな城主直虎」ではそのD-BOYSでの先輩でもある、和田正人さんが松下常慶(まつしたじょうけい)役で出演しています。これは心強い限りでしょう。

まだまだ一般的な知名度はゼロに近い庵原助右衛門朝昌(いはらすけえもんともまさ)。若手俳優屈指のイケメン、山田裕貴さんによって歴史ファン以外からも大きく認知されていく事に期待したいですね。

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