[必殺最強殺し技別]鉄砲・紐系等飛び道具編 シリーズで一番強いのは超人能力を持つあの行者?竹鉄砲の仕置人は?

様々な殺し技を駆使して頼み人の晴らせぬ恨みを晴らす必殺シリーズの仕事人たち。

多種多様なバリエーションを誇る個性豊かな仕事人たちの中でも、華麗な殺し技として数多くの人気者を生み出してきたのがひも状のものや銃などで相手を仕留める飛び道具系の殺し屋たち。

この記事の中ではそんな飛び道具系仕事人の最強を「独断と偏見」で選んでみたいと思います。あくまで独断と偏見ですからクレームは基本的に受け付けていません(笑)。

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飛び道具系第3位 巳代松(みよまつ/新必殺仕置人) 演:中村嘉葎雄(なかむらかつお)

必殺シリーズ屈指の人気作であり、人気キャラでもある「新必殺仕置人」の巳代松を3位に推します。

新必殺仕置人では中村主水、念仏の鉄という必殺シリーズの2トップともいえる人気キャラとともに仕置人グループを結成していた仕置人です。

その仕置道具は手作りの竹で作った短筒。鍋や釜などの修理・修繕を手掛ける鋳掛屋を表の家業にしている巳代松だけに、その竹鉄砲は常に改良されてきましたし、その改良の様子はドラマ内でも頻繁に出て来ます。それもそのはず、改良を加えなければならない程にこの巳代松の得物である竹鉄砲は脆弱にして制約が多い諸刃の剣のような武器だったからです。

その手製の竹鉄砲は、一度の銃撃によって砲身はバラバラに砕け散ってしまいます。つまり一撃で仕留めなければならないという代物です。さらにその射程距離は二間(にけん/一間=約1.8mで約3.6m)。相手の二間以内に近付いて発射しなければ殺傷能力が発揮できないのです。さらに縦断の発射後には銃身が粉々になる程の衝撃によって発射した巳代松自身も後方に吹っ飛ばされてしまうという、三重苦といってもいいほどに使いづらい得物でした。

本職である鋳掛屋の仕事以上に裏稼業に使用する竹鉄砲の改良に熱心だった(笑)巳代松は、その甲斐あって後方に吹き飛ばされるという三重苦のうちの一つは解消させることが出来ましたが、一発のみの発射、そして二間以内の射程距離というデメリットは最後まで克服することが出来ませんでした。しかしその熱心な研究の成果もあってか、この新必殺仕置人の中で巳代松は、バズーカ砲式の改良型や5発連続発射型、照準器装備型、さらにはサイレンサータイプの短筒まで誕生させました。

そのような工夫と努力によって巳代松は、この三重苦ともいえる手製の竹短筒で数々の悪党達を仕置してきたのです。最終回「解散無用」ではあまりに残酷ともいえる最後を迎える事となった巳代松。しかしその人情味あふれる人間性やこういった仕置人としての真摯な姿勢は同僚の中村主水や鉄とはまた違った「味」を出していました。三重苦を敢えて背負いながらの仕置の数々。文句なしの3位だとわたしは思います。

飛び道具系第2位 三味線屋の勇次(新必殺仕事人等) 演:中条きよし

後期必殺シリーズ屈指の人気キャラ、三味線屋の勇次を2位に推したいと思います。必殺シリーズでは「新必殺仕事人」でおりく(山田五十鈴)の息子として初登場。以降は「必殺仕事人Ⅲ」、「必殺仕事人Ⅳ」、「必殺仕切人」とレギュラー出演を果たしました。必殺シリーズの新黄金期を飾り職人の秀(三田村邦彦)とともに作った、必殺シリーズの大功労者といっても過言ではないでしょう。

その殺し業はあまりにも有名です。バラエティ番組やコント番組でもよくパロディのネタとして使われましたよね。三味線用の細くて丈夫な糸をターゲットに向かって投げ、首に巻き付けて引っ張り上げ、糸を弾いて絶命させる、というあれです。

この勇次の登場以降、勇次の後継キャラともいうべき組紐屋の竜(京本政樹)にこの勇次の殺し技のフォーマットが受け継がれたように、勇次のこの華麗で美しい技は必殺のトレンドとなりました。

しかし、殺し技としては万能とは言えません。なんといっても得物は「糸」なのです。いくら丈夫とはいっても、相手が刃物を持っていれば斬られてしまいます。なので基本的にこの勇次の殺し技は不意打ちというのが大前提となります。しくじったら相手の反撃を受け、絶対不利となる諸刃の剣ともいえる技ともいえるでしょう。

しかしだからこそ正確無比な技術と集中力、そしてどんな状況でも失敗しない鋼のメンタルが求められるのです。こんな高いハードルを毎回飛び越え続けてきた勇次。3位の巳代松と同じく、この技術力・精神力と敢えて自分に課した枷(かせ)を克服しての仕事ぶりは最強候補に挙げられて然るべきだと個人的には思いますね。

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 飛び道具系第1位 先生(翔べ!必殺うらごろし) 演:中村敦夫

個人的にこの飛び道具系1位は全く迷いませんでした。1位はこの人しかいないでしょう、「翔べ!必殺うらごろし」の主人公である「先生」です。いや、迷わなかったといえば噓になりますね。迷った理由は強さへの疑念ではなく、先生をこの飛び道具のカテゴリーに入れていいものかどうかという意味でです。基本は旗竿で串刺しというのが先生の殺し技のデフォなのですが・・でも投げて刺すという頻度もかなり高いので、敢えてこの飛び道具系に入れました。そこはご理解くださいませ。

うらごろしを知らない人にとっては、え?名前が「先生」?ってお思いの方もいらっしゃるでしょうが、先生は先生であり、本名は分かりません。うらごろしの主力メンバーは先生、おばさん(市原悦子)、若(和田アキ子)という風にあだ名で呼ばれており、それぞれの本名は最初から最後までわからないのです。

先生は太陽を信仰して全国を修行のために旅している行者。行者であり、若の師匠だから“先生”と呼ばれています。

その力は強力で、死者の声を聞くことが出来るなどの超常能力に加えて超人的な身体能力も有しています。ハッキリ言ってポテンシャル的には必殺シリーズ全てにおいて最強という程でもあり、必殺ファンの中にはこの先生の力を「チート級」(ズルい程の力という意味)とまで呼ぶ人もいる程です。それくらいに凄い先生の超人的な力はコアな必殺ファンならほとんどの人が知っています(笑)。だから必殺最強キャラを語る時にはいつも候補として挙がるのがこの先生なのです。

正真正銘の刀の刀身を手刀で叩き折ってしまったり、全力で駆けている馬を走って追い抜いてしまったり、軽くジャンプしたように見えて人の頭を超す程跳躍したり・・というように先生の驚異的な力は「翔べ!必殺うらごろし」の中で何度もお目にかかることが出来るでしょう。そしてその先生の超人的身体能力などを見ていただければ、「ああ、先生が最強で仕方ないね」と思えるはずです(笑)。

先生が殺しに用いる得物は、先生が旅の時に肌身離さずに持っている旗差し物です。杭のような木には梵字(サンスクリット)が記された布が付けられており、基本的にはその指物の木杭の部分を相手に突き刺して仕留めます。しかしそれだけではなくジャイアントスイングなどのプロレス技、垂直放り投げなどの怪力技、弓矢を投げ返す等という北斗神拳の「二指真空破」のような技(笑)、などなども繰り出しており、サンスクリットの旗差し物がなくても全く問題はないと思います。そういう意味でも最強なのです(笑)。

最後にもう一度言わせてください。必殺全シリーズの殺し屋の中でも最強は間違いなくこの「先生」だとわたしは確信します。

“からくり人血風編”の土左ヱ門や新仕置の死神などその他の最強殺し屋候補たち

必殺シリーズにおける飛び道具系のキャラクターたちはここでご紹介したトップ3以外にも沢山います。その中には惜しくもトップ3入りを逃した猛者も多いです。ここで少しだけ紹介しておきましょう。

まずは2位の三味線屋勇次の項でも少し触れた、組紐屋の竜(京本政樹/必殺仕事人Ⅴ等)。その腕前は勇次に勝るとも劣らないのですが、基本は勇次の後継キャラであるという影の薄さと能力以上のプラスアルファという部分に欠ける事からベスト3からは漏れました

個人的に凄く迷ったのが、「必殺からくり人血風編」の土左ヱ門(どざえもん)と「新必殺仕置人」の死神です。

土左ヱ門(山崎努)の得物は拳銃・ライフル銃。豪放磊落でさっぱりとした性格の表の顔から一変、裏稼業では銃弾を顔色一つ変えずに相手が絶命するまで打ち込むという非情さを見せます。「薩摩藩の密偵」と「裏稼業」という二つの裏を持つこのカリスマ性あふれるキャラは先生は別格としても勇次と巳代松に割って入れる程の暗殺者です。

さらには新仕置における寅の会元締め・虎の腹心として、悪人を仕置する立場の仕置人を仕置するという仕事を受け持っていたギリヤーク人(樺太の先住民族・ニヴフともいう)の死神(河原崎健三)。鉄や巳代松、主水らでさえ恐れるその実力は当然最強候補です。死神の武器は鉄製の銛(もり)。紐に着いた銛の先端部分を飛ばし、相手に突き刺して仕留めます。仕置人を仕置する死神は文句なしの最強候補なのですが、最後が最愛の恋人への後追い自殺を選んだというメンタルの弱さ(苦笑)、さらには仕置人グループの殺し屋ではないという部分でランク外としました。

様々な武器やキャラクターが登場する必殺シリーズの殺し屋たちの中でも、トラディショナルな刀系や怪力系などに比べればこの飛び道具系というのはある意味トリッキーな部類に入るキャラクターが多いような気がしますね。ともかくこの必殺最強シリーズの記事の中では毎度述べている事ですが、ここでも復唱させていただきます。

わたしの独断と偏見に基づいたランキングなので苦情は一切受け付けません(笑)

なお、飛び道具以外の系統別必殺シリーズ最強については以下の記事をご覧ください。

[必殺最強殺し技別]刀・剣術編

[必殺最強殺し技別]急所突き編

[必殺最強殺し技別]素手・怪力系編

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