[NHK大河ドラマ]歴代低視聴率ランキング 過去の作品の視聴率ワースト10ランクインはどの作品?

1963年に記念すべき第1作目「花の生涯」で放送を開始して以来、現在放映中の「おんな城主直虎」で56作目となるNHK大河ドラマ。日曜夜の代名詞ともいえるNHK大河ドラマは、視聴率の上でも毎年のように高い注目を集める人気コンテンツでもあります。

そこで、この記事では1年目の「花の生涯」から昨年2016年の「真田丸」までの55作品の中から低視聴率にあえいだ、視聴率ワースト10をランキング形式でご紹介したいと思います。

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第10位 新選組! 2004年放送平均17.4%

放送期間 :2004年1月11日~12月12日
放送回数 :全49話
音   楽:服部隆之
脚   本:三谷幸喜
主   演:香取慎吾
時代設定 :幕末
主 人 公:近藤勇
平均視聴率:17.4%
最高視聴率:26.3%(第1話)

人気脚本家であり、熱狂的な大河ドラマファンとしても有名な三谷幸喜が初めて大河ドラマを手掛けた事で大いに話題となった「新選組!」が低視聴率大河ドラマの10位となりました。まあ1年間の平均視聴率17.4%って普通に凄いんですけどね(苦笑)。大河ドラマでは及第点とはいかないのがこの大河どいうドラマのハードルの高さなのです。

視聴率的には思ったより伸びなかったこのドラマですが、DVDの売り上げは大河ドラマの中でも相当に高かったようです。そのせいかどうかはわかりませんが、大河ドラマとしては史上初めて最終回放送後に続編が作られました。最終回の約1年後のお正月にスペシャルドラマで放送された「新選組!土方歳三最期の一日」がそれです。山本耕史主演のこの続編がまた泣けるんですわ(涙)。

ワースト10位の作品ですが、個人的にはトップ3に入るほど好きな大河ドラマです。特に山南敬助が切腹する第33話「友の死」と近藤勇が斬首される最終回「愛しき友よ」は涙腺決壊必至の出来です。この作品は総集編ではなく全49話余さず見ましょう。それだけの価値がある名作だという事は保証します。

第9位 琉球の風 DRAGON SPIRIT 1993年放送平均17.3%

放送期間 :1993年1月10日~6月13日
放送回数 :全23話
音   楽:長生淳
主 題 歌:谷村新司
原   作:陳舜臣(ちんしゅんしん)
脚   本:山田信夫、水谷龍二
主   演:東山紀之
時代設定 :安土桃山~江戸初期
主 人 公:楊啓泰(ようけいたい)
平均視聴率:17.3%
最高視聴率:24.1%

大河ドラマ史上初めての半年間23話という短期放映となったのがこの「琉球の風 DRAGON SPIRIT」です。

大河史上初めて沖縄(琉球)が舞台となった作品であり、大河史上初めて歌詞付きのポップス(唄:谷村新司)が主題歌となった作品であります。まさに大河ドラマの歴史において異色作といっていい作品でしょう。

このドラマについては、リアルの生活でこの頃は色々あって、かなり見ていない話しが多いのであまり多くを語る資格はありません。全話を何とか見たいのですが、まだ全話ソフト化は実現していないのが現状です(総集編はNHKアーカイブスで視聴可能)。何とかDVDの完全盤をお願いしたい一作ですね。

第8位 武蔵ーMUSASHIー 2003年放送平均16.7%

放送期間 :2003年1月5日~12月7日
放送回数 :全49話
音   楽:エンニオ・モリコーネ
原   作:吉川英治
脚   本:鎌田敏夫
主   演:市川新放之助(現:市川海老蔵)
時代設定 :江戸初期
主 人 公:宮本武蔵
平均視聴率:16.7%
最高視聴率:24.1%

歌舞伎俳優の市川新之助(現:市川海老蔵)が伝説の剣豪・宮本武蔵を演じたのがこの「武蔵」です。当時は井上雄彦先生の漫画、「バガボンド」が大ヒット中で、若者を中心にちょっとした宮本武蔵ブームが吹き荒れていた頃でした。

そんな追い風を受けてスタートしたこの大河ドラマ「武蔵」でしたが、そんな「バガボンド」ファンを引き付けられたかといえば微妙というのが正直なところであり、それは視聴率にも表れているといっていいのかもしれません。わたしも「バガボンド」全巻持っているファンでしたし、何より役所広司さん主演の1984年の水曜時代劇「宮本武蔵」の出来があまりにも素晴らしかったので非常に期待しました。ですが、その期待は裏切られたというのが正直なところでしたね。

この作品に関して未だに総集編・完全版のDVD化はもちろんの事、NHKアーカイブスでの視聴も出来ないというのは、諸般の事情もあるでしょうが残念な事です。もう一度見直してみれば評価も変わってくるのかもと思っているのですが・・

第7位 真田丸 2016年放送平均16.6%

放送期間 :2016年1月10日~12月18日
放送回数 :全50話
音   楽:服部隆之
脚   本:三谷幸喜
主   演:堺雅人
時代設定 :戦国時代~江戸初期
主 人 公:真田信繁(幸村)
平均視聴率:17.4%
最高視聴率:20.1%(第2話)

三谷幸喜が「新選組!」以来12年振りに手掛ける事となった大河ドラマ第2作目がこの「真田丸」。まだ記憶に新しい大河ドラマですね。

うーん、この大河が視聴率では下から7番目なのかあ・・。ってのが正直な感想ですね。個人的には2016年大河ドラマは大満足の1年でしたから。本も役者も音楽も全て良し!でも視聴率はいまいち・・。まあそんな作品はこの世に山ほどあるので気にはしていませんが、低視聴率の記録として残ってしまうのはファンにとっては悔しい部分ではありますよね。

真田丸については以下のカテゴリーから記事をご覧いただけますので興味のある方はどうぞ。

真田丸についての記事

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第6位 軍師官兵衛 2014年放送平均15.8%

放送期間 :2014年1月5日~12月21日
放送回数 :全50話
音   楽:菅野祐悟
脚   本:前川洋一
主   演:岡田准一
時代設定 :戦国時代~江戸初期
主 人 公:黒田官兵衛(孝高、如水)
平均視聴率:15.8%
最高視聴率:19.4%(第29話)

豊臣秀吉の天下取りを支えた二大軍師である竹中半兵衛と並んで「二兵衛」とも称された黒田官兵衛の半生をドラマ化した「軍師官兵衛」。主演はジャニーズ事務所の岡田准一。待望の大河ドラマ初主演作となりました。

個人的にはこのドラマも好きなドラマですね。黒田官兵衛という清濁併せ持つ有能な武将の人生を、殊更美化することなく描いたのは素晴らしかったと思います。特に関ヶ原の戦いにおいて天下への野心を隠さずに戦いに挑む官兵衛は、岡田准一の好演も相まって素晴らしかったですね。

超個人的な意見を言わせてもらうのであれば、郷里の英雄(山陰を代表する戦国武将)である山中鹿介が最高にかっこよく描かれていたのが嬉しかったです。別所哲也さんの演技も良かったですしハマってました。脚本の前川洋一さんと別所哲也さんには「ありがとうございます!!」と声を大にして言いたいですね。

第5位 八重の桜 2013年放送平均14.6%

放送期間 :2013年1月6日~12月15日
脚   本:山本むつみ他
放送回数 :全50話
主 題 歌:坂本龍一
音   楽:中島ノブユキ
主   演:綾瀬はるか
時代設定 :幕末~明治初期
主 人 公:新島八重
平均視聴率:14.6%
最高視聴率:21.4%(第1話)

東日本大震災の発生によって東北復興という目的で制作されたのがこの「八重の桜」。主人公は会津藩出身の新島八重。演じたのは大河ドラマ初出演にして主演となった綾瀬はるかさんです。

うーん、このドラマも数字が悪すぎるというのが第一印象ですね。特に前半の幕末~会津戦争にかけてのこのドラマは本当に面白かったです。素晴らしいドラマでした。キャストもピッタリハマってましたしね。後半は平和な明治の世が舞台という事で、勢いが落ちるのは致し方ないとは思いますが、それにしてももうちょっと視聴率よくても良くないかい??ってのが正直なところです。

とにかく会津編、熱く哀しい物語です。見ていない人は必見です!

あと、劇中でも何度か出てきた会津の教えである「ならぬものはならぬ!」という教育は素晴らしいと思いましたね。

第4位 竜馬がゆく 1968年放送平均14.5%

放送期間 :1968年1月7日~12月29日
放送回数 :全52話
音   楽:間宮芳生
原   作:司馬遼太郎
脚   本:水木洋子
主   演:北大路欣也
時代設定 :幕末
主 人 公:坂本龍馬
平均視聴率:14.5%
最高視聴率:22.9%(第1話)

意外なのがこのドラマのこの視聴率の低さでしょう。司馬遼太郎の大人気小説を原作とした坂本龍馬主演の大河ドラマ、「竜馬がゆく」。実はこのドラマが1994年に平均視聴率最低記録を更新されるまで、26年間にわたって大河ドラマの最低視聴率という不名誉な記録を持っていたドラマだったのです。

平成時代の作品がズラリと並ぶ大河ドラマ視聴率ワーストの中にあって、1968年(昭和43年)放送の大河ドラマ第6作目というこの作品がいるというのは非常に目立つとともに、何故なのだろうという意識が先に立ってしまいます。

原作は司馬遼太郎の大人気小説、俳優も若き日の北大路欣也さんを初めとして錚々たる実力派が揃っています。リアルタイムでこの作品を経験したことがないのでさっぱり理由が分かりませんね。うちの父はリアルタイムで見ていたクチで、すごく面白かったといっていたのですが・・。ただ、親父曰く「時代の動きとかはやっぱり幕末だったし分かりにくかった気もするな」とも言ってましたね。この辺りが視聴率が伸び悩んだ主因なのかもしれません。どちらにせよ、この作品は大河ドラマにおける「あるある」でもある、「幕末物は視聴率が取れない」というあるあるを生み出す事ともなったのです。

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第3位 花の乱 1994年放送平均14.1%

放送期間 :1994年4月3日~12月11日
放送回数 :全37話
音   楽:三枝成彰
原作・脚本:市川森一
主   演:三田佳子
時代設定 :室町時代
主 人 公:日野富子
平均視聴率:14.1%

2012年に更新されるまで低視聴率1位だったのがこの「花の乱」。4月スタートで12月最終回の8か月間という変則放映の大河ドラマでした。

時代設定は室町時代真っ只中。大河ドラマとしては初めて取り扱う時代であり、主人公は日本史を代表する悪女との評価もある「日野富子」。応仁の乱前後の動乱を描いた作品であります。

この低視聴率も個人的には全く納得がいきませんなあ。凄く面白い大河ドラマなのに。映像美という点では大河屈指の美しさを誇りますし、何よりも脇の俳優の演技が凄いです。特に応仁の乱の主役となった山名宗全と細川勝元。演じた萬屋錦之介と野村萬斎の火花散る演技は圧巻です。

それ以外にも日野勝光(草刈正雄)、日野重子(京マチ子)、一休宗純(奥田瑛士)など演技派のバトルは見ものです。さらに日野富子の若き日を演じた松たか子の可憐さ。デビュー作ながら、後の大女優のオーラを既に放っていました。

音楽といい映像といいとにかく美しさに圧倒されます。しかし俳優の演技は熱く激しく素晴らしいです。とにかく面白い大河ドラマです。この作品もまた見てない人は必見です。

第1位 花燃ゆ 2015年放送平均12.0%

放送期間 :2015年1月4日~12月13日
放送回数 :全50話
音   楽:川井憲次
脚   本:大島里美、宮村優子他
主   演:井上真央
時代設定 :幕末~明治初期
主 人 公:杉文(楫取美和)
平均視聴率:12.0%
最高視聴率:16.7%(第1話)

1977年(昭和52年)の「花神」以来となる幕末長州藩を主役として描いた大河ドラマ。個人的には非常に楽しみにしていたのですが・・。

ハッキリ言って視聴率が現している通りの作品というのがわたしの個人的評価です。吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作、周布政之助らが出演していた前半はまだ良しとしましょう。しかし、大奥編辺りからはハッキリ言って何度脱落しようと思ったかしれません。最後まで何とか完走(視聴)出来ましたが、満足というにはほど遠いものだったというのが正直なところです。

ちなみにこのドラマのキャッチコピーは「幕末男子の育て方」。制作プロデューサーいわく、ドラマ的には「学園ドラマ」であるというドラマの方向性。この事実だけ見ても、この低視聴率は俳優の責任ではなく制作側だという事は一目瞭然でしょう。松下村塾を学園ドラマになぞらえるその発想はわたしには微塵もありませんでしたね(遠い目)

38年ぶりとなる長州藩主役の大河をこんな風にしてしまった罪は重い!と個人的には思います(あくまで個人的見解です汗)。それ以上の事は敢えて言いません、悔しくなるだけなんでね。ただし、川井憲次氏作曲のオープニングは神曲です。幕末に命を散らした長州藩の志士たちの熱き魂が蘇ってくるようで、聞くたびに熱いものがこみ上げてきてしまう程の名曲なのです。

第1位 平清盛 2012年放送平均12.0%

放送期間 :2012年1月8日~12月23日
放送回数 :全50話
音   楽:吉松隆
脚   本:藤本有紀
主   演:松山ケンイチ
時代設定 :平安末期~源平内乱
主 人 公:平清盛
平均視聴率:12.0%
最高視聴率:17.8%(第2話)

2017年現在において、「花燃ゆ」と並んで大河ドラマ歴代最低視聴率という不名誉な記録を持つのがこの「平清盛」です。

わたしの中での「平清盛」への評価は、視聴率が同じ「花燃ゆ」の評価とは全く正反対です。21世紀大河ドラマの中では屈指の出来を誇る大河ドラマだと思います。藤本有紀さんの硬派で骨太な、平家の栄光と没落を丹念に描いた脚本はとにかく素晴らしいの一語に尽きます。その世界はまさに栄枯盛衰、平家物語の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」の世界観を見事に表しています。

平家を取り巻く環境やどうにもならない時代のうねりや流れ、そこに絡んでくる源氏や朝廷の人々。必ずやこの大河ドラマは後世に高く再評価される事となるでしょう。それは100%間違いありません。

「視聴率の良し悪しは作品の良し悪しではない」

この「平清盛」というドラマはそれを如実に体現したドラマの典型ですね。

視聴率が高い=面白い、視聴率が低い=面白くない、ではないのを証明したランキング

というわけで、歴代大河ドラマにおける平均視聴率の低い10作品をランキング形式でご紹介しました。

文中で述べているように、テレビドラマを取り巻く環境が大河ドラマ初期と現在では全く違う以上、それらを一括りに視聴率というもので論じることはナンセンスという声はごもっともだと思います。

第一、何度も言いますが、高視聴率=いいドラマ、低視聴率=悪いドラマ、でないことが当然である以上は視聴率など意味がないという事もまた事実でしょう。

というわけで、ドラマの内容とはあくまで切り離してこのランキングは楽しんでいただければと切に願います。そしてこの中でまだ見ていないドラマがあれば、見る時に視聴率による偏見は無くしてご覧いただきたいと思います。こんなランキング紹介しといていうのも何なのですが・・(爆汗)

大河ドラマ視聴率ランキングの上位、中位の作品については以下の記事をご覧ください。

[NHK大河ドラマ]歴代高視聴率ランキング 史上最高の年間平均視聴率ベスト10

大河ドラマ歴代視聴率ランキング一覧 全作品中上位下位10作以外の11位~44位作品

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2 Responses to “[NHK大河ドラマ]歴代低視聴率ランキング 過去の作品の視聴率ワースト10ランクインはどの作品?”

  1. h より:

    宇宙兄弟と真田丸って、キャラクターが被りませんか?

    南波日々人:真田幸村(堺雅人)
    南波六太:真田信之(大泉洋)(ハマり役)
    南波父:真田昌幸(草刈正雄)
    南波母:真田兄弟の母
    シャロンおばちゃん:真田兄弟の祖母
    ローリー:猿飛佐助
    ケンジ:矢沢三十郎
    吾妻:石田三成
    星加:上杉景勝
    那須田:豊臣秀吉
    オリガ:きり・春
    おこう:せりか
    イヴァン:大谷吉継
    ダミアン:小山田茂誠
    バディ:堀田作兵衛
    ジェフ:高梨内記
    ブライアン:武田勝頼
    日々人のロシアでの仲間たち:後藤・明石・長宗我部・毛利
    NASA:徳川軍
    ロシア:大阪城

    すっごい被るんですが。

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