TVドラマ水戸黄門歴代光圀役(御老公・御隠居)キャスト一覧 超大物俳優揃いの中で武田鉄矢は何代目?

1969年に放送開始以来長らく国民的人気時代劇として親しまれながら、惜しまれつつも2011年にレギュラー放送を終了したTBS系列の長寿番組「水戸黄門」。

先日、水戸黄門ファン、いや時代劇ファンにとってうれしいニュースが届いたのは記憶に新しいところですよね。

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BSーTBSで復活する「水戸黄門」新ご老公役は武田鉄矢氏に決定

時代劇ファン、水戸黄門ファンに嬉しいニュースが届いたのは2017年3月。BS-TBSにて2017年10月より水戸黄門がレギュラーとして復活することが決定し、正式発表されたのです。

そしてその発表と同時に主人公である水戸光圀役(ご老公様)も、人気歌手・俳優の武田鉄矢さんが務めるという事も正式発表となったのです。

レギュラー放送終了時の水戸黄門とはキャストを一新するというコンセプトであるらしく、まだ助さんや格さんといったおなじみのレギュラー陣こそ発表されていませんが、黄門様役を武田鉄矢さんとしたことで新しく始まる黄門様のフレッシュさは十分に伝わったといえるのではないでしょうか。ちなみに武田鉄矢さんの御年は68歳(1949年4月11日生まれ)です。

ここではこれまでTVドラマ「水戸黄門」の歴代のご老公様をご紹介していきたいと思います。

初代水戸光圀:東野英治郎(とうのえいじろう)1969年(昭和44年)~

まずは栄えある初代黄門様から参りましょう。由緒ある初代黄門様はこの人です。

名  前:東野英治郎(とうのえいじろう)
生年月日:1907年(明治40年)9月17日
没年月日:1994年9月8日(満86歳没)
出  身:群馬県富岡市
出演年数:13年8ヶ月
出演期間:1969年8月~1983年4月
出演部数:第1部~13部
出演年齢:61歳~75歳

東野英治郎さん。わたし世代からしてみれば、この方は黄門様以外のイメージがないかもしれません。少なくともわたしはそうです(苦笑)。しかし、上の世代(50代以上?)の人からしてみれば、れっきとした日本を代表する超大物俳優さんです。なんといっても日本を代表する新劇団であるあの「俳優座」の設立メンバーなのですから。

まさに水戸黄門における水戸光圀像を作り上げた偉大なる先駆者であり、元祖です。あの好々爺然としたご老公様のイメージはこの東野さんが作り上げたといっても過言ではないかもしれませんね。

しかしそのご老公像は一朝一夕に出来上がったわけではなく、黄門様の代名詞の一つともいえるあの独特の高笑い一つとっても、試行錯誤の末に東野英治郎版水戸黄門高笑いが確立したのには三年かかったといわれています。

ちなみにこの東野英治郎さんの長男も俳優として活躍された東野英心(とうのえいしん)さん。残念ながら2000年に58歳の若さで亡くなられていますが、我々世代では「あばれはっちゃく」のはっちゃく(桜間長太郎)のお父さん役で親しまれた名優さんですね。東野英心さんの名セリフ、「てめえの馬鹿さ加減にゃあなあ、父ちゃん情けなくて涙が出てくらあ!」はうちら世代では超有名ですよね。

二代目水戸光圀:西村晃(にしむらこう)1983年(昭和58年)~

13部・13年8ヶ月という長期間にわたって水戸光圀役を務めた東野英治郎さんに続いて二代目水戸光圀役を演じられたのがこちらの俳優さんです。

名  前:西村晃(にしむらこう)
生年月日:1923年(大正12年)1月25日
没年月日:1997年4月15日(満74歳没)
出  身:北海道札幌市
出演年数:9年1ヶ月
出演期間:1983年10月~1992年11月
出演部数:第14部~21部
出演年齢:60歳~69歳

名優・東野英治郎さんの後継者として水戸黄門主役に抜擢されたのが、戦後の日本映画界・テレビ界で名バイプレーヤーとして確固たる地位を築いてこられた西村晃さん。

東野英治郎さんもそうでしたが、この西村晃さんもこの水戸黄門の主人公を演じられるまでのキャリアにおいては結構悪役なども演じてこられた個性派俳優さんでした。その意味では、東野さんも西村さんも似たような俳優さんとしての道のりを歩んでこられたといえるのかもしれませんね。

この西村さんの水戸黄門でのキャリアがったったの9年というのは個人的には非常に以外ですね。もっと長くやっていらっしゃったイメージがあります。

大河ドラマなどではお馴染みの俳優さんであり、特に「風と雲と虹と」での源護役は印象的でしたね。さらに個人的には「ルパン三世」の劇場版第1作目の「ルパンVS複製人間」で演じられたマモー役は圧巻でしたね。声優としても超一流の表現者であることをこれでもかってほど見せてくれた作品でした。

水戸黄門降板からわずか4年半ほどでの74歳での逝去はあまりにも早すぎたといわざるを得ませんね。これからもテレビ、映画、さらにはアニメや吹替などでもまだまだ傑作をたくさん残してほしかった俳優さんです。まさにマルチな才能を持った方でしたね。

三代目水戸光圀:佐野浅夫(さのあさお)1993年(平成5年)~

1992年放送の第21部で二代目黄門様の西村晃さんが降板後、半年後に放送された22部から三代目ご老公様を演じられたのがベテラン俳優のこの方でした。

名  前:佐野浅夫(さのあさお)
生年月日:1925年(大正14年)8月13日
出  身:神奈川県横浜市
出演年数:7年6ヶ月
出演期間:1993年5月~2000年11月
出演部数:第22部~28部
出演年齢:67歳~75歳

劇団民藝の結成にも参加された大御所ベテラン俳優の佐野浅夫さんですね。二代目の西村晃さんとは2歳(学年では3学年)違いという、歴代の黄門様の中では先代と最も年の近い俳優さんの起用となりました。

ちなみに、二代目黄門様の西村晃さんと三代目のこの佐野浅夫さんに関しては、水戸光圀役として起用される前に、ニセ黄門様としてゲスト出演されています。ニセ黄門様といえば、レギュラー放送でも何度も放送されている鉄板ネタでありますが、そこで起用されているという事です。これは正式な黄門様となる前のテスト的意味合いも強かったそうです。お二人は見事にそのテストに合格したという事なのでしょうか。

まあその起用が成功だったのはお二人の水戸黄門での実績を見ても明らかですよね。

今年(2017年)の8月の誕生日で御年92歳となられる佐野浅夫さん。これからも黄門様経験者として元気でいてもらいたいですよね。

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四代目水戸光圀:石坂浩二(いしざかこうじ)2001年(平成13年)~

21世紀へと突入した2001年。まさに新世紀の黄門様として登場したのがこの黄門様でした。

名  前:石坂浩二(いしざかこうじ)
本  名:武藤兵吉(むとうへいきち)
生年月日:1941年(昭和16年)6月20日
出  身:東京都中央区
出演年数:1年3ヶ月
出演期間:2001年4月~2002年7月
出演部数:第29部~30部
出演年齢:59歳~61歳

個人的に最もビックリした黄門様の人選がこの石坂浩二さんでしたね。

これまでの東野英治郎さん、西村晃さん、佐野浅夫さんといった面々がどちらかといえば名わき役としての俳優キャリアを築いてきた面々だったのに対して、この石坂浩二さんはテレビや映画などでバリバリの主演級として活躍してきた俳優さんだったからです。

さらには、59歳という年齢上は水戸黄門役に当たって何の支障もない年齢でしたが、石坂さんの場合は外見的に非常に若く見え、「ご老公様」「ご隠居様」といった水戸黄門のイメージとは少し違和感があったのも違和感の大きな一因だったのかもしれません。

そんな世間の意外性に応えるように、この石坂浩二版水戸黄門は次々と新機軸を打ち出した意欲作となりました。

これまでとは設定を一新して史実に忠実な設定にリセットし、髭や衣装など、これまで築いてきたご老公の印象も大きくイメージチェンジし、まさに新世紀の水戸黄門といえるほど新しい黄門様の誕生でしたね。

しかしこの実験的な意欲作も、石坂さんの直腸ガン手術と療養によってわずか1年3か月で石坂さんが降板となり、続く5代目黄門様からは以前の3代目までの設定へと回帰することとなってしまいました。

しかし個人的にはこの石坂浩二版水戸黄門はもっと見てみたいと思わせる出来でしたね。返す返すも病気が悔やまれる結果となりましたね。

五代目水戸光圀:里見浩太朗(さとみこうたろう)2003年(平成15年)~

これまでの水戸黄門のイメージを一新したニュー黄門様として誕生したものの、主演の石坂浩二さんの病気もあって、わずか2部・1年3か月で交代となった四代目のご老公様。そのあとを継いだ五代目は、水戸黄門シリーズの歴史を作ったあの俳優さんでした。

名  前:里見浩太朗(さとみこうたろう)
本  名:佐野邦俊(さのくにとし)
生年月日:1936年(昭和11年)11月28日
出  身:静岡県富士宮市
出演年数:12年8ヶ月
出演期間:2002年10月~2015年6月
出演部数:第31部~43部・2015スペシャル版
出演年齢:65歳~78歳

石坂浩二さんの降板を受けて五代目ご老公となったのが、二代目助さん(佐々木助三郎)を初代東野英治郎さん、二代目西村晃さんの元で17年以上務めた里見浩太朗さん。石坂浩二さんに負けず劣らずの超大物俳優さんの起用となりました。さらに現役屈指の時代劇スターという側面もあり、まさに待望の登場という感じでもありましたね。

実はこの里見浩太朗さん、三代目水戸黄門の佐野浅夫さんとは又従兄(はとこ、またいとこ、ふたいとこ)の関係にあり、親戚という事となります。一族で二人の黄門様俳優を出すとは・・まさに華麗なる一族という他ないですよね。

2011年にレギュラー放送最後となる43部と11月の最終回スペシャルでいったん終了した後、3年半後の2015年スペシャル版でも水戸光圀役を演じた里見浩太朗さん。若い世代にとっては圧倒的にこの里見さんのご老公のイメージが強いでしょうね。助さんとして、そして水戸のご隠居様として、初期から水戸黄門の顔であり続けた里見さん。水戸黄門の歴史では抜きに語れないほどに象徴的な俳優さんです。

番外編:月形龍之介(つきがたりゅうのすけ)1964年(昭和39年)版

ちなみに、東野英治郎さん主演で1969年に放送開始された「水戸黄門」とはほとんど関連付けされていないのですが、同じTBS系列で1964年から65年にかけて約1年間、30分番組として白黒放送で放送されたドラマ「水戸黄門」もありました。こちらについても軽く触れておきましょう。主演の黄門様役は以下の通りです。

名  前:月形龍之介(つきがたりゅうのすけ)
本  名:門田潔人(もんでんきよと)
生年月日:1902年(明治35年)3月18日
没年月日:1970年8月30日(満68歳没)
出  身:宮城県遠田郡美里町
出演年数:1年1ヶ月
出演期間:1964年11月~1965年12月
出演年齢:62歳~63歳

うーん、わたしが生まれる前に他界されたため全く記憶にはありませんが、その名くらいは聞いたことのあるほどの超大物俳優さんですね。

ちなみに映画でもこの水戸光圀役を演じられており、「水戸黄門漫遊記シリーズ」は当たり役の一つでもありました。5代目黄門様の若き日の里見浩太朗さんはこのシリーズで格さん(渥美格之進)を演じられてもいます。運命を感じますよね。

元祖水戸黄門が東野英治郎さんだとすれば、この月形龍之介さんは水戸黄門役の開祖といってもいい存在かもしれませんね。

世代や初見のシリーズによって違うそれぞれの水戸黄門のご老公様

というわけで、TBSで放送されてきたテレビドラマ「水戸黄門」の歴代黄門様を振り返ってみました。

個人的にはやはり東野英治郎さんの水戸黄門が一番印象深いのですが、うちの妻は二代目の西村晃さんのイメージが強いのだそうです。

多分世代や性別、初めてみた水戸黄門のシリーズがどれだったのか等でも違いがでてくるのでしょうが、皆さんの中での「水戸黄門」のご老公といえば誰でしょうか。一度家族や友人などで話題にしてみると面白いかもしれませんね。

10月から始まる六代目黄門様となる武田鉄矢さんの水戸黄門がどうなるのか?そしてそこから始まる新しい水戸黄門の歴史がどうなるのか?これからまた水戸黄門シリーズの新章が始まるのかと思うと本当に楽しみですよね。

歴代の助さんと格さん役に付いては以下の記事をご覧ください。

テレビドラマ水戸黄門の歴代助さん(佐々木助三郎)俳優

テレビドラマ水戸黄門の歴代格さん(渥美格之進)俳優

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