[TVドラマ]スケバン刑事2少女鉄仮面伝説 南野陽子の決めセリフや主題歌・挿入歌、暗闇機関や仲間のアイドル等

1980年代半ばにフジテレビで放映されて大人気シリーズとなった「スケバン刑事」シリーズ。当時の芸能界におけるスーパーアイドルを生み出した主人公・麻宮サキ役の人気はもちろんのこと、敵を倒す際の口上(決め台詞)や暗闇機関の個性的なエージェントなど、見どころの多いドラマでもありましたね。

ここでは、スケバン刑事の第2シリーズとなった、「スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説」のドラマデータや主要キャスティング、決め台詞の変遷などをご紹介してみたいと思います。

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スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説(主演:南野陽子)の視聴率等ドラマデータ

漫画家の和田慎二氏作の人気漫画の実写化ドラマとして人気を博した「スケバン刑事」第1シリーズに続き、主人公を二代目麻宮サキとして始まった「スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説」。そのドラマデータが以下のようになります。

作 品 名:スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説
放送期間 :1985年11月7日~1986年10月23日
放送時間 :毎週木曜19:30~20:00
放送回数 :全42話
音   楽:新田一郎
原   作:和田慎二
主   演:南野陽子
主 人 公:五代陽子(二代目麻宮サキ)
最高視聴率:19.1%(最終話)
平均視聴率:14.3%

斉藤由貴主演の第1シリーズ放送終了の翌週から放送と、間隔を空けずに始まったこの第2シリーズ。平均視聴率、最高視聴率ともに第1シリーズを上回る数字(第1S最高は17.0%で平均は13.04%)を叩き出し、さらに多くのファンを獲得することに成功した作品といえるでしょう。

主人公の二代目麻宮サキこと五代陽子を演じたのが、「ナンノ」の愛称でお馴染みの南野陽子さん。後にトップアイドルへと上り詰めることとなるナンノですが、そのきっかけとなったのがこの「スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説」である事は皆さん異論のないところでしょう。それ程に、南野さんの人気を決定づけた作品なのです。

ちなみに、当初の予定ではこの南野陽子さんは主役ではなく脇役での起用予定だったという噂は結構ファンの間では有名な話です。当初の主役予定はあの「おニャン子クラブ」の某メンバーだったという話がまことしやかに現在でも囁かれていますが、真偽のほどは定かではありません。プロデューサーは当時の回顧で最初から南野陽子さんを主人公にキャスティングするつもりだったとおっしゃってますしね。

土佐弁を操って敵とのバトルシーン等見事なアクションを演じた南野さんですが、本人曰く運動神経ゼロという運動音痴だったらしく、その撮影は大変だったというのもまた有名ですね。個人的には当時のとんねるずの看板番組であった「みなさんのおかげです」での本人出演コントで大爆笑させてもらったのが青春の良き思い出ですね(ノリさんが金髪女スケバン役でタカさんがラスボス役だったやつ笑)。

ただ、このドラマの大成功、そして南野陽子というスーパーアイドルを生み出した結果を見ても、ナンノの二代目麻宮サキ役への大抜擢は大成功であったという事は間違いないでしょう。

現役メンバー・吉沢秋絵レギュラーでゲスト回出演のおニャン子クラブ

この「スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説」と前作「スケバン刑事」との最大の違いといってもいいのが、麻宮サキの仲間の存在。前作では基本的にサキが一人で敵と対峙していたのに対して、今作では2人の仲間が加わって三人体制となりました。このプロットは次作へも引き継がれるものとなりましたね。

ちなみに、サキの力強い仲間となったのが、矢島雪乃とビー玉のお京こと中村京子の二人。

矢島雪乃は2話から登場する、琴の爪と袱紗(ふくさ)や和傘などを用いて戦うお嬢様キャラで、演じたのはおニャン子クラブ会員番号25番・吉沢秋絵さん。実は前述した当初の麻宮サキ候補というのはこの吉沢秋絵さんだったといわれています。それもそのはず、彼女がおニャン子入りするきっかけとなったのが、おニャン子クラブが出演していた「夕やけニャンニャン」内の“アイドルを探せ スケバン刑事IIスペシャル”という二代目麻宮サキ役を探す企画での合格だったからです。しかし結果的に麻宮サキ役は南野陽子さんとなって、吉沢さんはサキの仲間となる矢島雪乃役となったのです。ただし、吉沢さんの雪乃は準主役というべき重要なポジションであり、この配置転換は数字面を含めた結果的にも大成功といえるものだったと思いますね。

おニャン子クラブ現役メンバーである吉沢秋絵さんがレギュラー出演している&スケバン刑事放送局が「夕ニャン」放送局であるフジテレビであるという事実が重なったことで、第9話「おニャン子クラブ全員集合!(国生さゆりメイン回)」と第21話「おニャン子クラブが危機一発(福永恵規や名越美香他というクレジット)」など、当時人気絶頂だったおニャン子クラブの人気メンバーたちがゲスト出演した絢爛豪華な回もあります。ただし、第8話の「おニャン子vs謎のDJ」についてはおニャン子クラブは一切関係なく、誰一人としてメンバーも(吉沢秋絵さん以外)登場もしないのでご注意を。おニャン子関係なしになぜこのタイトルなのか、30年以上経った今でも謎という他ない摩訶不思議なタイトル回です(笑)

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ビー玉のお京役には演技力抜群の実力派アイドル・相楽ハル子(晴子)

麻宮サキ(南野陽子)、矢島雪乃(吉沢秋絵)とともにスケバン三人組の一翼を担ったのが、ビー玉を武器に戦う中村京子、通称・ビー玉のお京。ショートカットのヘアスタイルにキッと相手を威圧する強烈な目力を持つ、わたし的には三人の中で最もリアルスケバンに近い(さーせんw)と感じるのがお京を演じた相楽ハル子(現:相楽晴子)さんです。相楽さんは1984年デビューで南野さんと同期で学年も一緒です(生年は1年違い)。歌手としてもデビューしましたが、ドラマや映画、バラエティ番組で活躍した女優さんというイメージですね。

今ではアメリカ人の旦那さんや子供たちとともにハワイでコーディネーターの仕事を手掛けられているという事ですが、是非もう一度映画やドラマで見てみたい女優さんですね。演技の上手さという点ではアイドル離れしていました。同世代の中ではずば抜けて演技力の高いアイドルでしたね。

暗闇機関エージェントの西脇役には個性派名脇役の蟹江敬三さん

そして、第1シリーズでは中康次さんが神恭一郎を演じた暗闇機関のエージェント、この「スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説」では、個性派名バイプレーヤーの蟹江敬三さんが見事にエージェントの西脇を演じられました。

神恭一郎はクールでとにかくカッコイイ二枚目路線でしたが、この西脇は普段はさえない教師でその実は凄腕エージェント…という、必殺シリーズにおける中村主水のようなキャラとなっています。しかし、ラスボス信楽老(鎌倉の老人)に殺されたサキの父・早乙女七郎(宮内洋)との約束を守るために影ながらサキをサポートするその姿はこれまた神恭一郎とは違ったカッコよさがあるのです。個人的に蟹江敬三さんはこれまで悪役のイメージが強かったのですが、このエージェント・西脇役で大好きな俳優さんになりましたね。蟹江敬三さんはホントに素晴らしい俳優さんでしたね。ちなみにスケバン刑事全3シリーズの暗闇機関エージェントの中で、最後まで生き残ったのはこの蟹江敬三さんが演じた西脇のみとなっています。

尚、暗闇指令役は第1シリーズに引き続き、長門裕之さんが務められております。

あ、あと、第40話で鎌倉の老人に利用された上にサキを守って命を落とした「謎の美少年・信楽恭志郎(影の総統)」役では当時人気だったアイドルの長嶋ナオトさんも出演していました。いやぁ、懐かしい(笑)

麻宮サキ(二代目/南野陽子)の決め台詞(セリフ)・名乗り口上

初代麻宮サキですっかりお馴染みとなった、桜の代紋を見せた後の敵に対する名乗りの口上(決め台詞)、二代目麻宮サキこと五代陽子は高知出身という事で、バリバリの土佐弁(現地の人に言わせればかなり古い訛りだという事ですが…)を交えた口上となっています。以下がそのセリフです。

梁山高校2年B組(途中から3年B組へ進級)麻宮サキ、またの名をスケバン刑事!!(ここで桜の代紋を見せる)

鉄仮面に顔を奪われ、とおとななとせ(17年の意)、生まれの証しさえ立たんこの“あてぇ(自分、私の意)”が何の因果かマッポ(警察を意味する明治時代初期の俗語)の手先…おまんら、許さんぜよ!!

なお、次回の予告においては「おまんら、許さんぜよ」と「おまんら、気合い入れんかい!」の2ヴァージョンがありますね。

どちらにせよ、わたしたちの世代ではこのスケバン刑事Ⅱのナンノ演じる二代目麻宮サキによって土佐弁が一気に身近になった印象があります。特に「おまんら」とか「~ぜよ」といった言葉はちょっとした流行語にもなりました。ホントに影響力の強いドラマでしたね。

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サキに雪乃にお京まで…スケバン刑事2の歴代主題歌&挿入歌

スケバン刑事第1シリーズでは、全話を通して斉藤由貴さんの歌う「白い炎」が主題歌だったのですが、この第2シリーズでは複数の主題歌に加え、劇中の挿入歌も複数の曲が使用されました。以下にその一覧をご紹介します。

スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説の歴代主題歌

吉沢秋絵 with おニャン子クラブ「なぜ?の嵐」(フォーライフ・レコード)(第1話 – 第15話)

南野陽子「悲しみモニュメント」(CBSソニー)(第16話 – 第32話)

南野陽子「風のマドリガル」(CBSソニー)(第33話 – 第42話)

意外や意外、初代主題歌は主演の南野陽子さんではなく、吉沢秋絵さんの「なぜ?の嵐」でした。二代目麻宮サキ役は吉沢さんの予定だったというのを裏付ける事実ともいえるのかもしれませんね。ちなみにこの曲で with おニャン子クラブとしてコーラスを務めたのが、樹原亜紀、名越美香、富川春美、永田ルリ子という面々。皆吉沢さんより先輩でした。不穏なものが無かったのかと邪推するのはよしましょう(笑)

16話からようやく主演を務めるナンノの曲が主題歌に。32話までは3rdシングルの「悲しみモニュメント」で33話から最終回まで4thシングルとなった「風のマドリガル」が使用されました。オリコン最高位はそれぞれ6位・5位と、まだ歌手・南野陽子の大ブレイクとはいきませんでしたね。

スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説の歴代挿入歌

南野陽子「さよならのめまい」(CBSソニー)(第1話 – 第15話)

吉沢秋絵「季節はずれの恋」(フォーライフ・レコード)(第16話 – 第42話)

相楽ハル子「ヴァージン・ハート」(CBSソニー)(第25話 – 第42話)

吉沢秋絵さんの「なぜ?の嵐」が主題歌の間、挿入歌に使用されたのが南野陽子さんの2ndシングル「さよならのめまい」。オリコン最高位15位とヒットには至りませんでしたね。

そして16話からは吉沢さんのキャリアにおける最大のヒット曲となった「季節はずれの恋」が使用されたのですが、この曲のB面が超強力でした。なななんと、おニャン子クラブのアンセムともいえる「会員番号の唄」がカップリングされたのです。おニャン子ファンなら買わねばならない!という購買意欲を考えればヒットは当然といったところでしょうか。

そして吉沢さんの「季節はずれの恋」と並行して最終回まで使用されたもう一つの挿入歌がビー玉のお京役、相楽ハル子さんのデビュー曲となった「ヴァージン・ハート」。啖呵を切るような歌詞といい、アップテンポでビートの効いた曲調といい、まさに当時の相楽さんのパブリックイメージを具現化したような曲でした。なかなかの佳曲だと思うのですが、ヒットには至りませんでしたね。

 

斉藤由貴さん主演の「スケバン刑事第1シリーズ」、浅香唯さん主演の「スケバン刑事Ⅲ少女忍法帖伝奇」のそれぞれの記事については以下のリンクからどうぞ。

[テレビドラマ]スケバン刑事(デカ)第1シリーズ

スケバン刑事3少女忍法帖伝奇

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