【名作ドラマ】ケイゾク~中谷美紀と渡部篤郎の柴田と真山は最強コンビ ドラマ史に残る名シーンが満載です

1999年放送のTBS系連続ドラマ「ケイゾク」。

「ケイゾク」とは、お宮入りした事件、つまり迷宮入り事件を継続捜査するという意味です。警察内の隠語のようなものですね。一応、継続捜査しているという体ですが、実際には時効を待つだけというものであり、そのケイゾク事件を担当するのが、このドラマの舞台となる「警視庁捜査一課二係」という部署です。

表向きは、捜査一課と同じ課になるのですが、この二係は実際にはエリートコースから外れた窓際部署といったところであり、配属されている刑事たちも、係長以下、基本的に全員あまりヤル気がありません。

そんな部署に、東大卒のエリートが研修として赴任してきます。いわゆるキャリア組ってやつですね。

名は柴田純(中谷美紀)。

天才的頭脳を持つ、この天然マイペースキャリア・柴田純の登場によって物語は静かに動き出すのです。

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ケイゾクのあらすじ・ストーリー

この柴田純の配属された捜査一課二係に所属するのが、真山徹(渡部篤郎)。未解決の難事件に興味津々の柴田と、二係の仕事にあまりやる気を見せない真山はしばしばコンビを組まされ、ともに難事件を解決していきます。

柴田とコンビを組まされ、嫌々ながらも事件を解決していく真山ですが、その行動には謎が多いです。仕事を離れれば、柴田の親友・大沢麻衣子(西尾まり)の彼氏である朝倉裕人(高木将大)を監視する毎日。さらに真山に付きまとうルポライター・KEE(KEE)。どうやら、7年前に強姦されて自殺した真山の妹の事件が絡んでいるらしく、その事件は、警察内部を巻き込んだものへと発展してくのです。

とまあ、あらすじをざっと言うとこんな感じです。

全11話なのですが、7話までは基本的に1話完結のような格好で、それぞれの未解決事件を柴田純の推理で解いていくというストーリーです。物語が大きく動くのは第8話。ここで柴田純の親友・大沢麻衣子が事件に巻き込まれる事となるのです。

それを機に、7年前の真山の妹の事件が絡んで、全てが動き出すというものです。もちろん、それまでにも伏線は色々と出て来ます。真山徹の謎に包まれた過去やプライベートの一端、そしてそれを取り巻く怪しげな人物。それらが意味深げに少しずつ、しかし着実に明らかになっていきます。

そして、真山と柴田、そして捜査二係の野々村係長(竜雷太)、近藤(徳井優)、谷口(長江英和)、捜査一係で元SWEEP(警視庁特殊捜査班)の木戸彩(鈴木紗理奈)、SWEEP所属で元は真山の部下である班目重友(村井克行)、公安で真山の上司だった壺坂邦男(泉谷しげる)、捜査一課の実質的トップである早乙女管理官(野口五郎)ら、警視庁全体を巻き込んだ大騒動へと発展していくのです。

ドラマ史に残る名コンビ、そして最高のキスシーン

ケイゾクの最大の見どころ、それは何といっても真山と柴田の、通称「マヤシバコンビ」です。

柴田役の中谷美紀はただただひたすら可愛く、真山役の渡部篤郎はただただひたすらカッコイイです。他に表す言葉もありません。ドラマ史の中で、色々な名コンビと呼ばれているコンビがありますが、この2人のコンビに勝るものはありません。

柴田のボケと真山のツッコミ。まさに絶妙の間であり、息もピッタリです。ポジティブな柴田とネガティブな真山、ロマンチスト(理想主義)の柴田とリアリスト(現実主義)の真山。全てが対照的であるかのように見える二人ですが、共通しているのは悪を憎む正義の心。

ラスボスとの決着に柴田を巻き込みたくない真山に対して、柴田が執拗に真山を助けようとするシーンで真山が背中越しに言ったセリフは、ドラマ史に残るものです。

「頭の 悪い・・女だねぇ。・・お前には生きてて欲しいんだよ。」

ありきたりなセリフですね。しかし、渡部篤郎と中谷美紀の演技によって、このセリフはわたしの中でドラマ史上最も心に残るセリフとなりました。

そして、最終回第11話「死の味のキス」ラストでの真山と柴田のキスシーン。

正直、あんまり説明したくないんです(はぁ?)。いや、自分ごときの説明力ではこのキスシーンのすばらしさを、とてもじゃないですが見ていない人に対して半分も伝える事が出来ないと思うのです。

一つだけ言わせてください、このキスシーンもドラマ史上最も感動するキスシーンだという事を。そして、見てない人は頼むから見てください、それだけです(二つ言うてますやん)。

「ケイゾク」思わず笑っちゃう小ネタ集

マヤシバ以外にもこのドラマの見どころはたくさんあります。特に、登場人物たちのちょっとした小ネタもこのドラマの楽しみの大きな一つです。ここではほんのさわりだけ御紹介します。

  • 野々村係長と近藤のダジャレ合戦
  • 野々村係長の柿ピー
  • 野々村係長のゴリさんネタ(太陽にほえろへのオマージュ)
  • 木戸彩のデカ魂
  • 通勤バスでの柴田の難問解き
  • 近藤の習い事
  • 真山の「しーばぁたぁ~?」
  • 班目の「仕事です!!」と日本人離れした南国系顔
  • 早乙女管理官のサイコパスっぷり

これ以外にも小ネタは満載です。まあ、普通に笑っちゃいますwww

しかし、これらのギャグパートとシリアスパートの落差もこのドラマの大きな魅力の一つなのです。

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ながら見を許さない緊迫の脚本と唯一無二の映像美と音楽

我が家ではテレビを見ながら、パソコンやスマホいじったりしてる事が多いので、けっこうBGM的な感じでテレビをつけていることが多いです。

しかし、この「ケイゾク」はそんなながら見を許してくれるような作品ではありません。ながら見をしようと思ってもそれを許してくれないといった方が正解でしょうか。それだけ引きずり込まれてしまうドラマなのです。

西荻弓絵の脚本は、数々の小ネタを挟んで笑いを取りながら、シリアスさや緊張感を失わせません。このバランス感覚は本当に凄いと言わざるを得ません。

堤幸彦らの演出は、「ケイゾク」独特の殺伐とした世界観と、柴田真山の対照性と相似性、そして登場人物のサイコパスを確立させ、「ケイゾク」を唯一無二の存在にしました。

見岳章の音楽は、まさに硬軟自在。時には和ませ、時には見るものを圧迫しながら、映像と奇跡的にミックスしてきます。

全てが完璧なのです。演者とスタッフがそれぞれに完璧な仕事を成し遂げているわけです。

このケイゾクのドラマ放映から17年が経ちました。このあまりにも革新的且つ衝撃的なドラマは、後に多くのフォロワーを生み出します。しかし、やはりこのドラマを超える事は出来ていないとわたしは思います。

柴田純と真山徹のコンビ復活を待ち続けていますが、中谷美紀と渡部篤郎のプライベートでの事もあって(二人は長年、事実婚状態であるという週刊誌等の記事)、このコンビでの再登場はかなり難しいという話もよく出ています。2人がプライベートで順調なのは嬉しい限りですが、そのせいで「ケイゾク」の継続が困難だというのは、何とも皮肉な話なのですよねぇ(涙)。

ケイゾクの継続を諦めない

ケイゾクはドラマ本編全11話が1999年3月の終了した後、同年12月にスペシャルドラマとして「ケイゾク/特別篇 PHANTOM〜死を契約する呪いの樹」として復活します。これは、最終回の後日談となるものです。そして、2000年2月公開の「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer」に繋がるのです。

今のところ、ケイゾクシリーズはこの「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer」が最後の作品となっています。

その後、ケイゾクのドラマ終了後から11年後の2010年には、ケイゾクの続編ともいえる「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」が制作されます。

この「SPEC」シリーズも、ケイゾクと同じく、スペシャルドラマを挟んで、劇場版へと続く人気シリーズとなりました。特に戸田恵梨香演じる当麻紗綾(とうまさや)は素晴らしいキャラとして確立し、ケイゾクの世界観もしっかりと残され、さらにスケールアップした傑作中の傑作です。しかし、悲しい事にこのSPECの劇場版の中で、真山徹が殉職していることが明らかにされています。(柴田はキャリアとしてお偉いさんになっているらしい)

まあ、これで「ケイゾク」ファンが抱いていた真山・柴田の再登場の可能性がほぼ打ち砕かれてしまったというわけです(号泣)。

しかし、まだわたしは可能性を諦めた訳ではありません(ええ、諦めが悪いんですよw)。

いつか、プライベートで結ばれた真山と柴田が、「ケイゾク」久々にやってみる?なんて言い出さないかなんて少し本気で期待してるのです。だって、絶対に二人にとっても一生忘れる事の出来ない作品であり、戻って来たい場所でもあるはずですから・・

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