「古畑任三郎」シリーズの歴代豪華ゲスト 犯人役と被害者役一覧 大御所俳優やスポーツ選手、お笑い芸人も

人気脚本家の三谷幸喜による大ヒット人気ドラマ「古畑任三郎」シリーズ。第1シリーズが始まった1994年から2006年のファイナルまで、12年にわたって放送された、平成の刑事ドラマにおける金字塔ともいえる傑作ドラマ。

見事なストーリーとともにその目玉だったのが、毎回登場する豪華なゲスト陣。その多くは古畑任三郎(田村正和)と対峙する犯人役。

ここではそんな超豪華な犯人役と、その超豪華ゲストに殺害された被害者役とをエピソードごとに全員ご紹介しましょう。

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第1シリーズ 中森明菜から始まり、菅原文太まで‥お笑い界の大物も

話数 タイトル名 放送日 犯人役(ゲスト) 犯人の職業 被害者役 摘要
第1回 死者からの伝言 1994年4月13日 中森明菜 少女漫画家 池田成志  後に裁判で無罪となる
第2回 動く死体 1994年4月20日 堺正章 歌舞伎役者 きたろう
第3回 笑える死体 1994年4月27日 古手川祐子 精神科医 羽場裕一
第4回 殺しのファックス 1994年5月4日 笑福亭鶴瓶 推理作家 高柳葉子
第5回 汚れた王将 1994年5月11日 坂東八十介(坂東三津五郎) 将棋棋士 小林昭二
第6回 ピアノ・レッスン 1994年5月18日 木の実ナナ ピアニスト 中丸新将
第7回 殺人リハーサル 1994年5月25日 小林稔侍 時代劇俳優 長谷川初範
第8回 殺人特急 1994年6月1日 鹿賀丈史 外科医 河原さぶ  犯人は三谷幸喜脚本のドラマ「振り返れば奴がいる」登場人物
第9回 殺人公開放送 1994年6月8日 石黒賢 超能力者(自称) 岡部務
第10回 矛盾だらけの死体 1994年6月15日 小堺一機 国会議員秘書 泉本のり子 参議院議員役の森山周一郎に対しては結果的に殺人未遂
第11回 さよなら、DJ 1994年6月22日 桃井かおり 歌手・DJ 八木さおり  犯人は三谷幸喜脚本の映画「ラヂオの時間」登場人物
第12回 最後のあいさつ 1994年6月29日 菅原文太 警視庁捜査一課警視 鈴木隆仁

1994年4月13日、後に日本の刑事ドラマを代表するドラマとなる「古畑任三郎」が連続テレビドラマとしてスタートしました。

その記念すべき1回目のメインゲスト及び犯人役は、現在でもカリスマ的な人気を誇る「歌姫」中森明菜さん。記念すべき第1回の犯人役として申し分のない超大物です。

そしてベテランから中堅の実力派の俳優さんをメインとしながらも、笑福亭鶴瓶さんや小堺一機さんらのお笑い芸人、そして伝統芸能界からは十代目坂東三津五郎さんもゲスト出演、んでもって1st seasonの締めはあの菅原文太さん。伝説のドラマの第1シリーズの締めに相応しい超大物俳優ですね。

この1stシリーズ全12話の平均視聴率は14.2%、最高視聴率は鹿賀丈史さんがゲスト出演した第8話「殺人特急」の16.6%でした。

第2シリーズ 明石家さんま&沢口靖子「澪つくし」にキムタクも登場!

話数 タイトル名 放送日 犯人役(ゲスト) 犯人の職業 被害者役 摘要
第1回 しゃべりすぎた男 1996年1月10日 明石家さんま 弁護士 秋本奈緒美
第2回 笑わない女 1996年1月17日 沢口靖子 教師 相島一之
第3回 ゲームの達人 1996年1月24日 草刈正雄 医師 藤村俊二
一色彩子
第4回 赤か、青か 1996年1月31日 木村拓哉 大学の電子工学研究助手 金井大
第5回 偽善の報酬 1996年2月7日 加藤治子 脚本家 絵沢萌子
第6回 VSクイズ王 1996年2月14日 唐沢寿明 学習塾経営者 伊集院光
第7回 動機の鑑定 1996年2月21日 二代目沢村藤十郎 古美術商 夢路いとし
角野卓三
第8回 魔術師の選択 1996年2月28日 山城新伍 元マジシャン・クラブ経営者 池田成志  池田成志は歴代唯一の二度目の被害者役
第9回 間違えられた男 1996年3月6日 風間杜夫 文芸誌編集者 清水昭博
小野武彦
第10回 ニューヨークでの出来事 1996年3月13日 鈴木保奈美 小説家の未亡人 なし 既に無罪が確定している完全犯罪のトリックを推理する回

第Ⅰシリーズの終了から約1年半後の1996年1月から始まった「古畑任三郎」の第2シリーズ。

第1回のゲストからいきなり“お笑い怪獣”明石家さんまさん。まさに“掴みはOK”といった感じでしょうか(死語すか笑)。んでもって第2話が沢口靖子さん。このさんま&沢口というコンビといえばわたし世代はNHKの朝ドラ「澪つくし」を思い出しますなあ(遠い目)

後に三谷作品の常連となる草刈正雄さんや唐沢寿明さんらお馴染みの面々に加え、加藤治子さんや山城新伍さんなど今は亡き名優と古畑の手に汗握る対決も拝めます。

この第2シリーズの平均視聴率は前作から10%以上上昇して25.3%。最高視聴率は山城新伍さんがゲスト出演した「魔術師の選択」の27.8%でした。この第2シリーズで古畑任三郎の人気は決定づけられたといってもいいでしょう。

第3シリーズ 大ベテラン・松村達雄に真田広之、福山雅治‥凄いメンバーです

話数 タイトル名 放送日 犯人役(ゲスト) 犯人の職業 被害者役 摘要
第1回 若旦那の犯罪 1999年4月13日 七代目市川染五郎 落語家 モロ諸岡
第2回 その男、多忙につき 1999年4月20日 真田広之 メディアプランナー 佐渡稔
第3回 灰色の村 1999年4月27日 松村達雄 雛形村村長 あめくみちこ  岡八郎は村長が犯した犯罪の計画及び隠蔽役のリーダー格
岡八郎 雛形村助役
第4回 古畑、歯医者へ行く 1999年5月4日 大地真央 歯医者 陰山泰
第5回 再会 1999年5月11日 津川雅彦 官能小説家 なし  自身が被害者となり妻に罪を被せる予定が未遂に終わる
第6回 絶対音感殺人事件 1999年5月18日 市村正親 楽団指揮者 街田しおん
第7回 哀しき完全犯罪 1999年5月25日 田中美佐子 女流囲碁棋士 小日向文世
第8回 頭でっかちの殺人 1999年6月1日 福山雅治 科学研究所員 板尾創路
第9回 追いつめられて 1999年6月8日 玉置浩二 西洋美術研究家 川合千春
第10回 最も危険なゲーム 1999年6月15日 江口洋介 過激派組織リーダー 小原雅人 殺人の実行犯は山崎一。江口洋介は物語のメインゲスト犯人だが殺人犯ではない
第11回 1999年6月22日

高視聴率をたたき出した第2シリーズの終了から3年以上を経た1999年にファン待望の第3シリーズが開始されました。連続ドラマシリーズとしては最後となる作品です。

三谷作品常連の松本幸四郎さんの長男・市川染五郎さんに始まり、今やハリウッドスターとなった真田広之さん、演劇界の大御所・松村達雄さん、俳優としても歌手としても人気絶頂の福山雅治さん、さらに当時はほとんど映像作品には出演しなかったカリスマ的舞台・ミュージカル俳優の市村正親さんなど、当然ながらここもビッグネームだらけです。

連続テレビドラマシリーズの最終回となったのは江口洋介さんがゲスト出演した「最も危険なゲーム」。古畑任三郎シリーズ唯一の前後編の2回に跨った回となっています。

この第3シリーズの平均視聴率は25.1%で最高視聴率は最終回となった「最も危険なゲーム」の後編で28.3%となっています。

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スペシャルドラマ版 伝説となったSMAP回や最高視聴率の山口智子回など

話数 タイトル名 放送日 犯人役(ゲスト) 犯人の職業 被害者役 摘要
1 笑うカンガルー 1995年4月12日 陣内孝則 数学者 田口浩正 水野真紀は殺人未遂だが、古畑は気付いていながら敢えて罪に問わず見逃す
水野真紀 被害者の妻
2 しばしのお別れ 1996年3月27日 山口智子 フラワーアレンジメントスクール主宰者 長内美那子 古畑任三郎シリーズ中最高視聴率回(34.4%)
3 古畑任三郎VSSMAP 1999年1月3日 中居正広 アイドルグループ・SMAP 宇梶剛士 逮捕者5人はシリーズ中最高人数記録
木村拓哉
稲垣吾郎
草彅剛
香取慎吾
4 黒岩博士の恐怖 1999年4月6日 緒形拳 監察医 酒井敏也
栗田貫一
5 すべて閣下の仕業 2004年1月3日 九代目松本幸四郎 中南米国家の特命全権大使(外交官) 及川光博 シリーズ中唯一の今泉慎太郎(西村雅彦)の登場が無い回及び犯人自殺回

SMAP、緒形拳、松本幸四郎、山口智子、陣内孝則・・豪華すぎですね。まあ俳優を豪華にすればいいドラマになるなんてことは一切ないのですが、この古畑任三郎はこの豪華俳優陣を起用してキッチリしっかり素晴らしいドラマを作るというところが凄いんですよね。

全5回放送された古畑任三郎のドラマスペシャルですが、第2シリーズ最終回から2週間後に放送された2本目のスペシャルドラマ「しばしのお別れ」が連ドラも含めた最高視聴率34.4%を記録しました。さらに第3シリーズ放送開始の3か月前の正月に放送された「古畑任三郎 VS SMAP」は歴代2位となる32.3%を記録。SMAP解散直前の2016年12月には再放送されたように、古畑ファンだけでなくSMAPファンからも大きな支持を得ている伝説的な作品となっています。

ハッキリ言っておきましょう。古畑任三郎は連ドラ・スペシャル関係なく基本的に全て好きですが、やはりスペシャルの出来もまた格別ですね。

ファイナル そして伝説へ‥神回とはこれ!石坂浩二と藤原竜也に田村正和の名演バトルを見よ!

話数 タイトル名 放送日 犯人役(ゲスト) 犯人の職業 被害者役 摘要
第1夜 今、蘇る死 2006年1月3日 藤原竜也 パン製造会社専務(事件後に社長) 千葉哲也 藤原竜也は犯人にして被害者となる
石坂浩二 元教師・郷土資料館館長 藤原竜也
第2夜 フェアな殺人者 2006年1月4日 イチロー メジャーリーグ選手 今井朋彦
第3夜 ラスト・ダンス 2006年1月5日 松嶋菜々子 脚本家 松嶋菜々子 松嶋菜々子は二役で、犯人と被害者は劇中では別人

古畑任三郎のラストを飾る「ファイナル」と銘打った3夜連続のスペシャルドラマが放送されたのは2006年の新年。この発表があった時は本当に衝撃でした。ショックでしたねえ・・。「三谷よ、嘘だといってくれ・・」てのが偽らざる正直な感想でしたね。

そして伝説は生まれました。

イチローが現役のプロ野球選手とは思えぬ演技を披露した第2夜、松嶋菜々子が二役で殺人犯と被害者となる脚本家の双子を熱演した第3夜も流石の出来でしたが、個人的には何と言っても第1夜です。全話を通して最高傑作とわたしは断言します。三谷幸喜の脚本、石坂浩二と藤原竜也という新旧演技派俳優の名演、この回はまさに伝説の回、ファイナルに相応しい神回といっても言い過ぎではないでしょう。

ミステリーの内容的には「パターン崩し」といってもいい、古畑任三郎の様式美から外れた“邪道”ともとれる内容なのですが・・死ぬほど面白いので許します(笑)。てかこれ見たら「やっぱ三谷幸喜って天才だわ」と脱帽せざるを得ません。最後のどんでん返しには本当にしびれますよ。

マニア心をくすぐる遊び心も満載の古畑任三郎、まさに三谷作品の真骨頂

いかがでしたでしょうか。本当に凄いメンバーですよね。

犯人役のメインゲストの豪華さは言うに及ばずですが、一方で殺害される被害者役も素晴らしいバイプレーヤーが揃っていますよね。特に三谷さんの作品によく出演される三谷幸喜お気に入りの脇役さんが多くて嬉しいのはわたしだけでしょうか(笑)。

その他にも、「振り返れば奴がいる」「ラヂオの時間」「王様のレストラン」など三谷幸喜作品とリンクした回があったり、思わずニヤリとさせられるシーンが満載なのもマニア心をくすぐるところです。

ファイナルから10年以上経過した今、もう一度古畑任三郎に復活してほしいと思う気持ちと、このまま伝説として残っていってほしいと思う気持ちと半々といったところがわたしの現在の正直な心情です。皆さんはいかがでしょうか。

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