歴代浅見光彦(あさみみつひこ)シリーズ2時間ドラマキャスト一覧 兄の陽一郎役俳優や過去の名作も

「土曜ワイド劇場」や「火曜サスペンス劇場」など、これまで各テレビ局で数多くの2時間ドラマ枠を生み出し、その中で数多くの名シリーズを生んできた2時間サスペンスドラマ。

日本で独自の進化を遂げ、日本独自のテレビジャンルともいえるオリジナリティを確立した2時間サスペンスという日本独自のガラパゴス進化ともいえるドラマにおけるオリジナルジャンル。

そんな2時間ドラマ屈指の人気シリーズといえば、これまで幾多の名優が演じてきた「浅見光彦シリーズ」。ここでは歴代の浅見光彦シリーズ、そして浅見光彦を演じた俳優やキャストなどをご紹介します。

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西村京太郎、山村美紗と並ぶ人気小説家・内田康夫原作の代表的人気作

浅見光彦シリーズといえば、山村美紗、西村京太郎とともに推理小説の旅情ミステリーものの三巨匠とも呼ばれている内田康夫氏の代表作ともいえる人気シリーズです。

それではここで浅見光彦シリーズの主人公、浅見光彦という人物の設定プロフィール詳細をご紹介したいと思います。

名  前:浅見光彦
職  業:フリールポライター
年  齢:33歳
住  所:東京都北区西ヶ原
身  長:179cm
血液型 :B型

エリート一家の次男坊で、長身のイケメンという完璧なる御曹司というキャラクターなのがこの「浅見光彦」というミステリー小説屈指の人気者なのです。

そんな原作設定に比較的忠実に従ってきたのが、歴代の2時間ドラマにおける浅見光彦シリーズであり、それを裏付けるかのようにこれまでの浅見光彦シリーズは新旧のその当時を代表するイケメン俳優が担当してきたのです。それでは過去の浅見光彦シリーズの主演俳優たちをご紹介しましょう。

榎木孝明(えのきたかあき)、中村俊介(なかむらしゅんすけ)のフジテレビ版浅見光彦

まずは、浅見光彦シリーズを製作している各局の中でも最多となる作品数を誇っているフジテレビからご紹介しましょう。

フジテレビ版浅見光彦シリーズ
(フジテレビの金曜エンタテイメント等にて放送)

浅見光彦役

榎木孝明(えのきたかあき)
出演期間:1995年12月~2002年4月
出演本数:14作(第1作~14作)

中村俊介(なかむらしゅんすけ)
出演期間:2003年2月~2015年9月
出演本数:38作(第15作~52作)

浅見陽一郎役(兄)

西岡徳馬(第1作~14作)
榎木孝明(第17作~52作)

制作シリーズ数:52作

シリーズ放送期間:1995年12月~放送中

全52本という製作本数は数ある浅見光彦シリーズでもナンバーワンを誇っています。フジテレビ版二代目浅見光彦を務めた中村俊介さんの38作主演というのも歴代浅見光彦役の中では断トツを誇っている数字です。さらに、初代光彦役の榎木孝明は二代目中村俊介版では兄の浅見楊一郎役でレギュラー出演を果たしており、新旧浅見光彦が兄弟役で共演しているというのも面白いですね。

ただし、それだけのロングセラー人気シリーズとなったこの中村俊介版浅見光彦ですが、気になるのが2015年9月以降の新作が制作されていないこと。中村俊介版になってからは毎年2作~5作は作られていただけに、1年半以上もの間、しかも2016年は制作無しというのはかなり異例です。

根強いファンが多いだけに、この先もぜひともシリーズ継続を望みたいのですが、各局の2時間ドラマの縮小傾向を見ていると非常に心配になってきますね‥

TBSは辰巳琢郎(たつみたくろう)、沢村一樹(さわむらいっき)、速水もこみち

続いてはフジテレビ版とともに浅見光彦の二大看板として二時間サスペンスの大人気シリーズとなったTBS版浅見光彦シリーズです。

TBS版浅見光彦シリーズ
(TBSの月曜ゴールデン等にて放送)

浅見光彦役

辰巳琢郎(たつみたくろう)
出演期間:1994年4月~2000年3月
出演本数:13作(第1作~13作)

沢村一樹(さわむらいっき)
出演期間:2000年9月~2012年9月
出演本数:18作(第14作~31作)

速水もこみち(はやみもこみち)
出演期間:2013年2月~2016年3月
出演本数:4作(第32作~35作)

浅見陽一郎役(兄)

村井国夫(第1作~28作)
風間杜夫(第29作~35作)

制作シリーズ数:35作

シリーズ放送期間:1994年4月~放送中

こちらのTBS版浅見光彦シリーズは、初代の辰巳琢郎さん、二代目の沢村一樹さんを経て、現在は三代目となる速水もこみちさんが演じていらっしゃいます。

ただし、こちらもフジテレビ版同様に製作ペースが気になります。1994年のシリーズ開始以来、最低でも1年に1作は制作されてきたこのTBS版浅見光彦シリーズですが、2015年には21年続いてきた年1本が初めて崩れ、年間0本を記録。翌2016年3月には1年4か月ぶりの新作が放送されましたが、それ以降は再び1年以上新作がない状態が続いています。

フジテレビ版も1年半以上の間隔が空き、このTBS版も・・。歴史あるこのシリーズの一番の存亡の危機を今まさに迎えているのかもしれません。

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若き日の“相棒”杉下右京、水谷豊の火曜サスペンス劇場での浅見光彦

ここからは以前放送されていたシリーズに行きましょう。既にシリーズとしては終了しており、新作は作られていない過去の浅見光彦ものです。

まずは最も有名な(有名だった)であろうこのシリーズです。

日本テレビ版浅見光彦ミステリー
(日テレの火曜サスペンス劇場にて放送)

浅見光彦役

水谷豊(みずたにゆたか)
出演期間:1987年9月~1990年7月
出演本数:8作(第1作~8作)

浅見陽一郎役(兄)

高橋悦史(第1作~8作)

制作シリーズ数:8作

シリーズ放送期間:1987年9月~1990年7月

今やテレビ朝日系の大人気刑事ドラマである「相棒の」杉下右京として国民的な人気を誇る大御所、水谷豊さんも若き日に浅見光彦を演じていらっしゃったのです。水谷豊さんが35歳から38歳までの3年間ですね。

もちろん、まだ「相棒」が始まる遥か前の話です。この頃の水谷豊さんは結構日テレの刑事ドラマや推理ドラマによく出ていらっしゃった記憶がありますね。「事件記者チャボ」や「気分は名探偵」、「ハロー!グッバイ」、そしてシリーズ3作制作された人気刑事ドラマの「刑事貴族( でかきぞく)」の2と3。相棒の初代相棒である、亀山薫役の寺脇康文さんとの名コンビはこの刑事貴族で既にその片鱗を見せていましたね。

ともかく、今の杉下右京役とはまた違ったアクティブな魅力にあふれたこの頃の水谷豊さんもやっぱりカッコいいですよね。特に若き日の水谷さんを知らない若い人に見てもらいたいですね。

国広富之(くにひろとみゆき)に篠田三郎、高嶋兄弟で浅見兄弟役も

最後にシリーズ化されなかった単発の2時間ドラマをご紹介しておきます。

1982年8月放送
TBS「ザ・サスペンス」枠
「後鳥羽伝説殺人事件」
浅見光彦役:国広富之(くにひろとみゆき)

1986年10月放送
テレ朝「土曜ワイド劇場」枠
小樽殺人事件・北海〜能登〜安曇野・黒揚羽蝶は死の予告!オタモイ岬の女
浅見光彦役:篠田三郎(しのださぶろう)

2002年2月放送
日テレ「火曜サスペンス劇場」枠
貴賓室の怪人
浅見 光彦役:高嶋政伸(たかしままさのぶ)
浅見陽一郎役:高嶋政宏(たかしままさひろ)

2002年の「貴賓室の怪人」では高嶋政宏・政伸のリアル兄弟が浅見兄弟役で兄弟共演を果たしています。話題になりましたよね。

その他も国広富之さんと篠田三郎さんという、当時は爽やかなイケメンとして時代を代表する俳優さんをキャスティングされています。どちらも浅見光彦のイメージにはピッタリだと思いますね。個人的には国広さんといえば「噂の刑事トミーとマツ」、篠田三郎さんは「ウルトラマンタロウ」のイメージが強いですけど(苦笑)

製作ペースが順調な十津川警部シリーズと比べて心配な浅見光彦シリーズ

その他、1991年には榎木孝明さんが浅見光彦役として、市川崑監督作品で「天河伝説殺人事件」が浅見光彦シリーズとして劇場版公開されました。この事実だけでもこのシリーズの人気の高さがうかがえると思います。

ただし、内田康夫さんの人気シリーズであるこの「浅見光彦シリーズ」と並ぶ2時間サスペンスの名作ミステリーシリーズである、西村京太郎氏原作の「十津川警部シリーズ」が、最近でも内藤剛志さんや高橋英樹さん主演でコンスタントに新作が制作されているのと比べると、この浅見光彦シリーズの製作本数の近年の少なさはやはり気になります。

どんどん2時間ドラマの枠自体がなくなってきている昨今、やはりこういった良コンテンツは残していってほしいですね。特に2時間ドラマはうちの母の数少ない楽しみにしているテレビ番組なので余計にそうですね。視聴者のテレビ離れが叫ばれる昨今、収益的に苦しいのでしょうがテレビ局にはもう少しドラマを大切にしていってほしいと思います。

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