春分・秋分の日とお彼岸(ひがん) 未来の祝日カレンダーと彼岸の入り・明けやぼたもちとおはぎのマメ知識も

毎年3月と9月の下旬にやってくる国民の祝日、春分の日と秋分の日。

皆さんにとって春分の日と秋分の日ってどんな日ですか?意外と若い人たちと年配の人たちとで見解の相違が見られるこの春秋の祝日について少し見ていきたいと思います。

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春分・秋分の日=お彼岸でお墓参りは決して常識ではない??

数年前の職場の休憩時間の会話です。春分の日か秋分の日か忘れましたが(苦笑)、そのどちらかの祝日の前日だったと思います。

わたし「いやあ、明日朝6時起きでお墓参りだよ、起きれっかなあ」

後 輩「え?明日墓参りですか?何かあったんですか?」

わたし「いやいや明日彼岸だからね」

後 輩「彼岸って何ですか?明日ってお墓参りする日なんですか?」

とまあこんな感じでした。後輩は当時20代前半で、ご両親は県外出身でお父さんの仕事の関係でこちらに定住しているという事でした。つまり、ご両親が県外出身で御両親ともご健在という事なので、こっち(鳥取県)にはお参りするべきお墓がまだないという状態らしいです。だから、この後輩もお盆に御両親の実家に帰省した時にはご先祖のお墓参りをするらしいのですが、春分・秋分の日にお墓参りをした事が無かったので全くお彼岸の存在を知らなかったらしいです。

まあうちは祖父母と同居していた関係で、お盆とお彼岸には必ずお墓参りというのが常識でしたけど、この後輩のような環境だと確かに知らなくても仕方がないかなと思ってしまいますね。核家族化が進んだ今の若い世代は案外この後輩のようにお彼岸を知らない人も結構いるのではないでしょうか。

春分・秋分の日=昼夜の長さが同じ日?正式な春分・秋分の日の定義

実は先の会話の後で、後輩社員はこうも言っていました。

「春分の日(秋分の日)って、ただ単に昼と夜の長さが同じ日なだけって思ってましたよ(笑)」

まあ確かに後輩の言う通り、春分・秋分の日というのは昼夜それぞれの時間がほぼ等しくなる日という事となっており、その認識は全くもってその通りです(実際にはほんの数分だけお昼の方が長いらしいのですが)。

実は春分の日というのは二十四節気の第4の春分、秋分の日というのは同じく二十四節気の第16の秋分に当たる日になります。

春分の日の場合は太陽黄経が0℃となった日(春分点を通過した日)であり、秋分の日の場合は太陽黄経が180℃となった日(秋分点を通過した日)というのが正式な春分の日、秋分の日という定義となるのです。春分点・秋分点通過日はその年によって誤差があるため、春分の日と秋分の日はその年々によって祝日となる日が違ってくるのです。

2030年までの一覧 春分は3月20・21日で秋分は9月22・23日でほぼ固定

ここで2017年からまでの春分・秋分の日をご紹介しておきましょう。

年     春分の日  秋分の日

2017年 3月20日 9月23日
2018年 3月21日 9月23日
2019年 3月21日 9月23日
2020年 3月20日 9月22日
2021年 3月20日 9月23日
2022年 3月21日 9月23日
2023年 3月21日 9月23日
2024年 3月20日 9月22日
2025年 3月20日 9月23日
2026年 3月20日 9月23日
2027年 3月21日 9月23日
2028年 3月20日 9月22日
2029年 3月20日 9月23日
2030年 3月20日 9月23日

春分の日はほぼ3月20日と21日、秋分の日はほぼ9月22日と23日という事で考えておいて間違いないと思います。ちなみにこの2日間以外の日となるのは、春分の日が今から75年後の2092年(3月19日)で、秋分の日が86年後の2103年(9月24日)です。まあわたしの生きてる間はないので自分にゃあ関係ございやせん(笑)

春分・秋分の日とその前後三日間を加えた七日間の事を“彼岸”という

最初の会話に出てきた、「春分・秋分の日=お彼岸でお墓参り」という概念、こちらも当然おかしくはありません。

まず最初によく聞く「彼岸(ひがん)」というのは、春分の日と秋分の日を中日としてその前後3日間の期間の事を言います。この彼岸の間に執り行う仏事を「彼岸会(ひがんえ)」と呼びます。この彼岸会こそが彼岸のお墓参りなのですが、実はこの彼岸会法要という風習は日本独自の風習なのだそうです。

うちの場合、わたしや妻が勤め人という事もあり、彼岸のお墓参りは祝日となる春分の日と秋分の日に行っています。恐らく他のご家庭でもそのような家が多いと思います。しかし、先に述べたように、彼岸というのは春分の日(秋分の日)を中日とした前後3日間の計7日間の事を言います。つまり、別に春分・秋分の日でなくてもこの七日間の間のお墓参りであれば構わないという事になります。昔からよく言われる

暑さ寒さも彼岸まで

という言葉は、夏の暑いのは秋の彼岸(秋分の日)までで、冬の寒いのも春の彼岸(春分の日)まで、そこを過ぎたら暑さ寒さも和らぎますよ・・という意味なのです。

もしも何か大事な用事とかどうしても外せない仕事などが入っていて、春分の日(秋分の日)にお墓参りが出来ない・・という事があってもご心配なく!春分・秋分の日の±3日間であれば彼岸なので大丈夫なんです。

2030年までの春秋の彼岸の入りと彼岸明けのカレンダー

春分(秋分)の日を中日(ちゅうにち)とした前後3日間を含めた7日間を「彼岸」というのですが、一般的に最初の日を「彼岸の入り」、最後の7日目を「彼岸明け」といいます。それではここで、2030年までの彼岸の入り・明けをそれぞれ記しておきましょう。

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春分の日の彼岸入りと彼岸明け

春分の日

年     彼岸の入り 彼岸明け
2017年 3月17日 3月23日
2018年 3月18日 3月24日
2019年 3月18日 3月24日
2020年 3月17日 3月23日
2021年 3月17日 3月23日
2022年 3月18日 3月24日
2023年 3月18日 3月24日
2024年 3月17日 3月23日
2025年 3月17日 3月23日
2026年 3月17日 3月23日
2027年 3月18日 3月24日
2028年 3月17日 3月23日
2029年 3月17日 3月23日
2030年 3月17日 3月23日

秋分の日の彼岸入りと彼岸明け

秋分の日

年     彼岸の入り 彼岸明け
2017年 9月20日 9月26日
2018年 9月20日 9月26日
2019年 9月20日 9月26日
2020年 9月19日 9月25日
2021年 9月20日 9月26日
2022年 9月20日 9月26日
2023年 9月20日 9月26日
2024年 9月19日 9月25日
2025年 9月20日 9月26日
2026年 9月20日 9月26日
2027年 9月20日 9月26日
2028年 9月19日 9月25日
2029年 9月20日 9月26日
2030年 9月20日 9月26日

お墓参りのお供え物、ぼたもちとおはぎの違いは?キングカズも愛するお菓子の謎

お彼岸のお墓参りでのお供え物といえば、“ぼたもち”と“おはぎ”ですよね。

春の彼岸(春分の日)にはぼたもち、秋の彼岸(秋分の日)にはおはぎを備えるというのは結構有名な話です。

そこでちょっとしたトリビアですが、このぼたもちとおはぎの違いっておわかりになられますか?

実はこの2つの違いについてはその地方地方などによっても諸説があるのですが、このぼたもちとおはぎって全く同じものであり、呼び方が違うだけという説が有力なのです。

春の彼岸の頃には牡丹の花が咲くことからぼたもち(牡丹餅)、秋の彼岸の頃には萩の花が咲くことからおはぎ(御萩)と呼んでいるということです。

ただし前述したようにその地方による違いや異説もあり、「こしあんと粒あんの違い」であるという説や「原料がもち米かうるち米か」、とか「餡ときなこの違い」「大きさの違い」などの諸説が入り乱れているのが実情です。

ちなみにトリビアついでにもう一つ。サッカー界のレジェンド、「キングカズ」こと三浦知良選手は知る人ぞ知るおはぎ好きとしてファンの間では有名です。2005年に講談社から出版した自らの本の題名を「おはぎ」と名づけたくらいなのです(笑)。

古き良き日本文化独自の風習である彼岸会の仏事

どうでしたでしょうか?春分・秋分の日とお彼岸についての豆知識(?)。知ってる人からすれば「何を当たり前のことを」ってな感じなのでしょうが、意外と若い人達は知らない人も多いんですよね。

特に現代はお墓参り等、各家庭においての仏事が昔に比べて身近なものではなくなってきているともいわれています。前述したような核家族化というような家族構成の変化など、色々な要素が絡んでいる問題ですが、やはり1年に何回かは祖先に感謝して手を合わせるという習慣はこれからも残していってほしいと切に思いますね。

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