懐かしお菓子歴史が古い順ランキング 5位は森永のマリービスケット、4位はおまけとキャラメルのグリコ、ベスト3は?

何世代にもわたって親しまれている日本の伝統的なお菓子。日本という国が生み出した歴史と伝統ある有名お菓子をランキング形式でご紹介します。ここでは発売された歴史の古い順に5位から1位までをご紹介します。(商品の年齢については2017年時点でのものとします)

10位から6位までの歴史の古いお菓子ランキングについてはこちらの記事をご覧ください。

レトロでクラシックな製菓歴史順ランク 10位ライオン菓子のバターボール、9位に江崎グリコのビスコ・・

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5位 マリービスケット (森永製菓) 94歳

明治三十二年(1899年)創立の日本を代表する大手菓子製造老舗メーカー、森永製菓の「マリービスケット」が堂々5位にランクインです。

当然皆さんご存知であろう日本一有名といってもいいビスケット、「マリービスケット」ですが、皆さんはどういうイメージをお持ちでしょう。味は当然美味しいですよね。マイルドでコクがあって芳醇ながらもあっさりとした牛乳とバターの香りは何時の時代も不変のおいしさを提供してくれます。そんな上品なおいしさとともに、マリーの代名詞ともいえるのがその高級感なのではないでしょうか。

マリーアントワネット妃の名からつけられたというマリービスケットという洋風な名前とともに、洋風の家紋をあしらったビスケットのデザインとともに、その商品コンセプトは日本人の心をあっという間につかみ、現在に至っています。当時は高級品であったビスケットを日本人にここまで定着させたのはこの森永の「マリービスケット」であるといっても過言ではないでしょう。

そんな日本人にとってのビスケットの代名詞、「マリービスケット」が日本国内向けに初めて発売されたのが大正十二年(1923年)。時はまさに大正デモクラシー末期の事でした。教科書で習っていた時代ですよね。

パッケージビスケットの元祖として始まり、様々な定番商品の元ともなったマリービスケット。不変のおいしさをで現在でも根強い人気を誇るマリービスケットですが、最近では料理界の業界人の間でマリーを使った様々なレシピが考案されるなど、まだまだ衰えるどころか進化を見せています。マリービスケットが現役を終える事はしばらくないでしょうね。頑張ってほしいです。

4位 グリコ (江崎グリコ) 96歳

来ました来ました、大手メーカー、江崎グリコの代名詞ともいえる「グリコ」。大阪に住んでいた身としては、やはりグリコといえば道頓堀に掲げられているグリコ看板を思い出してしまいますが、一般的にはやはりグリコといえばお菓子の「グリコ」でしょう。大正十一年(1921年)に大阪の三越で販売開始となったのを機に、このレジェンドお菓子の歴史は始まりました。

「ひとつぶ300メートル」のキャッチコピー(300m走るのに必要なカロリーが摂取できるという意味)であまりにも有名な「グリコ」は、美味しいキャラメルとお楽しみの「おまけ」のセットが何といっても売りですよね。おまけ付きのお菓子といえば様々なものがありましたが、やはりわたし世代でその代表格といえばこの「グリコ」でしょう。その「グリコ」という商品名はこのグリコキャラメルの成分に「グリコーゲン」が含まれていることに由来しています。

このキャラメルとおまけを一緒にして売るというアイデアは、江崎グリコ創業者である江崎利一(えざきりいち)氏の発案なのだそうです。江崎氏は子どもたちのために「食べる事と遊ぶことという子供の欲求を同時に満たしてあげたい」との思いからこの画期的なアイデアを思いつき、この画期的な「グリコ」は瞬く間に子供たちのハートをつかみ、大ヒットロングラン商品となり今に至っています。今でこそおまけ付きのおやつという発想は当たり前ですが、その当たり前の発想を思いついた江崎利一氏はやはり天才という他ないでしょうパイオニアというのはやはり凄いのです。

ちなみに、一般的にこの「グリコ」のキャラメルの形状はハート型といわれていますが、わたし的にはピンときませんね。わたしの世代だとやはり四角いキャラメルという印象です。1953年から1987年の間の「グリコ」は大量生産のため角形だったのだそうです。わたしたちの世代はやはり角型のイメージですよね?皆さんはいかがですか。

ちなみにわたしはこの「グリコ」も好きなんですが、それ以上にグリコの「アーモンドキャラメル」が大好きなんです。「一粒で二度おいしい」のキャッチフレーズのアレです(笑)。こちらも調べたのですが、アーモンドグリコは結構新しく、昭和30年(1955年)の発売なのだそうです。参考までに(笑)。

3位 森永ミルクチョコレート (森永製菓) 99歳

懐かしレジェンドお菓子10位~6位をご紹介した記事の中で7位にランクインしていた「明治ミルクチョコレート」。ライバル企業である明治の老舗チョコレートの発売よりも8年早い大正七年(1918年)に販売を開始したのが、森永製菓の「森永ミルクチョコレート」。

茶色地の横長パッケージにはローマ字で大きな「Morinaga」の横文字。そしてその下には「Since 1918」の文字(1918年からという意味)。まさにチョコレートの元祖はうちだ!!という強烈な自負が垣間見える、森永製菓の意地とプライドを具現化したパッケージにも見えます。しかしそんなプライドも当然の事です。カカオ豆からチョコレートを一貫製造したのはこの森永製菓が日本で初めてだったのです。チョコレートの生みの親と言っても過言ではない存在、それが森永製菓なのです。パッケージにプリントされた「Since 1918」の一文も、そんな歴史的な背景を知ったら全く違う印象になるから不思議です。

厳選されたカカオの芳醇で豊かな香りとそれを一層引き立てるミルクの甘さとまろやかさ。この絶妙的なバランスはまさにチョコレートの元祖である森永製菓が長い長い歴史の中で生み出した奇跡のバランスといってもいいのではないでしょうか。

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2位 森永ミルクキャラメル (森永製菓) 104歳

森永製菓の勢いはとどまるところを知りません。第3位の森永ミルクチョコレートに続き、この第2位も森永製品が席巻しました。森永ミルクチョコレートと並んで、森永製菓の代名詞ともいえる大ヒット人気商品、「森永ミルクキャラメル」が堂々の2位にランクインです。

日本のキャラメルといえばこれ!!っていう程に日本のキャラメルのド定番の座を確保している感もあるこの「森永ミルクキャラメル」。とにかく甘くて香豊かでいつの時代のいつの世の子どもにも愛される、まさに日本の子どもたちの愛するお菓子といっていい存在です。

黄色地の真ん中に森永ミルクキャラメルの文字があり、そのうえには森永の代名詞ともいえるエンゼルマーク、そして中央ロゴの向かって左側には風味絶佳、右側には滋養豊富の四文字が並びます。そのほとんど変わりなきデザインはまさに様式美の世界へと昇華しています。これも含めての「森永ミルクキャラメル」なのです。

この日本のお菓子の歴史を支え続ける名作が誕生したのが大正二年(1913年)。キャラメル自体は明治時代から森永が力を入れてきましたが、バラ売りとなって現在の商品名となったのがこの年です。日本におけるお菓子の歴史が生まれた年といってもいいかもしれません。

うちの娘はこの森永ミルクキャラメルが大好きで、一緒に買い物に行ったらいつの間にやら買い物かごに入れられている事も珍しくありません。他のお菓子などだったら、一言二言注意するのですが、やはり自分も食べてきたこのお菓子に関しては子どもにも少し甘くなってしまうのは致し方ない部分なんでしょうね(笑)。

第1位 サクマ式ドロップス (佐久間製菓株式会社) 109歳

いよいよこのランキングも最後を迎えました(涙)。堂々の第1位に輝いたのはこの商品、佐久間製菓の「サクマ式ドロップス」。日本人なら一度は誰もが食べた事(舐めた事?)があるおやつ、お菓子であるといったら言い過ぎでしょうか?とにかくそれほどまでに日本人のDNAに既に刻み込まれている味といっていいと思いますね。

このサクマ式ドロップスが誕生したのは何と明治時代、明治四十一年(1908年)の事です。時の総理は西園寺公望から桂太郎へと受け継がれた年であり、わたしの大好きな新選組の剣士、永倉新八と斎藤一もまだ存命だった時代です。凄すぎです・・。てことはあの偉大なる幕末の偉人や明治維新の立役者で明治政府を支えて大正時代まで生き抜いた元勲たちもこのドロップを食べていた可能性も大いにあるという事です。うーん、やっぱ凄いです。

個人的にはこのサクマ式ドロップス、子どもの頃は本当に美味しい、ただただ単純に美味しいおやつ、というイメージでしたが、青春の日に見たある映画をきっかけとして少し見方が変わりました。そう、あの不朽の戦争名作アニメ、「火垂るの墓」です。劇中であの節子が大好きだったお菓子がこの「サクマ式ドロップス」だったのです。あの映画を見て以来、この佐久間式ドロップスを食べる時、いや売っているサクマ式ドロップスを見ただけで、「ああ、節子に食べさせてやりたかったな・・」という思いが脳裏をよぎるようになりました。まあよぎった後に普通に美味しくいただくわけですが・・(苦笑)。ちなみに節子の絵があしらわれた、火垂るの墓とコラボした復刻版サクマ式ドロップスが過去に発売されるなど、なかなかにシャレの効いたセンスも素晴らしいです。

個人的にサクマ式ドロップスの大きな個性といえば、一缶に何粒か必ず入っていたあの白いハッカ味のドロップの印象が強いです。あのハッカ味、子どもの頃は苦手でいつも母親に食べてもらってましたね。母親は喜んで「これが美味しいのにねえ・・」とほおばっていましたね。ちなみにこのハッカ味だけを集めたサクマ式ドロップスもあるんです。好きな方にはたまらんですよね(笑)。

 

というわけで、日本のお菓子に歴史あり!って感じで歴史の古い現役お菓子をランキング形式でご紹介して見ました。

どうでしょうか。お好きなお菓子は入ってましたか?個人的にはこのランキング、わたしがこのランキングを質問してうちの妻や両親がベスト10の商品を当てるというクイズをしたら、メチャクチャ盛り上がってしまいました。うちの子どもは知らない商品が多かったので少々取り残されて不機嫌でしたが(笑)。おススメです。特に三世代や四世代同居などの家庭では盛り上がる事請け合いですよ。

それにしてもこのランキングを見てつくづく思うのは、日本のお菓子ってやっぱりレベル高いよなあ・・という事ですね。海外に行って海外のお菓子とか食しても本当に酷いものが当たり前のように売ってますからね。それを考えると、日本人の物作りに対する姿勢やこだわりというのはやはり世界に誇るべきものなのだと再認識しますね。だからこそここに紹介したお菓子たちも時代・世代を超えて愛され続けるロングセラーとなっているのでしょう。

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