アニメゲゲゲの鬼太郎のテレビ主題歌歴代歌手一覧 アニソン史に残るオープニング曲!OPテーマの各世代の違いとは?

1960年代にはじめてアニメ化されて以来、幾度となくアニメ版がリメイクされては放送され、どの世代からも愛されてきた水木しげる作の国民的妖怪アニメ、「ゲゲゲの鬼太郎」。

そんなゲゲゲの鬼太郎の代名詞の一つといえば、あまりにも個性的な歌詞と親しみやすいメロディでこれまた国民的アニソンともいえるほど有名な、あの「ゲゲゲの鬼太郎」オープニングテーマでしょう。「ゲッ、ゲッ、ゲッゲゲのゲー、あさーは寝床でグーグーグー・・」で始まるアレです(笑)。

各世代にわたって親しまれてきた国民的アニメソングの歴代の歌手についてご説明していきたいと思います。

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作詞・水木しげる、作曲・いずみたくの超大物二人が手掛けた国民的アニソン

まずは簡単にゲゲゲの鬼太郎の主題歌、オープニングテーマについてご説明しておきましょう。

前述したように、ゲゲゲの鬼太郎はこれまでに何度もアニメ化され、その都度設定や登場人物、製作スタッフなどが多かれ少なかれ変わってきましたが、ゲゲゲの鬼太郎の主題歌、つまりオープニング曲だけは全く変わらず第1作目から使用され続けてきました。

ただし、歌っている歌手は何度か変わっており、それぞれかなりのビッグネームが起用されている事も良く知られています。

原曲の作詞は漫画原作者の漫画家・水木しげる氏が自ら手掛けたものであり、作曲は数々の大ヒット曲を手掛けた超大物人気作曲家であり、元参議院議員でもあったいずみたく氏が担当されています。

水木先生の世界観を具現化したような、ゆるくて子供たちにとっての心理を代弁したような(笑)歌詞。そして日本を代表するメロディメイカーであるいずみたく先生の覚えやすく口ずさめる、一度聞いただけで覚えてしまうポップなメロディの化学反応により、この鬼太郎ソングは発表から50年近く経った今でも日本国民の多くが口ずさめる程に親しまれ続けています。

そしてそれぞれの各年代の歌手たちのバージョンごとに編曲が異なり、それぞれで微妙に違ったアレンジを楽しむこともでき、それがそれぞれのオリジナルさや違いを際立たせているとも言えますね。

第1作&2作目 昭和43年(1968年)・46年(1971年)版 歌手:熊倉一雄(くまくらかずお)

個人的には、ゲゲゲの鬼太郎の主題歌といえばこれですね。まあ世代的に第2シリーズ(昭和46年版)の再放送で育った世代なので(苦笑)。40代中盤から上の世代はこの第1・2シリーズで育った人が多い事と思います。

熊倉一雄さんが歌ったこのアニメ第1シリーズ&第2シリーズの主題歌は、まだレコード時代だった当時、およそ30万枚を売り上げるというアニメ史に残る大ヒットを記録しました。現在とはシングルレコードの売り上げ基準が大きく違うとはいえ、この数字は驚異的といえますね。

熊倉一雄さんの歌うこのヴァージョンの他のヴァージョンとの最大の違いは、音が1音低いという事でしょう。そんな熊倉さんの音域と独特の声のおかげもあり、他とは一線を画したオリジナル感が満載の一曲となっていますね。

ちなみに歌っていらっしゃる熊倉一雄さんといえば、日本における声優としての最初期から活動された名声優であり、俳優や演出家としても長く活躍された大御所です。惜しくも2015年に88歳で逝去されましたが、それまで第一線で活躍してこられました。

あの独特なねちっこくて何とも言えない味のある熊倉さんの歌を生で聴けないのは残念ですが、いつまでたっても熊倉さんの歌った鬼太郎テーマ曲はアニソンのアンセムであり続けると思いますね。

編曲は大柿隆さんが担当しています(オープニング映像でのクレジット表記は無し)。

第3作目 昭和60年(1985年)版 歌手:吉幾三(よしいくぞう)

恐らく30代から40代前半の人々にとってはこの第3作目こそが鬼太郎!!って人も多いのではないでしょうか。

鬼太郎の声優が野沢雅子さんから戸田恵子さんに変わり、その他の声優さんや絵柄や登場人物、雰囲気なども前作とはガラッと変わったこのアニメ第3シリーズ。主題歌も熊倉一雄さんから吉幾三さんへとチェンジしました。

同時に曲調も大きく様変わりしました。熊倉さんの時のある種おどろおどろしさは無くなり、よりアップテンポなアニソン然とした曲になりましたね。と同時に、一聴して「あっ、吉幾三だ」とわかるほどに吉幾三節を響かせているのも流石ですね(笑)。

この鬼太郎主題歌を歌った当時の吉幾三さんといえば、まだあの大ヒットシングル「雪國」発売前であり、「俺ら東京さ行ぐだ」のヒットと「夏・体験物語」のちょっとエッチな教師・金井玉二郎役というはまり役で、かなりコミカルなイメージが強く出ていた時代です。演歌歌手の大御所として定着していく前の吉幾三さんですね。

曲の途中でセリフ挿入があるなど、かなり新機軸を打ち出した新世代の鬼太郎ソングです。「ゲッ、ゲッ、ゲゲ・・ゲのゲェーー」という、吉さんバージョン独特のタメが個人的にはツボですね(笑)。

編曲は野村豊氏が担当されています。

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第4作目 平成8年(1996年)版 歌手:憂歌団(ゆうかだん)

この抜擢には驚きましたね。大阪を、いや日本を代表するブルース・バンドの憂歌団がまさかまさかのゲゲゲの鬼太郎オープニングテーマですよ。今度の鬼太郎オープニングは憂歌団が担当、というニュース聞いた時には本当にびっくりしましたね。

前作80年代鬼太郎の吉幾三OPで少しポップス調・メジャー路線へとシフトした感のあったゲゲゲの鬼太郎オープニングテーマですが、この憂歌団バージョンは再び熊倉一雄ヴァージョンに近いおどろおどろしさを湛えつつも、憂歌団らしいブルースっぽさを存分に堪能できる流石のアレンジとなっています。

オリジナルに最大限のリスペクトを払いつつもしっかりと憂歌団の代名詞ともいえるブルージーさを聞かせてくれるさすがの名曲です。

編曲はもちろん憂歌団自らが担当しています。

第5作目 平成19年(2007年)版前期 歌手:泉谷(いずみや)しげる

2007年4月から始まったゲゲゲの鬼太郎第5シリーズの前期(第1話から51話まで)のオープニングを担当したのが、破天荒フォーク歌手の泉谷しげるさん。破天荒キャラクターとはいっても、その破天荒キャラはビジネス破天荒だったというのが「有吉反省会」で明らかになったばかりですが、泉谷さんの本分はバリバリのフォーク歌手なのです。

とはいえ、このゲゲゲの鬼太郎オープニング泉谷しげるVersionは非常に粋なナンバーとなっています。キレのいいエッジの効いたギターカッティングからイントロが始まり、そこにホーンセクションが乗ってくるという、非常にジャズ/フュージョン色の濃いアレンジとなっています。そこに乗ってくるのがあの泉谷節ともいえるヴォーカルなのです。シャウト等には泉谷しげるらしさも存分に味わえるという、非常に質の高いアレンジとなっています。

編曲は作曲家の堀井勝美氏が担当しています。

第5作目 平成19年(2007年)版後期 歌手:ザ50回転ズ

現在までの鬼太郎アニメシリーズで唯一、放送期間中にオープニングテーマ曲担当歌手が変更となったテレビアニメ第5シリーズで泉谷しげるの後を受けて第52話から最終100話までを担当したのが日本のロックバンド、「ザ50回転ズ」。

かなりザクザクなギターリフが強調された、歴代鬼太郎オープニングの中でも最もロック色の強いアレンジがこのザ50回転ズのヴァージョンです。

まあそれもそのはずでしょう、このザ50回転ズはバリバリのスリーピースロックバンドなのですから。イントロやヴォーカルなどはかなり原曲に対するリスペクトを感じますが、ギターを大幅にフィーチャーしたアレンジは非常に斬新ですね。ロック好きなわたし的にはもちろんこのアレンジ、大好きです(笑)。

曲を聴いてもらえば一目瞭然ですが、もちろん編曲はザ50回転ズ自らが担当しています。

おまけ ウエンツ瑛士主演実写映画第1作目 歌手:小池徹平

アニメシリーズではないですがついでに(苦笑)、ウエンツ瑛士が主演した実写映画版の方もご紹介しておきましょう。

この作品ではウエンツ瑛士とWaTでデュオを組んでいた小池徹平がゲゲゲの鬼太郎オープニングテーマを歌っています。

この小池徹平版「ゲゲゲの鬼太郎」は、WaTの二人がそれぞれソロ名義で発表した「Awaking Emotion 8/5/my brand new way」に収められているボーナストラックナンバーとなっており、編曲は前嶋康明さんが担当しています。

ちなみに「Awaking Emotion 8/5」はウエンツ瑛士のソロ曲で、自身が主演するこの映画の主題歌となっています。

TVアニメ版ではないですが、やはり気になってしまいますよね。

2020年まであと3年‥2010年代の新ゲゲゲの鬼太郎製作に期待

というわけで、どうでしたでしょうか?1960年代から70、80、90.2000・・と10年刻みの世代ごとに鬼太郎はアニメ化されてきました。

とそこで気になるのが、2010年代にはまだテレビアニメシリーズが制作されていない点ではないでしょうか。1968年からディケイドごとに受け継がれてきた鬼太郎の新作が10年代で途切れることはあまりにも惜しいと思うのはわたしだけではないはずです。

2020年代突入まであと3年を切った今、何とかテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の最新作が制作されることを期待したいですね。もちろん2010年にお亡くなりになった目玉おやじの声優・田の中勇さん不在というとてつもなく大きな穴をどうするかという課題はあるのですが・・

その課題を乗り越えて新作が制作されたその時にどんな歌手、アーティストがこの不朽の名アニメソングをどんなアレンジで歌う事となるのか?もちろんそこにも大いに期待したいですよね。

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